やっぱり『やもり通信』

海外生活一区切り。これからは日本の生活メインの内容になりそうだけど、タイトルはやっぱり『やもり通信』・・・で、いいかなっと。

最後の1年の最初の1ヵ月

 久々の更新です。

ホント、新生活(新年度)のスタートの時期ってのはあっという間に過ぎてしまいますね。

春休みは3週間ほど一時帰国していました。
日本到着日と日本出発日をカウントせずに21日間

まぁ、そこそこの日数があるような気がしますが、いやいやいやいや・・・・
ほんっとあっという間で、今回はモスバーガーにも行きそびれました。

びっくりドンキーは行きましたが。
2016年3月23日撮影
2015年4月1日撮影(去年もやっぱり行ってる・・・)


そして映画も見ました。

これはまた次の機会に。


4月7日(木)にブダペストに戻ってきて、
翌日は、なんと、もしかしたら人生初? というくらい、思いっきり「時差ボケ」というものらしき体調不良になりました。

が、幸いその翌日には復活。
あれが「時差ボケ」だったかのか、未だに確証が持てず。


そして、
4月10日(日)。
今年は日曜日にブダペスト日本人学校新年度がスタートしました。

 6年生になったみどりのクラスには女の子が2人入ってきて、男女6人ずつの12に。

 そして、自由人で個性派揃いの草太のクラス(4年生)には、男女ひとりずつが仲間入り。
ってことは、4年生も男女6人ずつの12人になったんだね・・・と思ったら、
春休み中に急にHちゃんの転校が決まってしまったそうで−1人。 11でのスタート。

 多すぎず、少なすぎずのちょうどいい人数


 日本から新しい先生3がいらして、教職員は警備のフェレンツさんも含めて18となり、

 小学1年生から中学3年までの児童生徒が81

 合計99人でスタートした2016年度でしたが、

 その後、少し経ってから転入生がひとり。

 教職員・児童生徒合わせて100人というなんともきりの良い数字で、
開校12年目、ちょうど干支で一回り、という区切りの年を迎えているブダペスト日本人学校です。

 学校の敷地にすっくと立っている八重桜、今年も綺麗に咲きました。
 
 毎年、入学式が終わったあともしばらく見事な花を付けてくれているので、
新年度が始まってすぐの頃はこの桜の木の近くでお弁当を食べたりすることもあるとか。


 海外に住んでいるのに、この時期に桜を楽しむことができるなんて・・・

 これってものすごく貴重なことのはずなのに、この国にほんの数年住んでいる間に、なんとなく「当たり前の風景」に思えてきている自分にふと気づいたり。


 あちらこちらに八重桜が咲き、まるで日本のような「桜吹雪」「桜の絨毯」を眺めることができるブダペスト。

 でも来年、この桜たちが咲く頃には、私たちはもうここにはいないのね〜・・・

 と、 どうしても考えてしまうのが最後の1年。

 
 実は、新学期が始まった途端、帰国へのカウントダウンが始まったような気分になっているんですが、
まぁ、でもまだ300日以上は、たっぷり(?)あるし。

 
 300日以上あるじゃん、と思っても、それでも毎日毎日確実に減っていく「ブダペスト生活の日々」を、大切に過ごしていきたいな、と思わずにはいられない2016年の春なのでした。


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 今年はこの時期、この花が妙に目につきます。

 たぶん、毎年ほぼ同じ時期に同じ花が咲いているはずなのに、
その年によって目につく花、綺麗だなあ・・とつい写真に撮ってしまう花がけっこう違う、というのが面白いですよね。

 
 長くこちらに住んでいる人は、いつもの年より開花が2〜3週間早いとか2ヵ月早いとか言っているライラック



 それにしても、こんなにも存在感のある美しさで、あっちもこっちも花盛り・・・という印象なのに、
去年も一昨年もほとんどこの花の記憶が無く、写真にも残っていないのがなんとも不思議。

 姿を現す時期がずれたせい?
 
 単に自分の感じ方の違い?



「最後の1年だから」と思うと、
今まで見えなかったものが見えてきたり、今まで普通だと思っていたものが妙にキレイに見えてきたり・・・そんなことがこれからも色いろあるのかな、と

まだもう少し私たちの目を楽しませてくれそうなライラックを見ながら思ったりしています。