やっぱり『やもり通信』

海外生活一区切り。これからは日本の生活メインの内容になりそうだけど、タイトルはやっぱり『やもり通信』・・・で、いいかなっと。

湖の噴水と新しいベンチと・・・

 
 さわやかで気持ちのよい毎日が続いていますね・・・

 いや、続いています。ここ、カナダのエドモントン。

 5月の終わりに日中の最高気温が30℃に届くか? という日が続いていたのに(4月半ばにはしっかりが降っていたのに)
 6月に入ってからは最高気温も20℃そこそこ
 あ、今日(7日)は28℃くらいまで上がっていたようですが、湿度は30%以下。ありがたい・・・。

 明け方の気温はたいてい10℃以下で、朝に出かける時は長袖を1枚羽織ろうかな?という感じ。


 青い空に真っ白な雲がぽっかり浮かんでいる日なんて本当に気持ちが良くて、昨日(6月5日(火))は約1ヵ月ぶりに「我が家の裏の公園」ではなくて、「ちょっと離れたもっと大きな公園」まで行ってきました。

 家からこのあたりまでは約2キロ。ゆっくり走っても20分かからないくらいのお手頃な距離なので、お昼ちょっと前におにぎり持ってここまで走ってきてサクッと食べて家に帰る、というコース。

 
 それにしても、ここ、3か月前はガッチンガッチンに凍っていて、その上でスケートしていたところですからね。

3月上旬は大スケートリンク場。
うーーーん。同じ場所には見えない。撮影の角度がぜんぜん違うせいもあるんですが。


 さすがに4月になると周りの雪が解け始め・・・。

でも、湖だけはまだ青白い氷がぐるっと残っていて。(4月24日)


 そのわずか2週間後は、しっかり春🌸

(5月8日)



この看板はいつ撤去されるんだろう?



そんな湖の中に、今回は噴水がお目見えしていました。

 少なくとも2箇所、湖から顔を出していた噴水は、突然ぴゅーっと空高く水を吹き上げたり・・・なんてこともなく、いい感じの素朴さで水をぱしゃぱしゃと出していました。

 これから暑い季節になったら訪れる人に涼しさを感じさせてくれることでしょう。

(この日は全く暑くなかったので、存在を確認するもありがたさまでは感じなかったな、そういえば)


 そして、その湖のほとりにあった
一見、場の雰囲気にあってないんじゃない? という色合いのベンチ

 こちらも最近登場した模様。

 思った通り、鳥の糞もまだほとんどなかったのでここでおにぎりを食べることにしたのですが、


驚きのハイテク(?)ベンチでしたよ。

 写真ではよく見えませんが、この黒い丸のところにはUSBの差込口があります。
 

 ここで自然を愛でながら、すかさずインスタどうぞ!

 とか、そんな感じですかね。



 そのベンチの後ろには今日もたくさんの水鳥たち。

 そしてこの日は、この1カ月の間に生まれたヒナたちもたくさん。

 本当にここは水鳥の楽園
(だから糞もすごいけど・・・・)


 こんな環境の中にさり気なく置かれていたあのベンチ。
 街のあちこちで見かける素朴な木のベンチじゃなくて、こういう「ここでチャージOK!無料WIFI!」のベンチを置いておくことのメリットって・・・ と、今頃になってふと考えてしまったんですけど。

 結局、「企業広告」ってことなんですかねー?


 緑に囲まれた公園の中に登場した紫色のベンチを見て、街のあちこちで見かける、いろいろな人の想いがこめられた『メモリアル・ベンチ』を思い出しました。


 カナダの人にとって『ベンチ』って何か大切な意味を持っているの? とつい思ってしまう『メモリアル・ベンチ』
 これも素敵な文化だと思います。