やっぱり『やもり通信』

海外生活一区切り。これからは日本の生活メインの内容になりそうだけど、タイトルはやっぱり『やもり通信』・・・で、いいかなっと。

まさか、このまま春になるわけじゃぁ・・・?

 
 昨日は朝からが降っていました。

 暖冬、暖冬と言われているけど、本当にこの冬は「いったいどうなってるの?」というくらい暖かいらしい・・・。


 2ヶ月ほど前の11月10日に初めてここにやってきた時は、秋真っ盛りという感じだったブダペスト。

 そのうち黄色に色づいた木の葉がハラハラと風に舞う・・・いかにも“晩秋”という長いことご無沙汰していた情景の中で過ごし、

 そして11月25日“初雪”


どちらも11月25日。この2日前に飾り付けが始まった近所のショッピングセンターの大きなツリーも、さっそく季節感のある感じに。


 このへんまでは順当だったのに。

 
 そう。
 11月の末に初雪が降り、そのまま気温がずんずん下がりながら12月に入り・・・、

 いよいよ、「冬」の到来だぁ!!


 あ・・・もしかして雪かきとかもしなくちゃならなくなる?

 ん
 うちの前の、あのバス通りまでの長い道はもしかして自分たちで雪かきしなきゃ、なんだろうか?
 いやいや、あれだけの距離ってそこそこの量降られたらもうお手上げだよ・・・。
 きっと管理会社の人たちがやってくれるとか・・・そうなってるはず。
でも一応大家さんに聞いたおいたほうがいいかな?
 家の台所の窓から毎朝出かけていく子どもたちとパパを見送れる、というのが嬉しい環境ではありますが・・・  これまた結構な距離で。(下の写真は道路側から撮影)


 なんて心配していたことすら忘れたまま、気が付くと年を越しており。


 3学期が始まった翌日の1月8日には、子どもたちは【大雪による臨時休業および下校について】なんていうお手紙を学校から持ち帰りましたが、明らかに『毎年この時期に出すことになっているから今年も出しました』という感じ。

 本当に“雪が降る気配が感じられない”


 ほんとうに “冬”が来るのか  ブダペスト

 
 いや、そもそも初めてのヨーロッパ生活ってことで、こっちが勝手に北海道並みのしっかりとした“冬”を期待してしまっているだけなのか?


 それでも学校からのその手紙を見ると

1.朝から降雪がひどい場合
2.授業が始まってから降雪がひどくなった場合
 の、それぞれの対応がきちんと書かれており、場合によっては「緊急連絡網」を使うことや、(このような状況になりそうな場合は)携帯電話の通じる場所にいてください、身近に携帯電話を置いておいてください、といった記載があります。

 やっぱり例年は「大雪で学校に行けない」なんてことも、年に何度かはある、ということなのでしょう。
      それにしても「緊急連絡網」という響きも懐かしい・・・。
      当たり前ですが、ところ変わればそれが使用される状況ってのも大きく変わるものですよねー
      ※カイロでも『デモや暴動による渋滞が予想されるため下校時間を早める』という時に何度か
        お世話になりました。緊急連絡網。



 早く雪降らないかなぁ・・・!

 早く雪遊びしたいーー!!

 
 最初の頃こそ子どもたちがよく言っていたこんなセリフも、最近はとんと聞かなくなりました。
 もう待ちくたびれてる・・・?

 
 でも、そのうちきっと雪は降るはず・・・・・だよなあ、と思ってちょっと確認してみたのですが、

《冬の寒さは厳しく、1月や2月の最低気温はマイナス10℃に近くなることも。地方ごとの気温の差というのはあまり大きくはない。 夏でも朝夕は涼しいので、長袖を1枚は持っていきたいところ。冬の寒さはかなり厳しいので、コートはもちろん、手袋、帽子など完全防備が望ましい。(ハンガリーの天気&服装ナビ:http://www.arukikata.co.jp/weather/HU/
 


 ということで先週の土曜日(1月11日)、遅ればせながら大きなショッピングモールに行って、子どもたちのこんな「雪対策ウェア」を買い揃えたのですが・・・

 未だ活躍する日(=これで雪まみれになる日)がやってくる気配はなし。


 翌日の日曜日には、この冬装備と一緒に買った「サッカーボール」で元気にボールを蹴り合っていたわが子たちでした。
 


 今週末も日中は10℃以上になるらしいです。最低気温も・・・えぇ?8℃!??