決して無理せず、 “大人の振る舞い” をするぞ
と、心に決めて「いわき入り」したのはマラソン2日前の金曜日。
翌日土曜日の予定を終えた頃には、
「あ、そういえばお腹こわしてたんだっけ…」と、“思い出す”レベルにまでなっていて、更に
「体調が万全ではない場合は、完走は目指さず計画的にリタイアする」
という参加スタイルもあると聞き、前日の夜に自分の体と相談。
完走はもしかしたら無理かもしれないけどハーフなら大丈夫。
半分(中間点)まで走った後、さらに3〜4キロ行くとそこはゴール地点のすぐ近くなので、その後が不安だったら今回はここで離脱ということにしよう…
不本意といえば不本意。でも、そのうち今回はこのくらいがベストという気がじわじわしてきて、いそいそとシューズにタグ(タイム計測用チップ)を付け、スタート時の気温は2℃などという予想だったのでホテル近くのコンビニに走り、防寒用の「レインコート」を買ってきて。
しっかり準備をして
こんなのまで飲んで10時過ぎには就寝。
👆休息したい体に:キューピーコーワヒーリングドリンク
2時に目が覚めたのは、いつもより早く寝たせいか
あるいは、やっぱり体調イマイチだったのか・・・
そして、
次に目が覚めたときは、なんと8:15。😳
いわき駅前からスタート会場へのシャトルバスの最終便は8:25。
フルマラソンのスタート時間は9:00。
シュミレーションしていた「半分ちょっとで離脱計画」すらもこれじゃぁ無理…と悟った時には「やっぱり今回はご縁がなかったってことかー。」と妙に冷静な気持ちになっていました。
が、
さて、これからどうしよう。
せめて会場の雰囲気だけでも味わうために、ゴール地点の「小名浜港アクアマリンパーク」まで行ってみようか? とチラッと思ったけどすぐに却下。
雰囲気を楽しむほどの天気じゃなかったのが一番の理由かな。
となるともう温泉しか思いつかず、2駅となりの「湯本駅」へ。
そのあとは、もうただの観光客。
どうしてここにこんなにミュージシャンがいるのか分からないけど
なんだか気になるから写真を撮り
駅前をぷらぷらしながら、早目の時間でも入浴可のところを見つけて
硫黄のかおりたっぷりのお湯に浸かっていたら
5キロか10キロのレースを終えた地元の人と一緒になり
その人に「もし、これからランチするなら。」と、地元では有名らしい『奇聞屋』さんというお店を教えてもらい…
また別の人には「駅前の足湯の近くの和菓子屋さん、とっても美味しいからぜひ寄ってみて!」と言われ…
まずは、3キロほど先の『奇聞屋』さんまでぷらぷらと。
耳はAudible。
池井戸潤の『BT'63』がめちゃめちゃ面白い。
美味しいパスタと、ものすごく久しぶりにサイフォンで淹れたコーヒーを味わい、
また『BT'63』を聴きながら今度は駅前の和菓子屋さんへ。
「駅前の足湯の近くの和菓子屋さん」はすぐに見つかって
こちらの『久つみ』さんでお土産&自分用にいちご大福。
湯本駅ではいわき行きの電車を待つ間、ホームに常設されている足湯コーナーへ。
そんな贅沢な2月25日(日) でした。
翌日、ホテルをチェックインした後は
帰りの「特急ひたち」の時間まで
宿泊者は無料で利用できるという『漫画読み放題コーナー』へ。
3,000冊あるという漫画の中から
ずっと気になっていた『ちはやふる』の最後の2巻(49&50巻) をいきなり読んで。
7〜8年のブランクがあったのに一気にあの世界に引き込まれて心を震わせながらいわき駅へ。
青くて広くて高い空を見ながら
ひたち14号で一路上野へ。
来年、リベンジするか
あるいはこの時期はあちこちでいろんな大会があるからもっと近場のに出てみるか・・・
今はまだ分からないけど
今回のいわきは、これはこれでとてもいい旅だったなぁ・・・と
思えてよかった(笑)
次のフルマラソンは4月の『かすみがうらマラソン』。
とりあえず今回のいわきの「リベンジ」ってことでしっかり走れますように。
【ホテル情報】
いわきの駅前にはホテルがたくさんありましたが、
今回3泊したのは駅を出て東に500mほど歩いたところにある
ホテルフロンティアいわき
このホテル、上記の『漫画読み放題コーナー』のほかにも
なにやら“ゲーミング・ホテル” という売りもあるようで
よく分からないけど
『eスポーツをプレイできる専用客室“@G(あっとじー)』という部屋があるそうです。
そういえば、ホテルのエントランス入ってすぐ右側には、青い光を放つ「ゲーミングPCエリア」なるものがありました。
さらに、今年の2月22日(今回このホテルを利用した前日)にホテルから徒歩3分という超便利な場所に複合商業施設がオープンしていて(イトーヨーカドー跡地らしい)
そこに入っている「スーパーマーケット(ヨークベニマル)」、「マツキヨ」、「ダイソー」を上手に利用すれば、ホテルで必要になったちょっとしたものや、一人用のご飯、惣菜などを簡単に手に入れることができてとても便利だと思いましたー。