ふと気づけば、もう6月じゃぁないですか。
もう今年も半分が過ぎてしまった・・・・ということ??
あまりにも速過ぎる。
(あ、いや、勘違い。6月が終わった時点で半分が過ぎたことになるのでした。)
いや〜、でも特に5月がこんなにも「あっ!」と言う間に過ぎてしまったように感じるのは、
とにかくあのめまぐるしく変わった天気のせいではなかろうかと。
5月の空は、本当に忙しかった。
もしもお天道さまの仕事がひと月ごとの当番制だったとしたら、先月の担当だった『5月のお天道さま』は、なぜにあんなに情緒不安定のまま頑張っていらっしゃったのか・・・?? と思わずにはいられないようなお天気が続きました。
(ん?でも、お天道さまって確かひとつしかないか。他の国や地域ではどうだったんでしょう?5月の空・・・)
連休でスタートした5月。
ブダペストではぱっとしない天気が続いて残念だったようですが(私たちが遊びに行ったバラトン湖では、ちょうどいい具合にお天気に恵まれましたが)、連休が明けた週もあいかわらず曇りがちで、すぐに雨がぱらつく毎日。
そしてやってきた11日。 明け方からのものすごい雨に「これじゃぁお出かけは無理だよねー・・・」と、楽しみにしていたピクニックもお流れになったのが2回めの日曜日。
その雨がみごとにほぼ1週間続いたのでこれまたびっくり。
ハンガリー人の友だちに「今日は一日中暴風雨だから不要不急の外出はしないように!」と強く言われた、という友人もいましたが、とはいっても私たち日本人にとっては日本の台風に比べればそれほどのレベル〜「家から一歩も出ないように!」というレベル〜でもなかったので、大雨の中、新規開店したばかりの日本食レストラン【小町ビストロ】にランチに出かけたりもしましたが・・・。
5月13日にオープンした【小町ビストロ】(7ker. Kertész utca 33)
オープン2日目の15日(木)に行ったら、夏の看板メニューになりそうな『かき氷』はまだありませんでした・・・。もしあったら、こんな天気でも食べたい勢いだったんだけど。でも代わりに『今川焼き』食べました〜^^
5月の半ばのこの週はみごとに雨。
おまけに気温もぐっと下がって、日中の最高気温が9℃という日も。
子どもたちが楽しみにしていた日本人学校小学部の遠足も当日の朝からどうにも怪しい天気で、いや当日全く雨が降らなくても連日の悪天候で公園の芝生にレジャーシートを敷いてお弁当・・・なんてどう考えても無理でしょう、という状況ではあったと思いますが、とにかく残念ながらやっぱり中止。(『延期』じゃなくって『中止』ってのがまた可哀想)
16日(金)、日本人学校の遠足が中止になった日の空。結局午後にはみごとな雨が降りました。
その週末にはなんとか天候が回復していく・・・という予報でしたが、回復しきれないまま土曜日も雨がぱらつき、草太のサッカーも久々にドームでの室内練習に。
そして、18日(日)に行われた【Coca-Cola Women's マラソン】。
この3回めの日曜日あたりから、なんとか天気が回復し始めました。
ちなみにこの大会、4月13日のマルギット島でのマラソン大会に引き続き今回もパパ、出張中。
で、今回は前回の反省を踏まえ(※詳細はこちらをご覧ください;第29回 テレコム春のハーフマラソン大会 (ちょっとドタバタ編)http://bit.ly/1hO8aSK) 子どもたちと3人で『ミニ・リレーレース』というのに出ました。ひとりが2キロ走って次の人へタスキを渡す、合計6キロのミニ・リレー。
スタート前のみどり
余裕の笑みで走り終えたアンカーの草太
結局レース中も一度も雨に降られることなく、快適に走ることが出来ました。
その後、10キロレースの頃になると雨がぱらつき始めたりもしたようですが・・・
でも。
この日を境にして、お天気 激変!
あら〜〜〜・・・・
今度はいきなりどうしちゃったの?
と言いたくなるくらい、次の日からは気温もぐんと上がり、
この週の日中の最高気温は
月曜日 25℃、
火曜日 28℃、
水曜日 30℃、
木曜日 28℃、
金曜日 30℃、
24日(土)の【ビッグ・スポーツセレクター】というスポーツイベント(ブダペスト市内のあちこちで行われている90以上ものスポーツを紹介するイベント)はもう真夏の暑さ。うっかりノースリーブで出かけたら肩が日焼けで真っ赤っ赤。
この写真を撮った時は空には雲がかかっていた模様。
空港に近い場所でのイベントだったので、青空にくっきり浮かぶ大きな飛行機が何度も見えました。
まさかこのまま「夏」に突入とは、さすがに思いませんでしたが
(だってここは北緯47℃のブダペスト。札幌よりも北に位置するヨーロッパの街)
週が明けてもこんなにスカーッと「夏の空」が見えていたかと思うと
(5月27日(火)3:45pm 学校に子どもたちを迎えに行く時の空)
その45分後、子どもたちと一緒に帰宅し、家の玄関にもうすぐたどり着く・・・というころに、みごとなにわか雨。というより
『お天気雨』。
太陽の光が降り注ぐ中、大粒の雨がバラバラと空から落ちてきて・・・
子どもたちは、ランドセルと置くとすぐに傘と長靴を持って屋上の広いベランダへ。
カイロでの「雨なし生活」が長かった子どもたちは、いまだに《雨の中を傘をさして歩く》のが大好き。
翌日も、その翌日もこんな感じで一日に一度は雨がぱらつき、
《気温はそこそこ、そしてにわか雨》な日々。
先週のあの暑さはいったい何だったの?
と誰もが思いながら迎えた月末30日(金)。
今度は寒さ再来。
「ほーら、やっぱりあのまま夏になるなんて思ってなかったもんね。」などと口では言ってるけど、それでも 一度30℃の暑さを経験してしまった体には日中の気温が13℃程度までしか上がらない、という状態ではもう「寒さ」しか感じません。
いったいなんなのこの寒さ。
なんというか、もう、完全にお天道さまに振り回されっぱなし・・・という思いのまま、
気が付くとあっと言う間に5月は過ぎ去っておりました。
こちらに長く住んでいる人も「毎年5月は着るものに困る」そうですが、それにしてもこの極端な空模様と気温の変化はお見事で。
特に、少し前は一年の大半を「暑い」か「かなり暑い」か「シャレになんないくらい暑い」という中で過ごしていた人間にとっては、それだけでもう毎日が変化に富んでいて、それで5月という1ヶ月も飛ぶように過ぎた・・・ように感じた、ということなのかもしれません。
でももうこれからはそんなに雨は降らないんじゃないかな。
これからは少しずつ、本格的な夏に近づくべく心地よい暑さが感じられる日が増えるんじゃないかな。
そんなことを思いながらブダペストで初めての「初夏」を迎えようとしています。
(ん?もう「初夏」にはなってる??)