ハンガリー生活が始まって、すでに17日が過ぎました。
この17日間、もちろんあれこれ色んなことがあったのですが、それらをきちんと書き残す余裕なく日々が過ぎ・・・
・ゲストハウス(←これがまたものすごく素敵なところだった!)生活をしながらの家探し、
・さっそくのプチ・観光をした最初の日曜日、
・ゲストハウスからの日本人学校への通学、
・カイロのコーラス・サークル仲間との涙(?)の再会
・素敵なこの家への引っ越し・・・
これらのことをすっ飛ばして「荷物到着」の話題というのもどうかとは思いますが、
たった今、これぞまさに“満身創痍”という姿で我が家にやってきた荷物たちのことを、この勢いで書いてしまおうかと。
さて、届いた段ボールは皆さんご存知の通り(?)18個。
日通(NIPPON EXPRESS)ブダペスト支店の矢野典子さんが、スタッフ2名と一緒に運んできてくださったのですが・・・
事前の電話連絡の時から妙に腰が低い・・・というかちょっと戸惑ったような感じだった矢野さんの対応の意味が、運ばれてきた荷物を見た時にわかりました。
遡ること4ヶ月と3週間前。
怒涛の荷造りでなんとかまとめられた18個の荷物は、そのままカイロの運送屋さんの倉庫で預かってもらっていたのですが、長期に渡る保管期間で丈夫だったダンボール箱もじわりじわりと弱ってきて・・・ということなのでしょうか。
とにかく、みんなかなり疲れ果てた姿。
「カイロから、ということで多少覚悟はしていたのですが、ここまでの状態で届いたものは今まで見たことがなかったもので・・・。」と矢野さん。
「まずは一緒に中身を確認させていただいて、もし破損等がありましたら保険の手続きの方に入らせていただきたいのですが・・・。」
そうか・・・
こういう時のために、あの七面倒臭い「箱の中身」等を記載する書類があるんだっけ。(今回はみー―んな運送屋さんがやってくれたけど。)
「特に電化製品などを中心に一緒にチェックさせていただいて・・・・。」
ん?
でも、うちの荷物の中に電化製品なんてあったかな・・・?
炊飯器もミキサーもトースターもコーヒーメーカーも・・・全部置いてきた(つまりお手伝いさんにあげた)んじゃなかったっけ。
でも、とにかく皿やちょっとした調理器具等が入っていた台所用品関係の箱を中心に中身をチェックしてみたところ、とりあえず全部無事。
引越し業者さんの「これでもか!!」というくらいに茶紙や緩衝材でぐるぐる巻にする手法も、こういう事態の場合はありがたさを感じます。
このシュレッダー屑が間に挟まった即席緩衝材は・・・??
と思って開けてみると、
おぉ!
タブラくん!
そんなわけで、外見はボロボロだったものの中身はほとんど(今のところ全て)無事だった我が家の荷物たち。
あまり冷静な判断のもとに荷造りができたわけではなかったので・・・
なぜ「18個」という決して多くはない荷物の中に、こんなものが紛れ込んでいた・・・?? と思うものもちらほら見え・・・
世紀の断捨離の末にさよならをしてしまった物たちの写真は、今は決して見てはいけない・・・と、しっかりと自分に言い聞かせたところです。
さて、それじゃ明日からぼちぼちと、この荷物たちを片付けることといたしましょう。