やっぱり『やもり通信』

海外生活一区切り。これからは日本の生活メインの内容になりそうだけど、タイトルはやっぱり『やもり通信』・・・で、いいかなっと。

新年最初に観た映画『13人の命』(鎌倉殿ではない)

新しい年になって早一週間。

去年の最後に書いたブログの続きを書こうと思ったけど、1月1日の夜に観た映画があまりにも衝撃的だったのでまずそちらから。

 

1月1日は日曜日だったので「映画鑑賞Night」

毎週ではないけれど(でもほぼ毎週だな…)週末には『Prime Videoウォッチパーティ』で夫とチャットしながら6,000kmの距離など感じず映画を楽しんでいるのですが、この日はまさに2023年スタートの日。

【新年のスタートにふさわしい映画が観たい】ということでチョイスされたのが

『13人の命』

理由:①結末が分かっているので安心して観られる。

②実話に基づいた話で監督があのロン・ハワード!(『バックドラフト』『アポロ13』『ビューティフル・マインド』『ダ・ヴィンチ・コード』…)

 

タイの洞窟に閉じ込められたサッカーチームの少年たちの話。

確かに記憶にありました。

確か、結局全員無事救出されたはず。

詳細は覚えてないけど、つまり遭難した子どもたちが無事助け出されるという、ハラハラドキドキはありそうだけど最後は「やったぁ!よかった、よかった」と幸せな気持ちになり、そして「困難があってもがんばろう!」という前向きな気持ちになれるはず。

うん。新年のスタートにふさわしいじゃん。

 

youtu.be

 

そう思ったんですけどねー。

いや、想像の遥か上を行く展開に、途中マジで怖くてたまらなくなりました。

 

最後が分かっているのに

結局助け出されることが分かっているのに

でも、そこにたどり着くまでの過程ってこんなにすごかったんですか??

これって本当に実話??

と、何度思ったことか。

 

その救出方法についてはすでに世の中には知られていたようですが、

私は全く記憶になかったのでもうビビりまくり。

 

 

・・実はもう10年近くご無沙汰していますが、ダイビングの免許を持っていて、

一時期はいろいろなところを潜っていました。

なので、海の美しさとかダイビングの楽しさ、素晴らしさ、

と同時にヒヤッとすることや「やばっ💦」と思うことも何度か体験しているので

もうあの状況の難しさ・怖さが胸にざくざく刺さってくるし、途中、何度か息苦しくもなりまして。

 

新年早々、なぜこんなに心臓に悪いものを観てしまったのだろう・・・

 

そういえば、2022年の最後に映画館のスクリーンで観た映画が

『AVATARーWay of waterー』だったなぁ・・・

あの映像美にすっかり魅せられて「あぁ、またダイビングしたい〜〜🤿💖」と思ったばかりだったのに。

 

そんなことを考えながら、

 

2023年最初の映画『13人の命』を観て

どんなに辛いことがあっても成功・解放を信じて頑張り抜けば救いの手が届くのだ

というメッセージよりも

最終的に救われるとしても、そのためには想像を超える何かを乗り越えないとならないこともあるんだから覚悟せよ!

というちょっと身の引き締まるようなメッセージの方を強く感じてしまったのでした。

 

気楽に観られる内容ではないですが、

まだ観ていない方、お時間ありましたらぜひ!

ロン・ハワード監督のこの作品(2022年 上映時間149分)は日本では劇場公開されておらず現在はAmazon Prime Videoでの独占配信となっているようですが、

Netflixでも遭難事故に遭った本人たちのインタビューを中心に作られた

『奇跡の13人:僕らのタイ洞窟生還期』という1時間43分のドキュメンタリー映像と『ケイブ・レスキュー:タイ洞窟決死の救出』というドラマシリーズ(6エピソード)があるようです。

 

では、2023年も素敵な映画ライフ