ハンガリー生活2年5ヶ月。
みどりがここ、ブダペストで剣道を始めてからほぼ2年。
長い長い基礎練習(素振り、足運び、基本打ち等)の時期から、一歩先へ進む時がやってきました。
防具一式は、春休みに一時帰国した時に日本で買ってきました。
時間等の問題もあり、インターネットでお店を探して。
この先、剣道が続けられる環境にずっといられるかどうかもわからない我が家ですが、でも、
そういうことを言っていたら何にも始められないし、
やっぱり、ここまで頑張ってきた気持ちとその気持ちを少しでもこの先に続けていくことがずっと大事、ということで、思い切ってフルセット購入。
そして、今回ご縁があって、これらを購入したお店が熊本のお店(『剣道防具コム』)だったので、小学生向け14点セットに含まれていた「手ぬぐい」は、なんと「くまモン」
4月が過ぎたらそろそろ防具をつけての練習、と聞いていたので、
まずは買ってきた防具の内容総チェック。
私もこんなに新品のピッカピカ防具たちを見るのは初めて。
あら、面垂(肩にかかるような部分)って、最初はこんなにまっすぐなのね・・・
垂れがしつけ糸でしっかり縫われてる〜・・・
と、新鮮な驚きいっぱい(笑)
ネットでもでいろいろ「紐の付け方紹介動画」などがありましたが、とりあえず実物を見ながら、ということで、ながーーーーーい間眠っていた私の防具を引っ張りだしてみたら、
面金(めんがね)にサビが・・・・・(泣)
お次は胴紐(どうひも)。
それにしても胴が大きい(幅が広い)。
これも多少調整が必要な感じ。
そうそう。
この手ぬぐいがパパっと付けられるようになるまで結構時間がかかった記憶が・・・。
(ちなみに、「これ(くまモン)、可愛いけどひとりだけこういうのつけるの恥ずかしい・・・」と、小6女子は私のお古で色が落ちまくっている渋い手ぬぐいをご所望(笑))
さて、本日、学校から帰宅後、ささっと軽く晩ごはんを食べていつもの練習場に向かう予定のみどり。
今朝はしっかり防具の点検をし、先週の練習時に受け取った垂れネーム(今は「名札」っていうんですか?)を垂れに付けてから登校。
今回の熊本地震で、これまでになく目にする機会が増えた気がする「くまモン」が
今、こうして我が家にやってきて、これからの私たちを応援してくれているような気がします。
私たちも、日々つつがなく過ごすことができ、目の前の新しい目標に向かってがんばっていける環境にいることに感謝しつつ、
今回被災された方々の毎日が少しずつでも安心して暮らせる日々へと進んでいけますように心から祈り、応援していきたいと思います。
(関連ブログ)
※ハンガリーで剣道 〜初めての袴と、10 ン年ぶりの袴〜
【おまけ】・・・不思議な手ぬぐいコレクション・・・
ものっっっすごーーーく久しぶりに、自分の防具の中を覗いてみたら、
面をつけるときに頭に巻く「手ぬぐい」が出てきまして。
そのラインナップが不思議すぎて、めまい。
初めて剣道を始めた高校時代の手ぬぐい。
この色褪せ具合がすごい。
そして、なぜか大学の時のが一枚もない。
青年海外協力隊の名前が入っている手ぬぐい・・・
いつもらったっけ??
帰国してから何かの集いに参加した時?
これまたどういう経緯でこれをGETしたのか・・・
全く覚えていない。
でも、インドネシアに住んでいた時のはず。
バンドンのITB(バンドン工科大学)のロゴあり。
夫の実家がある埼玉県坂戸市のマスコットキャラクター『さかっち』の手ぬぐい。
これもいつもらったのか記憶なし。(結婚してからであることは間違いないけど)
確かに、“半追っかけ”に近い動きをしていた時代の記憶もあるけど・・・。
1992年。
24年前。
そして、もっとたくさんあったはずの真面目な手ぬぐいがほとんど見当たらず。
まさか、これもエジプト脱出時の「世紀の断捨離」の結果か!?と、ふと思ったり。
(・・・いや、そうではないと思うけど)