やっぱり『やもり通信』

海外生活一区切り。これからは日本の生活メインの内容になりそうだけど、タイトルはやっぱり『やもり通信』・・・で、いいかなっと。

そしてクリスマス🎄

 
 驚いたことに、まる4ヵ月ブログを放置してしまいました。
 いろんなことがあったんですけどね。
 9月も、10月も、11月も・・・

 でも、あっという間に12月になっちゃったので、気を取り直して残りの3ヵ月、できるだけ思い残す事のないようにブダペストのこと、ハンガリーのことを書いていきたいな、と。


 そう。

 こんなふうに思ったのも、ついこの前のような気がするのですが。(実際には運動会が終わった頃の9月半ばごろ)

「ハンガリー生活もあと半年。でも最後の“残り6ヵ月”って、感覚としては3ヵ月くらいのスピードで過ぎちゃうんだよねぇ・・・」

 そして、今。
ホントに残り3ヵ月になってしまいました。
この早すぎる・・・いや速すぎる時間の流れ方、いったいどうなってるんでしょう?



などとひとり首を傾げたところで、
周りはすっかりクリスマスムードになっているし、
今年の冬はなんだかしっかり寒くて、ちょっと心躍るくらいにちゃんとした「冬」っぽくなっているし。

となると、4ヵ月ぶりといえども話題としては、もうこれしかないわけで。


そう。

クリスマス・ツリー🎄

今年最初に目にした立派なツリーはこちら、オペラ座正面に飾られているものでした。


そのみごとな枝ぶり。

本当に立派。

超ブランド物の木に違いない。

 この木なら、年が明けても(こちらでは翌年の最初の週くらいまで飾っておきます)葉が落ちて枝がむき出しになったりすることもなかろう・・・

と、思わずその見事すぎる枝ぶりをため息混じりに写真に収め・・・。


あぁ、ほんとうに素晴らしい。


🎄🎄🎄

 さて、この3年間、ハンガリーのブダペストでクリスマスを迎えるたびに、懲りもせず生木のクリスマスツリーを買い続けてきた我が家

 その軌跡(笑)は、過去のブログに残されておりますが・・・
なんだかんだで、毎年この話題に触れているところを見ると、やっぱりそれだけインパクトの強い出来事だった、ってことなのでしょう。

 ・1年目:クリスマス・ツリー 飾ったまんまで 大晦日
 ・2年目:フィンランド旅行記の前に、「今回のクリスマス」の締めくくり
 ・3年目:日々、成長する2016年に・・・・


 そして、今年。
 泣いても笑ってもここでの最後のクリスマス

 今年は、買うなら失敗したくない。

 いや、買うなら・・・っていうか、最後だからやっぱり買いたいし

 
🎄🎄🎄🎄🎄

 近所のショッピングセンター前にクリスマス・ツリー用の生木が並び始めたのが
12月8日。


よく見ると、ずいぶん木の種類にバラエティが。

「葉の持ちがいい種類はどれだ???」と、もうポイントはそこですから。


で、なんとその6日後の12月14日。
いつも使っている我が家の最寄りのバス停のそばに、何やらこんな看板が。


なんと、こんなところに臨時ツリー即売所?



ブダペスト最後のクリスマスを前に、我が家から数100mのところにいきなり現れた生木屋さん


しかもこんな道路の真ん中の三角州みたいなところに無理やり・・・??


とにかく様子を見ること数日。
 
12月19日。
毎日1人か2人の店番の人がいて、最初うず高く積まれていた木も、徐々に減ってきているようす。


 ここで私は、ヴェスプレーム(ブダペストから1時間半ほどのところにある街)に住む友人Tさんにメールをし、『今年、ツリー選びで外さないための極意』を聞く。

 Tさんのご主人は植物学者。本業のかたわら「ツリー用のもみの木を苗木から育てる」というクリスマス・ツリー・ファームも経営しており、Tさんもこの時期はそのお手伝いで忙しい日々とのこと。http://bit.ly/2hhC7p0
 そんな「その道のプロ」とも言えるTさんですが、去年の我が家の“ホネホネ・ツリー”の衝撃的な姿を知っているせいか、ご多忙中にもかかわらず翌々日には返事が。


21日。
階下のMさん
「あそこの木、売れてるよ!買うんだったら運ぶの手伝うけど」と親切なメッセージ。


 時は来たれり

 その日、
 Tさんからのメールにあった葉の落ちにくいブランド名【Normand】をしっかりメモって
近所の臨時ツリー即売所へ。

 
  大きな木がたくさん。
  【Normand】はありますか?」と聞くと、
  「ここにあるのは全部【Normand】だよ。」と言う売り子のお兄さん。


  「ほんとかなぁぁ・・・?」と思いつつも、細かな交渉等はできず(※相変わらずハンガリー語がpoorすぎるため)

 言い値の22,000フォリント(約8,700円)を20,000フォリントにまけてもらって、
 ついでに家まで運んでもらって・・・(なんたって超ご近所ですから)


 リビングの真ん中に立ててもらって。

  

 あら、でかい。

 今までのより二回りくらい大きいかも。


 さて、勢いで買ってしまったけど、果たしてこの木は来年の初め頃までこの姿を保っていられるのでしょうか??


 ドキドキしながら、ヴェスプレームのTさんに購入報告



 この写真も添えて。

 そうしたら

『おめでとう!れっきとしたNormandです!(笑)』との返事!!


(ToT)(ToT)(ToT)(ToT)
うっ 嬉しい!!!

 これなら大丈夫か??
 
 年末の旅行から帰ってきたら、木の下にこんもり緑の島ができてることもないってことだよね。


 今までにない値段で買ってしまったけど(今までは5,000〜7,000フォリント(2,000〜3,000円)で購入してました。今年は20,000フォリント(約8,000円)
 『我が家のクリスマス・ツリー物語 in Budapest』が、この木のおかげで美しく締めくくられるのであれば、決して高い買い物ではなかったと言えるはず。

 苦節4年目。

 いや、4度目の正直?


 とにかくなんだか小さな幸せを感じます。


 今年最後の大きな仕事もやり遂げたことだし、
 さて、それでは年末の旅行の下調べでもいたしましょうか・・・。
 

 皆さま、素敵なクリスマスを❣



【おまけ】 

 先っちょが天井についてしまった今年のBig Tree.



センテンドレ(ブダペストから列車で40分ほどのところにある街)で買った
「木馬に乗ったくるみ割り人形」のオーナメント。



ハノイ(ベトナム)にいた頃の『ちくちくバザー』で買った手作りフエルト・オーナメント

・・・と思ったんだけど、同じデザインのこれにはラクダさんのものも。
ラクダがあるってことは、これ、エジプトのドイツ学校バザーで買ったんだっけ??
(すでに記憶が曖昧)



これは、昨年、ブダペスト日本人学校のお隣にあるヴィラーニョシュ校のクリスマス・バザー(ほーーんのちっちゃいやつ)で買ったもの。


 尚、アメリカなどでは一般的という「水をためる部分がついたタイプのツリースタンド」はハンガリーにもあるそうですが、
 ※写真は友人が送ってくれたアメリカのもの
家までツリーを運んでくれたお兄さんは「水??必要ないよ。」とあっさり言っておりました。