・・・などと、妙にベタなタイトルを付けてしまいましたが、
11月初めから広い地域でかなりしっかりとした雪景色を見せてくれているらしい北海道。
(あ、でもここ数日の気温で、もう雪も解けてぐちゃぐちゃになっちゃってるのかな?)
そんな我がふるさと北海道で今、山口県出身でインドネシア生活も長く、とにかく「北国」とはほとんどご縁のないまま生きてきた友人Sが「英語通訳案内士」(外国観光客相手のプロの観光ガイド)として、これまた思いっきり南国のインドネシアからはるばるいらっしゃった観光ツアー御一行様を案内しています。
・・写真はイメージです(笑)・・
想定外の寒さにおののきつつも、札幌の時計台、藻岩山から始まって、登別、ニセコ、函館・・・と基本に忠実な観光コースを、お客様たちと一緒に周りながら楽しく過ごしているようすが毎日のようにfacebookにアップされるので、なんとなくふるさと北海道と、そこに住む母のことなんかを思い出したりして、昨日、ちょっと近況メールのようなものを送ったのですが・・・
早速今日、返事が届きました。(笑)
『恵庭もハンガリーも似たような気温と四季の変化ね』などと、やはりお天気の話から始まって、最近の出来事などをちょこちょこっと書いてくれていたのですが・・・
先月、なにやら、かなりレアな体験をしたらしく。
まぁ、似たようなことは北海道にそこそこ長く住んでいればそれなりに体験することもあるかと思いますが、それでも、こういうのはそうそうないかも・・・と思ったので、本人の了承も得ずにここにご紹介。
〈以下、母のメールから一部引用〉
先月17日、とうとう北海道らしい事故に遭遇。
と、言うほど大げさな物ではないが鹿と激突!
なんでも芝居の公演の帰りに、襟裳(えりも)方面から友人(劇団仲間?)の車で戻ってくる途中の出来事で、
正確には、前の車にぶつかったはずみで、こちらの車に乗っかってきた
・・・・・「乗っかってきた」って^^;
2車線の歩道側を走行中、急ブレーキが掛かってビックリしたらフロントガラスにドドーンと立派な角の鹿が!
しかも、その鹿さんは鼻血をた〜らりと垂らしており、
フロントガラスにその血がぱっと飛び散ったとか。
すごいですねー・・・
ボンネットが少し凹んでしまったけれどそのまま走り去ったその車からは、歩道に放心したような眼で横座りしている鹿さんが見えたそうです。あぁ、かわいそう・・・・想像しただけで涙が出そうだよー。
幸い車に乗っていた人たちも誰も怪我などすることもなく、
どうやらフロントガラスに激突した鹿さんも、命に別状はなかったようですが・・・(よかった、よかった。)
でもやっぱり、自分が乗っている車の正面に、いきなり鼻血を垂らした鹿が飛んできたら大抵の人は驚くことでしょう。
さらに母からのメールには
マキ(←私のことです)が恵庭にいる時、やはり道路上で倒れている鹿を見たよね。ほぼ同じ場所。きっとケモノ道があるんだろうね。
と、ありましたが・・・・
ごめんなさい。覚えていません。
(そんなことあったっけ??)
まだまだこんな自然に恵まれすぎてる感のある北海道。
【鹿、注意】とか 【熊に注意】とかの表示も、別に何かの宣伝効果を狙っているわけでは決してなく、本当の《警告》なわけですよね。(当たり前ですが)
友人Sが、海外からの大切なお客様を案内しながら周っているツアーのバスにだって、いつどこで、どんなものがぶつかってくるかわからないんだよなー・・・
なんて、つい考えてしまったり。
まぁ、どんなアクシデントにもめげない根性を持っている彼女だとは思いますが、ぜひこの北海道で、遠くからいらしたお客さまたちと楽しい思い出をたくさん作ってほしいものです。
〈おしまい〉
geishatara
・・写真はイメージです・・