やっぱり『やもり通信』

海外生活一区切り。これからは日本の生活メインの内容になりそうだけど、タイトルはやっぱり『やもり通信』・・・で、いいかなっと。

リアルがバーチャルに破れた日

もちろん、そんな多大な期待は全くしていませんでした。

だって「1,000円ぽっきり」なんですから。

 

そんなものすごいアトラクションであるわけがない。

(だって映画1回分より安い)

 

でも、パッとこの写真を目にしたときは「おぉ?」って思ったし、

ikebukuro.keizai.biz

 

「天空のジップライン~大都会の空を疾走しよう!~」

 

・・・なーんてキャッチコピーは、とても魅力的。

 

そんなにすごいスリルが味わえるわけはないとしても、とりあえずビルの屋上でのぶら下がり体験なら面白いだろうし、

逆に「1,000円ぽっきり」なんだから、途中でビビって帰りたくなるくらいのスリリングすぎるレベルでは決してないはず。

 

 と、このアトラクションにfacebook上でちょっと興味を示したら、「一緒に行きませんか?」とコメントしてくれた人もいまして、早速その友人Iさんと、この猛暑の中「池袋サンシャイン60」へと行ってきました。

 Iさんが専用サイトを見つけてくれたので、それに従って行動。

 

 

 まず、サンシャイン60展望台内の専用受付カウンターで配布される「整理券」をもらうべく、10時前から展望台行きエレベーターの前で待つ。(朝10時にここに行くためには家を8時に出なければならない、という埼玉県“奥地”在住者・・・がんばりました)

 

ここが専用受付カウンター

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整理券番号に従っての順番待ちになるようだから、できるだけ早めに行っておこう・・・

という心配はありませんでした。

 

「あれ? 私たち2人だけ??」

 

 その後、「整理券」の提示、「誓約書」へのサイン、安全ベルトの装着方法の説明・・・あ、その前に私物は全部ロッカーに。

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 ここで安全ベルトを取り付け、ヘルメットをかぶり、私たちに続く体験希望者の姿を見ないまま、とってもフレンドリーでにこやかなスタッフさんと一緒に屋上へ。

  

 安全上の理由から私物はすべてロッカーに入れたので、屋上のその場からの景色や友人Iさんが滑空している勇姿を写真に収めることもできなかったのですが。

一応、上からの眺めはこんな感じ。

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ただしこれは、60階の展望台〜体験型アトラクションスペース『スカイ・サーカス』〜 から撮ったものなので、「地上231m」よりはちょっと低い感じです。

 

で、このあと私たちはこの景色の上を滑空❣

 

いや、ここからいったいどこへ??

宣伝ポスターには書いてあったよね。

 

『地上231mの高さのビルの屋上内で18mの距離を滑走し、・・・』

 

目の前に広がる景色を見ながら、思わずスタッフさんに聞きました。

 

「で、どこでやるんですか?」

 

スタッフさんが指さしたのは微妙に上空。私たちの頭の上あたり。

 

そこには・・・1本のロープ。

ロープの両端は、20mほど距離をおいて置かれている2つの盆踊りの櫓(やぐら)、あるいは工事現場の足場のようなものにつながっており・・・。

 

いや、分かっていました。滑空距離は18m。

 

これは、決して長い距離じゃない。

 

まさかビルとビルの間を滑空・・・とか、そんな事を考えていたわけじゃない。

 

だって、だったら「1,000円ぽっきり」のはずがない。

 

 

でも、だったら私は何を期待していたんだろう?

 

よく分からないまま、まず友人Iさんが、あっちの櫓(あるいは工事現場の足場)からこっちの櫓(あるいは足場)へ、シャーっと横移動し、続いて私も。

 

無事対岸(?)に移動し終わった私たちを、「お疲れさまでした〜!」と笑顔で讃えてくれたスタッフのみなさん。

 

あぁ、ごめんなさい。

私は全くスリルを感じることができませんでした。

でも、暑い中、初めての試みであるこの屋上アトラクションを成功させるべく笑顔で頑張るみなさんの姿は、私には眩しく映りました・・・

 

 

 こうして、私たちは地上321mというビルの屋上での滑空アトラクションを終えたのですが、あまりの「あっという間」さに、このまま予定していたそば屋へ直行してランチ・・・という気分にもならず、ついふらふらとこの展望台スペースで繰り広げられているVRのアトラクションのひとつへ。

 

 そう。

 ここ、サンシャイン60の60階にある展望台スペースは、『スカイ・サーカス』と名の付いた体験型展望台5種類のVR(バーチャル・リアリティ)のアトラクションも楽しめるので、こちらは多くの人で賑わっていたのです。

 

  どのVRも1回500円で楽しめるということなので、その時一番待ち時間が少なかった《ウルトラ逆バンジー》やってみることにしました。

 

500円を払ったら、

誓約書にサインすることもなく、

安全ベルトを装着することもなく、

もちろんヘルメットもかぶらず、

ただ、映画館から一部切り取ってきたようなイスに腰掛けて

イスに置いてあったゴーグルを付けてワクワクしながら待っていたら

いきなりこんな体験ができてしまうVR。

www.youtube.com

・・・って、これだけじゃ内容まではほとんど分からなくて申し訳ありませんが、

とにかく一瞬にして、私は上空高く放り出され、そのままぐんぐん空を突き抜け、

あぁ・・・地球があんなにきれいに見える。そして今度は落下。ものすごいスピードで急降下!!

うひゃぁ〜〜〜・・・

 

 

こういう時代なんですね。

 

「1,000円ぽっきり」の天空ジップライン

「ワンコインVR」のウルトラ逆バンジー完敗です。

 

60階のビルの屋上まで行ったのに。

確かにビルの屋上から東京の景色をこの目で見たのに。

そしてほんの18mとはいえ、地上231mという場所でロープぶら下がり体験をしたのに。

そんな全てのリアル

バーチャル・リアリティというテクノロジーの前に一気に色褪せてしまったというこの事実。

 

リアル(現実)よりバーチャル(仮想現実・・・偽物?存在しないもの?)が面白い。

 

そういうこと。

 

この日、サンシャイン60の展望台に来ていた多くの人が選んでいたのはリアル(天空ジップライン)ではなくバーチャル(VR体験)

 

 

そのうち、登山海水浴もリアルではなくバーチャルが好まれるようになっていくのかも。

 だって、バーチャル登山なら超危険なところから絶景を見るのだって容易いし、リアルではなかなかお目にかかれないレアな生物に会えたり、珍しい高山植物を見つけることもできるかもしれない。虫に刺される心配もない。

 

 海水浴だって、沖に出てみたらイルカの群れに遭遇してそのままイルカの背に乗って海洋散歩ができちゃうかも。実際の海だったらいくら塩の浮力があってもいつまでも泳いでいたら疲れるし、陸へ帰るまでの体力は温存しておかなきゃ・・・と常に考えていなきゃだけど、バーチャルならそんな心配もないだろうし。透明度抜群のところでシュノーケリングしていたら、夢中になりすぎて背中が日焼けでヒリヒリ・・・がリアル。海にプカプカ浮きながらいつまでも魚たちを眺めていられて、なんならそのまま海の底へGo! が、バーチャル。

 

 実体験すること(=リアル)の楽しさ、ワクワク感が

 想像をはるかに超えた作られた世界(=バーチャル)を求める気持ちに敵わなくなる日が、きっと来ちゃうんだろうなー

 

 なんだか寂しいけど、これは避けられない現実なんじゃないだろうか。

 

 

 自分の中で「リアル」が「バーチャル」に完敗・・・というリアル体験から、そんなことを考えた8月のとある猛暑の日のお話。

 

明日から夏休み👒 〜N中生活ちょっと紹介〜

そうなんです。

7月30日火曜日の今日が、子どもたちが通っているN中等部の夏休み前最後の登校日でした。

明日、7月31日(水)から始まる夏休みは、8月31日(土)までの1ヵ月間。

火曜日のみ通学の「週1コース」で通っている子どもたちが次に学校へ行くのは9月3日(火)になります。

 

ということで、この4月から「最低週1回は外出する(=学校へ行く)」というペースで生活してきた我が家のティーネイジャーたちは、「毎日100%自分の時間は自分で管理する」という生活が1ヵ月間続くことになるんですが。

 

実際、「毎日家にいる」「週1回だけ家にいない」の違いって如何ほどなんでしょうねえ?

もちろん、子どもたちの感覚と私自身の感覚とは微妙に(?)違うんでしょうけど。

 

ご参考までに、子どもたちが学校へ行く火曜日はどんな日になっているかと言うと、

 

7:25 最寄り駅まで車で。

 坂戸生活開始をきっかけに25年ぶりにハンドルを握っている私が駅までの送迎係。家から最寄り駅までは2㌔ちょっとで歩くと25分ほど。歩いて歩けない距離ではありませんが(でも25分はちょっと遠い)、そこから電車と地下鉄を乗り継いで都内の秋葉原キャンパスまでは1時間半以上かかるので、さすがの私も「運動不足解消のため歩け」とは言えず(笑)

 

9:20ごろ N中等部秋葉原キャンパス到着

 遠方から通う生徒もいることが考慮されているようで、登校は9:30まで。(ありがたい💦)

 

そして、

9:30〜10:00「はじまりの会」

 一般の学校のホームルームのようなものでしょうか? 

 そして

10:00から授業開始なのですが、このへんはもう私には未知の世界。

 かつて通っていた日本人学校のように親が学校へ顔を出すようなことはまずないので、子どもたちの学校でのようす、学校で行われている授業のようす、先生の顔ぶれ、学校内の雰囲気・・・もう全く分かりません。

 

なので、学校のパンフレットにあるタイムテーブルの週1コースの部分ををコピペ。

1 Day Course(週1)

ライフスキル学習 1コマ 基礎学習(国数英) 2コマ 英語 0.5コマ プログラミング 0.5コマ

  • コマ
  • 時間
  • 所要時間
  • 9:30〜10:00
  • 30分
はじまりの会
  • 1
  • 10:00〜10:50
  • 50分
ライフスキル学習
  • 10:50〜11:00
  • 10分
休憩
  • 2
  • 11:00〜11:50
  • 50分
基礎学習(国数英)
  • 11:50〜13:00
  • 70分
昼食休憩
  • 3
  • 13:00〜13:50
  • 50分
基礎学習(国数英)
  • 13:50〜14:00
  • 10分
休憩
  • 4
  • 14:00〜14:50
  • 50分
英語プログラミング
  • 14:50〜15:20
  • 30分
おわりの会

 

※Webページのタイムテーブルでは10:00からの授業は「21世紀型スキル学習」となっていますが、実際には(少なくとも週1コースでは)「ライフスキル学習」と呼ばれる授業を行っているようです。

※このタイムテーブルでは「基礎学習」が2コマありますが、午後のこの時間は(週1コースだけかもしれませんが)「自由選択」という授業になっているようです。

 

で、これらの授業の内容ですが、この4ヵ月間、子どもたちから聞いてきた話を参考にまとめてみると

 

ライフスキル学習自分を知る、他者との関わり方を学ぶ・・・などを柱にしながら「人との話し方」、「自分や相手の感情がどんな時にどういう動きをするか」等、人間性や社会性を育てるための時間。

 

基礎学習:中学3年間で学ぶべき基礎的な学力を身につける時間。《N予備校》という教材(アプリ)を使い、その時間は《国・数・英》のどれか好きなものを自分のペースで勉強。

自由選択:名前のまんま。自分の好きなことを自由に学べる時間。上の《N予備校》の3教科を進めてもいいし、プログラミングの授業でやっている「スクラッチ」をやるのもOK. 英検が近づいているときは英検の勉強もOK. また《N予備校》の中には基礎3教科以外にも「Webデザイン」「プログラミング」と言ったコースもあるので、それらをやってみるのもOK.・・・ということらしいです。

英語:これが、ちょっと不思議なんですが・・・ これだけ各自が自分の興味ある内容を自分のペースで学べるスタイルになっているN中等部において、なぜかここだけ「一斉授業」の形が取られているようで。しかもその内容が・・・いや、たぶんこの4月に開校した学校なので、中学1年生を対象にしている(たぶん人数が多いから?)ということなのかもしれませんが、それにしても、ものすごく基礎的な(基礎すぎる)内容で、「2時間かけて通ってきて、・・・これ??(TдT)💦」というものらしく。いろいろ事情もあるのでしょうが、パンフレットに書かれている「ネイティブ英会話」の授業も週1コースでは行われないようなので、この点は改善してもらえるとありがたいなァ、という部分です。

 「英語」のカテゴリーの中では「ロゼッタストーン」という教材も使っているそうですが、これはほかの授業と同じく自分のペースでどんどん進めていくスタイルだとか。

 なので、「初級英語」だけがN中等部で唯一、一般の学校と同じように「一人の先生が生徒のたちの前に立ってみんなに同じことを教える」というスタイルになっています。

プログラミング:今は主に「Scratch(スクラッチ)」を使って、基本的な扱い方やゲームの作り方などを学んでいるうようです。

 

 以上、これがN中等部で生徒が学ぶことのほぼ全てと言っていいと思います。

理科とか社会とか家庭科とか体育とか・・・そういうのはここでは勉強しないので、受験等で必要となった場合は必要に応じて自分で勉強する、ということになります。

 

 中学までは義務教育なので、教科書は全ての教科(資料集なども)在籍中学を通じて無料で受け取ることができます。我が家の子どもたちのように、たとえ(教科書を使って全ての教科をまんべんなく教えてくれる)学校に通っていなくても、その教科書を読んだり、読んでわからないことはグーグル先生に聞いたり、図書館で詳しく書いてありそうな本を探してみたり、あるいは本屋に行って分かりやすそうな解説本や問題集などを買って自分でやってみれば結構、なんとかなる・・・んじゃないんですかねぇ、今の世の中は。

 

 で、いよいよ分からなかったら、例えば我が家の場合は、その週1回通っているN中の「自由選択」の時間にそういう勉強をする・・・とかもOKなのかな? そのへんはよく分かりませんが。

 でもイマドキの子どもは、ネットの掲示板とかに「これが分からないんですが〜」と書き込めばいろんな人が答えてくれることも知ってますからね・・・。

 

 いろんな形で勉強できちゃうんですよね。

 

 と、長くなりましたが

そんなN中等部に通う我が家の子どもたちも、1ヶ月の夏休み。

そういえば、一人は受験生だったりします。

ゲロゲロな暑さの中でスタートした夏休みですが、有意義な1ヶ月になりますように。

まずは、体調崩さないで乗り切ることが第一かな。

 

ホントにこの暑さと湿度・・・💦

受験生もその父も母もその他周りのサポーターも、

そして受験にはなんの関係のない人も、受験生ではないけど人生の帰路にさしかかっている人も・・・

みなさん

元気にこの夏を乗り切りましょう!

 

 

 

令和はじまり、平成をおもう。

いや、日本中(・・・ってわけでもなかったのかな?)大騒ぎでしたね〜。

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 確かに年末のカウントダウンは毎年できることだけど、改元の新時代へのカウントダウンって・・・ねぇ?

 今回の(平成の)天皇陛下をブラックから救おう!という動きが実現しなければ(死ぬまでご公務…なんてブラック以外の何物でもない)あり得なかったもの、と思うと、これはもう貴重な一瞬、と、もちろん私も思います。

 

 そして、そんな貴重な瞬間に日本にいる私たち。特に日本での生活経験があまりない子どもたちにとっては、「平成を振り返る」というテレビ番組がやたら多かったこの数日間は、かなり貴重だったといえるかと。自分たちが生まれる前からの日本の歩みをざーーーーっとおさらい・・・じゃなくてお勉強できちゃったわけですから。

 

 で、そんなテレビ番組や新聞の特集記事なんかを見ながら、やっぱりそれなりに考えたりした人も多かったのではないかと思います。

 

自分にとっての【平成】は、どんな時代だったんだろう、って。

 

もちろん私も考えましたが、

でも私にとっての【平成】は、考えるまでもない、というか、

あまりにもわかりやすい時代だったので、それはそれでかなり感慨深いです。

 

初めて親元を離れて一人暮らしをしたのが平成元年

しかも、

初めての一人暮らし=初めての海外生活 でもあって。

 

 この海外生活(『青年海外協力隊』というやつです)がらみで、今まで全く出会ったこともなかったような強烈で強力な個性の人たちとどっさり知り合い、自分がいかに平凡に能天気に生きてきたかということを思い知り・・・。

 こんな自分でも大丈夫か? と思うと同時に

 これからの2年間、どう頑張っても今の自分では想像できないような色んな出来事に遭遇するんだろう、という不安を超えた期待感、というか、えぇい!考えてもしょうがないや、という若さゆえの潔さ(!?)で、マレーシアに向かったのが平成の始まりの年でありました。

 

 で、そのあとは東京暮らしを挟んだりしながら東南アジアの国にご縁のある生活が続き、結婚したらちょっと離れて東アジアに進出。

 そういえば、初めて母になったのが平成16年だったから、今思うとちょうど平成の折り返し点だったらしい・・・。

 

 家族が4人になってからは東南アジアからアフリカ(というか北アフリカ/アラブ諸国)、そして初のヨーロッパ生活、そしてこれまた人生初の「英語圏の国」での生活・・・と、もうあっちこっち、それはそれは楽しく好き放題に過ごしてきたのが私の【平成】(笑)

 

 そして、今、この【平成】から【令和】へと移り変わる瞬間を日本で迎えているという・・・。

 

 そんな私たちの平成最後の晩餐は・・・

 私個人としても、また家族とのこれまでの生活の中でも思い出深い店に、義母と子どもたちと行ってきました。

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 大学時代(バイトで)がっつり稼がせてもらった、ハンバーグとコーンスープと今は無きメリーゴーランドと・・・その他いろいろ美味しいこの店。今住んでいる埼玉県坂戸市の隣の市にもあるのですが、車で15分ほどと近い割には「ドンキーは恵庭(実家)に帰った時に行くところ」という意識があるからか、この鶴ヶ島店にはあまり行ったことがなく。

 

そう。前にこの店に行ったのは2011年3月

エジプトからの退避帰国中東日本大震災が起こり、埼玉県内も計画停電が実施されていた頃。家のある坂戸市と「びっくりドンキー」のある鶴ヶ島市では停電の時間帯が違うことを知って食べに行ったのです。私たちの他にお客さんが一組しかおらず・・・こんなガラガラのドンキー初めて、と驚いたあの日のことは今でもはっきり覚えているのに、もう8年も前。

 

 それを言えば、ドンキーで日々ハンバーグを運んでいたのは・・・、あれは平成だけじゃなくて昭和の時代だったりもするわけで。

 

あぁ、私は

ずっと親元にいた昭和

外に出たままほとんど帰らず…となった平成

そして

久々に日本が拠点となった令和

と、わかりやすーーーい人生を送っているなあ、としみじみ思います。

 

 さて、子どもたちもぐんぐん成長していくことですし、また気を引き締めてしっかり毎日を過ごしていかねば・・・。

 

  

 無事退位された天皇陛下と美智子さまは、このあと、どんな気持ちで「令和の朝」を迎えられるんだろう・・・なんてことも、つい考えてしまいます。これからは100%自由に過ごせる…とか、そういう訳にはいかないだろうけど、でも本当によかった。

 

 

2019年5月1日。

私たちの令和が素敵な時代となりますように・・・。

まさかの『ニコニコ超会議』で、呼び覚まされた我が昭和時代w

『ニコニコ超会議』って聞いて、

「あぁ、あれのことね。」とか、

「え?あれに行ったの?」というような反応をしてくれる人は、これを読んでくれている人の中にいったいどれくらいいるんだろう? とつい、思ってしまいますが・・・。 

 

かくいう私も、

まさか自分がこの手のイベントに行くことになるなんて思ってもいませんでしたから。

 

もちろん、ニコニコ動画 という名前は聞いたことがあるし、その動画も一応見たことはあります。何回かは。

 

 でも、その『ニコニコ超会議』というものが

ニコニコ動画を提供している株式会社ドワンゴが主催するニコニコ動画の「会議」(オフラインミーティング)👈つまりオフ会 を自称した参加型複合催事である。ニコニコ超会議 - Wikipediaより)とか言われても???だし、

 

 公式サイトに行って、まずは ニコニコ超会議とは?というところを見ても・・・

 

ネット発!みんなで作る日本最大級の文化祭
登録会員数6,000万人を超える「ニコニコのすべて(だいたい)を地上に再現する」をコンセプトに開催する、ユーザーが主体となるニコニコ最大のイベントです。

 

 

え~〜ん💦 やっぱ、わかんないよぅ・・・

 

でも、子どもたちがN中に通い始めた、というご縁で、いきなり この超イマドキのイベントに足を運ぶ機会に恵まれまして・・・

 

平成もカウントダウンが始まった4月28日、イベント2日目の日曜日にはるばる千葉の幕張メッセまで行ってきました。N中生になってまだ日も浅い長女とふたりで。(ネット世界の事情には私よりもずっと詳しいはずの長男はしかし、人混みと大音響が苦手という理由により今回はパス)

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いや、すごかったです。

 

まず人の多さ。

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というか、若者・・・気合いの入った若者の多さ(笑)

もうね、コスプレは当然というレベルのイベントなので

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入場口の前にこんな看板まで。

もちろん、私たちは普通の服装で行きましたけどね。

 

で、いったいこのイベントではどんなことが行われているんだ?

ということは、公式ページやその他いろいろなところで個々にチェックしていただきたいと思うんですが、

 

こういう世界に関してはシロウトの立場から、ざっくり説明するとしたら、大きく分けて2つ、

1.コンサート

いつもはYoutubeで見ているような映像に入っていける=コンサートに行ってみんなと弾けることができる。

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2.ゲーム

・いつもは家で楽しんでいるゲームを実体験できる。

・いつもはPCなどを通じてみているゲーム実況(達人たちの技)を目の前で見ることができる。

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👆 (多分登場人物になりきって)戦ってます(笑)

 

 他にも『はたらく細胞』の登場人物(・・・赤血球とか血小板とか?)になってゲームをするコーナーとか、みんながよく知っているゲーム(スマブラ) の東日本ナンバーワン・プレイヤーを選ぶための決勝トーナメントが会場の特設ステージで行われたりとか、そんなのがもうあちこちで山ほど。

 

あとは、「歌ってみた」とか「踊ってみた」とか「演奏してみた」とか・・・・

このへんもキーポイントっぽいようだったけど、よく分からなかった・・・💦

 

※あくまでもシロウトが、この日、一日このイベントを体験しての印象です。

 

会場のあちこちでコスプレさんたちを被写体とした撮影会? みたいのがあったり、

ほんと、こりゃ未知の世界だわ〜〜・・・

 

と思う部分も多かったのですが、

一方で

 

うわぁ・・・今も昔も変わらないんだ と、感動したのが会場のあちこちで盛り上がっていたコンサート

ボーカロイドとかのコンサートだけではなく、このイベントの大きな売りのひとつだった【超歌舞伎】のステージを見たときもしかり。

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あの、会場の一体感

リハーサルをしたわけでもないのに、あれだけの大人数が持つペンライトが同じリズムで同じ大きさ、同じ方向に動くことに、娘はびっくりしてたけど・・・

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いや、そういうものなんだよ。

みんなの手拍子や拳(こぶし)や、時には首、頭・・・その場でのお約束があって、

その場にいたら、みんなと同じように動けるんだよ、体がちゃんと動いてくれるんだから・・・

 

そんなことをつい力説してしまった。

 

そして、

 

長らく忘れていた感覚がぶわ〜〜・・・っと蘇り

久々に、頭が空っぽになるような(ただただ音楽を浴びているだけ!という感覚の)コンサートに行きたーーーーーーい💦 と 心がざわざわ。

 

令和という新しい時代に切り替わる直前に、急に

古き良き平成の時代の思い出が自分の中で炸裂・・・

 

と思ったら、

 

いや、違う。

 

体力の続く限り・・・というレベルで飛び跳ねたりしながらコンサートに通っていたのって、

 

あれは昭和だ。

 

そうだよ、

だって、平成の時代からはほとんど日本にはいない生活になっていたじゃぁないか。

 

 

 『ニコニコ超会議』などという

“超場違いなところ” と思いつつも出かけていったイベントで、

時代をひとつ飛び越えた懐かしい感覚をいきなり思い出してしまった・・・そんな平成最後の日曜日の出来事。

 

 

 なぁんて、こうしてなんでもかんでも「平成最後」と言えるのも、もうあと一日だけですね。

 

 さて、今日はどんなふうに過ごしましょうか?(笑)

いつもと変わらぬ10連休。それより我が家は「そのあと」・・・!

 

いよいよ始まりましたね、世紀のGW!

 

平成最後の・・・ いや、この10連休は平成と令和をまたいでいるから、もう本当に「平成最後の」という“枕詞”が使えるのもあと数日ってことになりますね。

 

で、その10連休。

10連休って言っても、皆さんそんなにはち切れるように遊び倒せる状況でもないんじゃないの? 日本人って、なかなか「上手に休む」(仕事をすっかり忘れて過ごす)のが苦手な人が多いって聞くし〜 

 

などと思っていたのですが、

 

意外と、はち切れちゃってる人も多いみたいですね。

まあ、テレビのニュースなんかでは「これからハワイ〜」とか「イタリア〜」とか「温泉♨」とか「田舎のおじいちゃんとおばあちゃんのところ〜」などと楽しそうな人たちや、そんな人たちでごった返す空港、お約束のように連なっている高速道路の車・・・なんかを映し出すのが、それこそ“お約束”みたいなものなんでしょうけど。

 

 さて、そんな中での我が家。

去年の終わりから日本で生活していますが(単身赴任の夫をのぞく)、子どもたちは学校へ行かない生活を選んでいるので、基本、毎日が日曜日

 

 ・・・と言うと語弊がある、というか子どもたちに怒られるか💦 れっきとした『ホームスクーリング』というスタイルなわけですから。でも、わざわざ週末などの混み合っている時に外出しなくても、平日に映画とか買い物とかに行こうと思えば行けちゃう生活なのは事実。

 

 だから、混んでいるに違いないこの時期にあえて出かける必要はない・・・んだけど、

 どちらかと言うと(笑)外出好きの私は、「連休中のおでかけスポット」とか「ここが穴場!」などという情報を見かけると、つい、ふらふらと出かけたくなってしまうのも事実。

 

 そんな悩ましい10連休ですが、とりあえず、最後の方にほんのちょっとだけお出かけの予定を入れたけど、あとは家でゆっくり・・・いつもと同じように過ごします。たぶん。

 

 というのも、我が家にとってはこの10連休が明けてからが、『日本での新生活始動』という感じになりそうなので。

 

 11月末の帰国以来、学校へ行かず、自分の好きなこと・必要と思うことを自分のペースで勉強することを選んだ子どもたちですが、この連休明けにはそのスタイルを保ちながらも、

自分の学びをある程度客観的な視点でサポートしてもらったり、周りから刺激を受けたり・・・という新生活がスタートします。

 

N中等部 

ご存知ですか?

 

N高校

・・・というと、聞いたことのある人もいるかも。

 

フィギュアスケートの紀平梨花さんが通って(学んで)いる高校・・・というと、

「あぁ!」と思い当たる人もいるかもしれません。

そのN高校の中等部として、この4月に開校したN中等部

 

ここに週1回通う生活が、この連休明けにスタート。

 

そう。

週1回なんですけどね。

今、住んでいるところから都内のキャンパスまではドア to ドアで約2時間

日本の電車に乗り慣れていない子どもたちにとって、片道2時間の通学・・・って、これはかなーーーりキビシイとは思いますが、でも、「週1回だから」なんとか頑張れる、とも言えるかも(笑)

 

やっぱりたまには刺激も必要。

リアルに顔を合わせるトモダチもいたほうが・・・。

日本の都会の波に揉まれるのもいい社会勉強。

 

4月16日に入学式があって、

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その後、3回のオリエンテーションが18日、23日、25日とあって、

そして、この10連休。

休み明けの5月7日(火)から、いよいよN中生活開始!

 

教科書は持たず、Macブックお弁当を持って都内のキャンパスへ週1回。

 

新しい生活を目の前に、大切に過ごしたい10連休。

 

 

皆さんにとってはどんな10連休になるのでしょう?

ありがとう平成 とか

こんにちは令和 とか言いながら、

たくさんの人が非日常気分を味わっているこの時期に日本にいるなんて

なんだか不思議で、ちょっと嬉しい気分だな。

 

2019年 それぞれの 4月1日 〜ありがとう平和な日本、そして湾岸署!?〜

 新しい時代へのカウントダウンが始まろうとしている4月の半ば。

世の中すっかり「受け入れ体制OK」という感じになってきて、ごく当たり前のように間もなくやってくる【令和】の時代に移行しようとしている・・・ように見えますが、

でも、ほんの2週間ほど前は大騒ぎでしたよね。

 

 あの日は4月1日。

新元号発表の日を『エイプリルフール』にあてるなんて政府もなかなかチャレンジング・・・と思ったものでしたが、ここ数年かなりパワーアップしている『エイプリルフール』もさすがに今年は自粛気味だったようで(笑)

 

 さて、あの日のあの瞬間、私は子どもたちと一緒に銀座から豊洲に向かうバスの中にいました。

 

なぜ豊洲に・・・?

兵庫県某市から東京に遊びに来ていたMファミリーとランチをするため。

 

なぜ銀座からバス・・・?

その他の交通手段で豊洲に向かうと、新元号が発表されるという午前11時半ごろは地下鉄乗車中になりそうだったから。

 

 いつでもどこでもライブ映像を楽しめるこの時代に、日本国内で新元号発表という瞬間に立ち会えることになったのだから、やっぱり見たいよね、首相官邸からのライブ配信

 で、生配信を確実に見るためには、地下にいるより地上にいたほうがいいんじゃない・・・?ということで、数あるルートの中から地下鉄ではなくバスを選んだんですが、どうも最近は格安SIMでも地下でのデータ通信、問題なく使えるんですね。

ま、結果オーライですけど。

 

ということで、めったに降り立つことのない銀座から都バスに乗り、

 

揺れるバスの中で(意外に混んでいて座れなかった)スマホとにらめっこ。

そして、

揺れるバスの中で、初めて目にした【令和】の文字。その音。

 

その時の1枚がこちら。

(首相官邸からのライブ配信映像)

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 この時の視聴者数、なんと21万人。

 

 すげーーーーー・・・と思いつつ、ちょっとしたイベント参加気分になり、妙な高揚感に包まれた豊洲への道のりだったのですが、

 

 その後(新元号発表の2〜3日後くらいまで)のあまりのお祭り騒ぎには、ちょっとついていけない・・・💦 と思ってしまいました。 

 

 なんというか、あそこまではしゃぎすぎなくてもいいんじゃない? なんかみんな踊らされてない?  

 便乗商品の嵐もすごかったし、みんなが一斉に同じこと、場所、形・・・に飛び付くさまばかりがテレビに映し出されている気がして

 

平和な日本の明るい未来に希望いっぱい、夢いっぱい・・・ いきなり世の中そういう流れになってない?

 

 と、(それ自体は決して悪いことではないんだろうけど)自分の熱が スーーーーーッと冷めていくのを感じたんですよね。 どうしてなんでしょ?

 

 もちろん自分の国が平和であるということはありがたいことなんですけど、はい。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

 

4月1日に話を戻して

 

 豊洲市場で無事Mファミリーと合流し、美味しい海鮮ランチを食べたあと、私たちが向かったのが、そこからほど近いところにある【湾岸署】。 

 

 なぜ、この時期に【湾岸署】

 

 話せば長くなりますが、サクッと説明すると

 

「カバンが届いていますよ。」と湾岸署から電話があったから。

 

 その “届いているカバン”  というのは、先月初めに草太が失くしたカバン。

 

 でも、草太に言わせると、それは “盗まれたカバン”。

 

 もう少し正確に言うと、置き忘れたのに気づいてすぐに取りに行ったのに、もうそこには無かったカバン

 

 そう。

 3月7日のあの日、

 ファストフード店『ウェンディーズ』でランチをしたあと、なぜか手ぶらでその店を出てしまい、駅に向かってややしばらく歩いたあとカバンがないことに気づいて慌てて走って店へ戻った草太。

 

 走る草太のあとを追いかけながらも、「大丈夫だよ、ここ、日本だし。」と本気で思い、一刻も早く店に戻らねば、なんて全く思っていなかったのはこの私。

 

 なので、

 

 店にカバンは見当たらず、

 店員さんに聞いても「落とし物は届いていない」と言われたときの衝撃はかなり大きく・・・。

 

 あの短い間(時間にして10〜15分)にカバンは消え、店にも届いていない、

 

 それって誰かに持って行かれたとしか考えられなくない??

 

 

 でもマジですか?

ここ、日本だよね?? 

 

と、全く想定外の結果に、心臓がバコバコしてしまったのですが、

 

お小遣い入りの財布、パスモ(PASMO)、そして電子書籍などが入った大切なそのカバンを失くしてしまった草太ももちろん大ショックで。

 

 その日の夜、もう一度、閉店間際に『ウェンディーズ』に電話をしてみたけど、やっぱり忘れもの・拾得物についての引き継ぎもないということで、完全に店の外に持ち去られたことが確定。

 こりゃもう諦めるしかない・・・と思っても、やっぱり「ここは日本なのに・・・」という悔しい思い、残念な気持ちが消えず。

 

 最近は花粉症のせいで「もう日本イヤ!」となり始めている草太は、今回の件で今度は「日本人不信」になりかけてるし。

 

だから

その後3週間も経ってからいきなり自宅に【湾岸署】から👆という電話がかかってきたときは、もう本当に信じられない気持ちでした。

 

 なんと草太のカバンは、3月7日の午後3時過ぎ、つまり私たちがその店を出た数十分後に、『ウェンディーズ』が入っている建物などこのあたりの商業施設を管理しているビルの管理室に届けられていたそうです。

 管理室でしばらく保管されたあと(持ち主が現れる気配も、届けが出されたという情報もないので)近くの警察署=湾岸署に届けられ、ここでやっとカバンの中にあったPASMOの情報をチェック。埼玉県内のこの家まで電話で連絡をしてくれた、ということでした。

 いやはや。

ビルの管理室・・・そっちに届けてくださってたんですか・・・

 

しかも電話で確認した限り、財布もPASMOも電子書籍も耳栓もイヤホンも全て無事。

 

やっぱり日本、平和。ヽ(^。^)ノ

 

 

 4月9日までここに保管してもらえるというそのカバンを、なぜかわざわざ兵庫県から遊びに来ているMファミリーと一緒に取りに行くことにしたのですが、そこが【湾岸署】なだけに、大人たちのほうが妙にワクワク。

 

さすがに今の中学生たちは知らないでしょうからね。『踊る大捜査線』。

 

 ゆりかもめの窓からその姿が見えたときは「おぉぉ!これが湾岸署!?」と思わずパチリ。

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小雨の中、【湾岸署】の前で信号待ちをする我が子までも、ついパチリ。 

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 でも、その正面玄関の前に立っても、「おぉ!まさにここがあの湾岸署!」・・・という気持ちがどうも湧いてこない、と思ったら、ここはあのドラマの舞台とは無関係だそうですね。

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 ここの前でみんなで記念撮影しちゃったんですけど・・・・

なんか、すでに恥ずかしい💦

 

 

そんな2019年の4月1日。 

 

 結局、カバンを管理室に届けてくれた親切なその人は、名前も告げずに去って行ったそうでお礼を言うこともできず・・・。

(”盗まれた“ などと思ってしまったことも申し訳なく思いますよ、ホント)

 

 

あぁ、でも盗まれたんじゃなくて本当によかった。

 

いろいろあるけど、やっぱり平和なんだよ、日本は。きっと。

 

だから【令和】でもあれだけ盛り上がれるのかも。

 

日本という国の治安の良さを改めて実感できた、そんな4月1日でもありました。

 

次の時代も、平和で穏やかな時代であってほしいですね。

 

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じぃじの作業所

 昨年12月に『じぃじの髪飾り』というタイトルで、87歳で急逝した義父が長年作り続けてきたアクセサリーについてご紹介しました。

 今日はそれらが生まれた【作業所】について・・・今は無くなってしまった小さな(いや意外に大きかった?)プレハブ小屋のことを、お義父さんと私たち家族との「思い出」としてここに書いておきたいと思います。

 

 義父が亡くなったのは昨年の12月2日。

10月の初めに膵臓癌が見つかってわずか2ヶ月後のことでした。

膵臓にこぶし大の癌が確認されたものの周りにほとんど転移していないというレアなケースで、義父は11月20日に入院する直前まで、つまり亡くなる約2週間前まで、自宅で義母と一緒にほぼ“普段通り”と言えるような生活をしていたようです。

 入院前日の11月19に給油した時のガソリンスタンドの領収書が車にあったとのことなので、本当にギリギリまで車の運転までしていたようです。

 

 でも、この作業所に最後に行ったのが・・・ここで最後に仕事をしたのがいつだったのか、それは残念ながらわかりません。

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 自宅から車で5〜6分のところにあるこの【作業所】にほぼ毎日通い、

ここで髪ゴム(ポニー)やバレッタなどのアクセサリーを作っていた義父。

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基礎がしっかりしていない作りだったようで、よく見ると建物全体が歪んでいます。

 

 私たち(私とみどり)が久しぶりにこの【作業所】に足を運んだのは、暮れも押し詰まった12月29日。

まるで、つい昨日までここで仕事をしていたかのような雑然さでした。

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こんなので型をとってたんだーーー 

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ここでしか見ないような機械や

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 なにやら色んな薬品(?)もゴロゴロ・・・・

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 25年前に作られたというこのプレハブの【作業所】には、エアコンもなく・・・

記録的な猛暑だった昨夏はこの中、40℃ちかくまで上がっていたそうな。

 

 それにしても、

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なんだかあまりにも雑然としすぎていて逆に貴重な“遺産”にも見えてくるような、そんな【作業所】ですが、

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たった一人の主を失ってしまったここの運命はただ一つ。「解体」

 

「解体」と言っても、まずその前に中にある細かな物は運び出す必要があり、その作業にかなりの日数を要したようでした。

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10日間ほどかけて、このくらいまでスッキリさせて

 

そして解体初日

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2月19日の午前中から作業開始。

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解体2日目:2月20日

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解体4日目:2月22日

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残っていた右側半分も、ここまで小さくなって・・・

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午後には建物はなくなってしまうということだったので

この日の夕方、義母も解体現場を見に行きました。

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解体5日目:2月23日

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地面の一部に敷いてあったコンクリートの厚さが20cm近くもあり、

最後の最後にこれを剥がす作業が大変だったそうです。

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解体作業が始まって6日目の2月24日日曜日。

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昼ごろに来てみたら、何にもなくなっていました。

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この土地の所有者関田さんは、これを見て「意外と(作業所は)大きかったんですね。」と言い、義兄は「こんなに小さかったんだ。」と思ったそうです。

 

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 いつも必ずお義父さんと一緒にここまで来ていたネイキッド(右隅の黄色い軽自動車)は、どんなふうに思ったのかな。

 

 

 25年という長い間に床も斜めに歪んできていたお義父さんの【作業所】。

ここで作り出されたたくさんの髪飾りたちはTwitter #じいじの忘れもの

で見ることができます。 ぜひのぞいてみてください。