私たち(子どもたちと私)がここ、カナダのエドモントンに来たのは2017年5月9日。
(夫は諸事情により一足早く4月末に着任)
なので、ふと気づくと、あっという間に「エドモントン生活」も1年が過ぎています。
今、エドモントンは春真っ盛り🌸
ちょうどひと月前に雪が降って辺り一面真っ白になっていたのに、
※4月17日。前日降った雪でみごとに雪野原が復活・・・
その3日後には雪もじわじわ(と言うか急激なスピードで)消えていき、
一週間後にはこんな感じ。⬇
ここまで勢い良く雪が消えていくなんてちょっと想像していなかったので、あまりの速さにびっくり。
水気をあまり含まないサラサラの雪がふんわりと積もっていただけ、ということなのでしょう。雪解けの時期のあのどろどろぐちゃぐちゃのどうしようもない時期が、思っていたよりもずっと短かったのは嬉しかったですが、ちょっとあっけなさすぎ、という感じも・・・。
ま、いいんですけどね。 カレンダーを見るとすでに「4月」になってたわけだから、雪が全くなくても全然問題なし。
ということで4月の後半には「ついに長い冬も終わるのか」といきなり実感できたのですが、でも実は
ここ(エドモントン)の冬は、寒さこそ厳しかったものの雪の量はそれほど多くはありませんでした。
故郷の北海道に比べれば、という意味ですけど。
もちろん北海道と言ってもそれなりに広いので、場所によって雪の量もかなり違いますが、私の実家(札幌と千歳の間の恵庭市)周辺は、人力では全く間に合わず冬の間は何度も除雪車が登場。路肩に寄せられた雪は小学生くらいならすっかり隠れてしまうほどの高さになるので、特に運転する人は交差点では要注意・・・という感じだったと記憶しています。
が、なんせ真冬の北海道にはもう何年も帰っていないので最近は多少変わってきてるのかもしれませんけど。
エドモントンでも除雪車の出動は何度か目にしましたが、私にはなんとなく余裕というか、ゆとりが感じられる働きぶりに見えました。うまく表現できないんですが、
「ここで我々が働かなければ人々の生活に支障をきたす。頑張らねば・・・」という強い使命感よりは「皆さんの居住エリアをより快適にしてあげますからね〜。」という感じのオーラというか。
って、なんかよく分かんないですよね〜・・・。
つい、初めてのカナダでの越冬を一人で振り返ってしまいました。
それにしても
5月になってからのいきなりの「春」🌷🌷
というか、春爛漫の心地よさの中にぽつりぽつりとせっかちな夏が顔を出すような日もあり、長い冬の間にすっかり「寒さ」への耐性が強化されてしまった私たちの体は、気温が25℃を超えると「あつい・・・・💦」
この気温は去年の同じ時期より若干高めだったようで、去年の今日(5月16日)この家に入居した日に家の前に咲いていたこの花たちは
ちょっと桜に似ているような気もするけど(開花の時期の短さも・・・)
でも桜じゃないこの花。
また今年も7月頃にはこんな赤い実をつけるんだろうな。
みどりが「今年はこの実でジャムを作ってみたい。」なんて言ってます。
今までの写真をあれこれ見ていてつくづく思うこと。
ほとんど我が家の庭と化しているこの公園ばかりでなく、
自分の周りの景色全てが、こうしてふと気がつくと全く違う色合いになっていて、それがいつまでもいつまでも当たり前のように繰り返されるというこの環境。
これはとても「贅沢」なことに、私には思えるのですが、
でも、ここで生まれ育った人たちは、それを「当たり前」としか捉えていないのかもしれなくて、
そういう事自体がもう「贅沢」・・・というか、とても恵まれていることなんじゃないか、などとつい考えてしまう今日このごろです。
さて、二巡目がスタートしているエドモントン生活。
地域のコミュニティでヨガを始めて、
地元のコーラスサークルにも入ってみて、
今日はRunning Room というスポーツショップのRun Club(誰でも参加できる無料の「走る会」)に初参加。
1年経って、やっと少しずつ色々なことが動き出しています。