やっぱり『やもり通信』

海外生活一区切り。これからは日本の生活メインの内容になりそうだけど、タイトルはやっぱり『やもり通信』・・・で、いいかなっと。

あっという間に3分の1が。

 そろそろ日付も変わろうとしていますが、

11月10日。

 一年前の今日、私たち家族は昼前に成田空港を飛び立ち、実際には約13時間ほどのフライト+フィンランドのヘルシンキでのトランジットがあったにも関わらず、同じく11月10日の午後7時ごろに無事ハンガリーのブダペストに到着したのでした。


 あの日、空港に降り立ったあと、予想をはるかに超えたナイスなゲストハウスhttp://bit.ly/1ugz8f6までタクシーで移動し、その途中で早くもホンモノの「くさり橋」を渡って、うぉぉ!っと感動した時のことは今でもはっきり覚えているのですが、

 それがもう1年も前のこととは。


 ついでに、あの頃書いたブログを読み返してみたりしたのですが、(ハンガリー:最初の10日 ―その1― http://bit.ly/1wcmZVw) 


 う〜〜〜む。
 これを書いた時の感覚も、まだはっきり覚えている・・・。


 1年って、こんなに早いのね。


 ってことは、次の1年もあっという間に過ぎちゃって、

 気がついたら

「ここでの生活も残りあと半年だね」

 なんて、言っている自分がいそうな気がする・・・。


  
 ブダペスト生活1周年を目前にした10月8日(土)は、子どもたち二人は近所の友だちの家にお泊り。お姉ちゃんのMちゃんが4年生、弟のTくんが1年生と、姉弟それぞれの年も近く毎日日本人学校で顔を合わせているお友だちです。
 
 で、私たち(夫と私)は、家から30分ほどのところにある映画館(ショッピングセンター内のシネマ)でレイトショーなんかを楽しんじゃったり。

 やっぱり1年も経つとそれなりに優雅に(?)色んなことを楽しむ余裕も出てきているようですが、それでも私たちのこのブダペストでの生活もすでに3分の1が終わってしまったのかと思うと、妙に寂しさを感じる・・・というか、ちょっと焦りに似たものも感じたりして。
 
 

 季節が一周りしたと言っても去年のこの時期はまだ今の家には入っていなかったので、
家のベランダから見える木がこんなにも真っ黄色になることは初めて知ったし、

 
 家の近所の「秋真っ盛り」の風景がこんなにきれいなことも知りませんでした。




 夏の間、私たちの目を楽しませてくれていた、街頭に飾られた植木の花たちがいつの間にか撤去されていたことにも、2日ほど前に初めて気づきました。
 

 ちょっと前まではこんなのが街のあちこちに・・・。


 
 今は空っぽになった輪っかの下に、歩道いっぱいに散らばっていたのであろう落ち葉が詰められたゴミ袋がたくさん。

 
 少しずつ秋も深まっていき、やがて私たちにとって二度目の冬がやって来ます。


 昨年は稀に見る暖冬だったというブダペスト。


 さて、これから迎える2年目の冬はどうなることやら。

 いや、でもその前に、まずは【ドナウ祭】 


 今年、開校10年めを迎えるブダペスト日本人学校の、今年の【ドナウ祭】の目玉は、全校児童・生徒+先生たちによるハレルヤの大合唱らしく・・・。


 それも、子ども向けにアレンジされたものではなく、正規の合唱曲(?)という感じのものに挑戦するようなので、小学校1,2年生には・・・いや、4年生くらいでもかなりハードルが高いようにも思えます。

 でも、【ドナウ祭】のフィナーレに大人も子どもも総勢100名近い人数で(ん?そんなにいないかな。)歌うハレルヤは、すごい迫力だろうな〜。



 1年前の10月16日(土)

 去年の【ドナウ祭】では、まだたった一度日本人学校に挨拶に行っただけで正式な転入手続きもとっておらず、友だちの顔も名前も全くわからないままに最後の全体合唱にだけ参加させてもらったみどりと草太ですが、今年は練習がスタートした頃からしっかりと参加。きっと思い出深い【ドナウ祭】となることでしょう。



 ということで、2年目のスタートです。