なんと今度の日曜日、3月9日が「卒業式」らしいです。
もうそんな時期なんですね。はやいものです。
ブダペスト日本人学校の卒業式は今年で9回目になるそうです。
ん?
ということは、みどりとほとんど同じ歳?
意外に若いブダペスト日本人学校(正式名称は『在ハンガリー日本国大使館付属ブダペスト日本人学校』)は平成17年(2005年)の5月に開校式があったようです。
(日本人学校ウェブページ掲載の【学校要覧】http://www.bpjpschool.hu/gaiyou/2013yoran.pdf より)
それまではいわゆる「補習校」として、1976年より現地在住の日本人の子どもたちのために長く教育活動が行われていたことが上記【学校要覧】から読み取れます。
2005年に小学部30名、中学部3名、合計33名でスタートした同校は、その後2008年(平成20年)の102名(小学部80名、中学部22名)をピークに徐々に児童生徒数が減り、今年度(平成25年度/2013年4月〜)は小学部46名、中学部8名の合計54名でスタートしたそうです。
(以上全て、【学校要覧】http://www.bpjpschool.hu/gaiyou/2013yoran.pdf より)
この学校に昨年、2013年11月に転入してきた我が家の二人の子どもたちは、それまでは埼玉県坂戸市の城山小学校(http://www.edu-city-sakado.saitama.jp/sirosho/)に通っていました。
と言っても、ここに通っていたのはほんの4ヶ月(夏休み期間を除くと3ヶ月弱)のみ。
それ以前は、エジプトのカイロ日本人学校(http://www.cjseg.com/index.html)に通っていました。
こちらもブダペスト日本人学校に負けず劣らずの小規模校。
カイロ郊外(・・・ちょっと郊外過ぎますが^^;)に立派な校舎を持ち、一時は100人を超える児童生徒で賑わったという同校も、今では小学部・中学部合わせて20数名になっているのではないでしょうか?
海外の小規模校での居心地の良さを知っている我が家の二人は、こちらのブダペスト日本人学校にも、驚くほどにあっという間に慣れていきました。
ということで、ブダペスト日本人学校での4ヶ月をざざっと振り返ります。
<スタートは【ドナウ祭】>
ハンガリーに到着したのが11月10日。
日本人学校に挨拶に行ったのが11月14日。
そして、その二日後の土曜日(16日)に行われたのが、一年で最も大きな行事とも言えるような【ドナウ祭】、学校の文化祭、学習発表会のようなものでした。
二人は、プログラムの一番最後の「全校合唱」にのみ参加させてもらいました。
まだ正式な転入手続きも取っていなかったのですが・・・。
全校合唱用の歌♪あすという日が♪についてはこちらに来る前からみどりの担任の先生を通じて教えてもらい、YouTubeを見ながら日本で練習。
とりあえず歌えるようになってからブダペストにやって来たのですが・・・さて、大きな声で歌えたかな?
<初登校>
11月19日(月) いよいよ今日からこの学校に通い始めます。
全校生徒の前で自己紹介。
明らかに緊張している表情の草太。
<餅つき・カルタ大会>
これまたブダペスト日本人学校でかなり力を入れていると思われる伝統行事。
3学期が始まって間もない1月半ばに行われました。
小1〜小4まではこちらの「俳聖カルタ」、小5〜中3までは「小倉百人一首」で全校生徒が参加する「カルタ大会」が予選・決勝の二日間にわたって行われます。
2日目の決勝まで終わったら今度は「餅つき」
自分たちで餅を丸め、お好みの味をつけ・・・
ひたすら食べる。
<お友達とのお別れ会3つ>
12月に草太のクラス(1年生)の女の子とみどりのクラス(3年生)の男の子がブダペストを離れることになり、クラスごとにお別れ会が行われました。
そして3学期になると、2月の半ばにみどりのクラスの女の子が一人帰国。
その他の学年でも数名がブダペスト日本人学校を去りました。
入れ替わりの激しい海外の日本人学校。
この3月を区切りに日本へ帰る人たちもいます。
<6年生ありがとうの会>
2月26日。
6年生に今までの感謝の気持を伝え、新年度に新しいスタートをきるお兄さん・お姉さんにエールを送る会。
1年生と6年生の人数がほぼ等しいため、1年生が6年生一人ひとりに送別の言葉を贈りプレゼントを手渡していました。
2年生は楽しい替え歌、3年生はブダペストにちなんだクイズ、4年生はその場でみんなで楽しめるゲーム、5年生が司会進行。それぞれの学年が役割分担をして1時間ほどの会はあっという間に終わりました。
最後の6年生の歌も堂々としていて立派でした。
そして、3月9日(日)が第9回卒業証書授与式。
そうそう。
どうやら、ブダペスト日本人学校の卒業式は弦楽四重奏つきの卒業式らしいですよ。
一昨日の卒業式の練習の時に、“本番に楽器を弾いてくれるお兄さん・お姉さん”が来てくれたとか。
バイオリン、ビオラ、チェロの奏者が4人来て、「ハンガリー人も日本人も女の人も男の人もいた」(みどり談)そうです。
う〜〜〜ん。
さすがはハンガリー。
さすがはブダペスト。
ん? ところで、私たち(在校生の保護者)って卒業式に参列できるんだっけ??
体育館を持たないブダペスト日本人学校の卒業式は、隣り(同じ敷地内にある)現地校、ヴィラーニョシュ校の体育館を借りて行われるそうです。
今年度もあと残すところ数日。
毎朝のお弁当作りも、とりあえずあと数日。