やっぱり『やもり通信』

海外生活一区切り。これからは日本の生活メインの内容になりそうだけど、タイトルはやっぱり『やもり通信』・・・で、いいかなっと。

さて、今年の「クリスマス・ツリー」🎄:カナダ編

 
 クリスマスも過ぎ、2017年もいよいよカウントダウンが始まろうかというところですが、皆さんお元気でお過ごしですか?

 カナダのエドモントン初めてのクリスマスを過ごした我が家。

 クリスチャンでもない我が家のクリスマス・ツリー事情など、ご紹介するほどのことでもありませんが、一応、クリスチャンでもないくせに、ハンガリーで何故かクリスマス・ツリーについていろいろ学んでしまった我が家のその後」ということで書いてみようかな、と。


 ・・・・・・・・・・・・・・・
 あれだけ広い国で自然もいっぱい。モミの木もそこらじゅうに生えていそうだから、カナダもきっと「生木のクリスマス・ツリー」が一般的なんだろうな.


 ハンガリーでの最後のクリスマスが無事(笑)終わったときには、次の滞在予定国カナダのことを思いつつ、そんなことを考えていました。


 そしてカナダで初めての冬。

 ハロウィン後の「冬らしい」冷え込みのあと、徐々に「これも地球温暖化の影響?」と言いたくなるような中途半端な寒さ、妙な暖かさのまま12月となったエドモントンで


いったいツリー用の木はどういうところで売られるんだろう? 
どこで買ったら質が良く、年が明けるまで元気な姿でいてくれるツリー(⇐これ、大事ね(^^;))をGETできるんだろう・・・?

 そんなことを考えるようになりました。

 なので、12月初めに夫の職場の方のホームパーティに招待された時は、「これはナイスタイミング!」と喜んで出かけて行って、ちょこっと情報収集してみたのですが、

 その時に得た情報は
「生木のツリーはそんなに多くない。火事の心配もあるしね。」
 あれ?
 そういうもん?

 ちょっと意外な感じ。


 と思っていたまさに翌日、

 エドモントン在住の友人Kさんが自宅に飾ったクリスマス・ツリーの写真をfacebookにアップ。

 電飾でキラキラ光っていたその姿は「生の木」には見えなかったのですが、やっぱり気になったので聞いてみると


『本物の木だよー。ikeaで20ドル。』


 ここで、日本在住の人とか、
 最近の日本事情を知ってる人は「へー、カナダでもIKEAでツリーが買えるんだ〜」
くらい思うんでしょうけど、

 日本のIKEA事情には全く疎い私(・・・そういえば日本でIKEA行ったことない)は、

 なんと!! カナダではIKEAでツリーが買えちゃうんだ!!

と大層びっくりしまして・・・

 すごく自分の目で確かめたくなって、とある日曜日、IKEAに行ってみました。

 売られているのを確かめるだけじゃなく、もう、今年はIKEAで買っちゃおう!と思いながら。

 だって、この時すでに12月も半ばを過ぎていたのに、街なかで「ツリー即売所」らしきものを見かけたのはたったの一度のみ。

 それもちょっと遠出した時のバスの中から見えたところだったので、ここに買いに来る、というのは現実的じゃない。

 ならば今年はとりあえず「IKEAでツリーを買ってみた」というのも、話題性があっていいじゃないか。

 そう思ったんですけどね。

 で、IKEAの駐車場横にこんな風に特設ツリー販売コーナーができているのを見た時は、「へぇぇぇーーー!さすがカナダ!!」なんて思ったりして、お写真結構撮っちゃったりしたんですけどね。


 その後、ひょんなことから『実は日本のIKEAでも生木のクリスマス・ツリーを売っている』ということを知り、

 しかもそれについて書かれているブログなどもあれこれたくさんあることがわかって、またまた大層びっくりしてしまいました。


 でも、その時はIKEAツリーに新鮮な驚きの気持ちしか持っていなかった私は、特設ツリー販売コーナーの係員さんに店内のレジでもらった「支払い済みレシート」を見せ、
ずらりと並べられているたくさんの木の中から、我が家に連れて帰る1本を選んだわけですが


あら・・・あんまり元気がなさそうなのもある。
っていうか、この「ぐるぐる巻き状態」、なんか可哀想な気が・・・



うーーーーん、これって・・・《Normand》じゃぁないよねえ?

なーんて、去年仕入れた知識がちょこっと頭をよぎったり。


 だいたい20ドル(カナダドル)という破格のお値段。
 日本円で2,000円もしないんですけど。

 しかも、「ツリーください」と言ってレジでお金を払いレシートをもらうと同時に手渡されたこちらのクーポン券。

『クリスマス後から2月末まで75ドル以上の買い物をしたら20ドル引き』

 75ドル以上の買い物をしたら、ツリーは実質タダになる、というこの仕組み。(日本でも似たような割引サービスはあるようですが)


ここに並んでいるツリーたちに多く(葉のもちの良さとか、ホネホネにならないか、とか)を期待してはいけない・・・

 去年、ツリー専門家(笑)のアドバイスを得て購入したブランド種の《Normand》に、20,000フォリント(約8,000円)を払った私は、そんなことを考えながら、それでも葉の艶が良さそうに見えた1本を選んで帰宅・・・・

 
あ、その前にツリースタンドも必要じゃん!!

なのに、ここは「ツリー販売所」なのでスタンドはないとのこと。

再度IKEA店内へ。

ところがツリースタンド売り切れ。

選んだツリーを持って数100メール先のホームセンターへ行き、そこでスタンド購入。


そう。
こういうやつです。

去年(一昨年だったかも)、アメリカ在住(当時)の友人が
「こっちのツリースタンドは水を入れておけるようになってるよ。」と教えてくれたこのタイプ。

確かに、いくら切ってしまった木とは言え、水分補給をしてあげたほうが長持ちするような気はします。


というわけで、

今年も我が家には生木のクリスマス・ツリーが飾られました。


高さ170cmくらい。
そんなに大きくはありませんが、やっぱり飾った直後はもうぷーーーーんと木の香りが漂ってきました。

お値段の割にはまあまあの見栄え・・・かな?

 今年はこちらのクリスマス・マーケット散策もしなかったのでオーナメントも買い足していませんが、来年以降、またちょっとずつカナダらしいオーナメント(どんなのだろ?)を見つけれいければな、と思っています。



 さて、この2000円IKEAツリー(でも水分補給あり)の“持ち”はいかに・・・??

 年末はちょっと北の方に旅行にいくので、帰宅後が楽しみのようなちょっと怖いような・・・。

 
・・・・・・・・・・・
<関連記事>
クリスマス・ツリー 飾ったまんまで大晦日 2013-12-30 ⇐初めての「生木ツリー」
日々、成長する2016年に・・・・ 2016-01-07 ⇐ホネホネ・ツリーの話
そしてクリスマス🎄 2016-12-22 ⇐ブランド・ツリーの話