やっぱり『やもり通信』

海外生活一区切り。これからは日本の生活メインの内容になりそうだけど、タイトルはやっぱり『やもり通信』・・・で、いいかなっと。

ハンガリーといえば・・・

 明日の今ごろはもうハンガリー? という私たちですが(実際には時差があるので、正確には今ごろはまだ飛行機の中だと思いますが)


 ところで、ハンガリーってどのへんだっけ??

 という質問、けっこう何度も聞きました。

 このへんです。  
地図ではちょうど見えない位置になってしまいますが、ハンガリーからアフリカ大陸まで真下に下りたあたりにあるのが、ついこの間までとってもとっても(色んな意味で)お世話になったエジプト。




 私も今でこそハンガリーがヨーロッパのどのあたりにあるか、気候はどんな感じか・・・などについて多少のことを知るようになりましたが、一番最初に「次の派遣地(夫の勤務地)はハンガリーらしい」ということを聞いた時は・・・・。





 ということで、

明日の出発を前に、初めて「ハンガリー」と聞いた時に頭に浮かんだこと、を思い出してみることにしました。



1.ハンガリー交響曲◯番・・・とかってのがあったよね

 と思って、検索してみました。
 ちょっとはそっちのクラシック系のことも知っている・・・という気になっていたようですが、出てきた結果は

「ハンガリー舞曲
 「〜交響曲」というのは存在しないようですね^^;

 

2.ワインが有名だったはず

 そういえば、と言うか、実を言うと私は17年ほど前に一度ハンガリーに行ったことがあります。当時、ブダペストで日本語を教えていた友人を訪ねてクリスマス時期に遊びに行ったのですが、確か「ワイン・スタンド」というか、花屋やアイスクリーム屋のワゴン(カイロの街で言うとトウモロコシや焼き芋売りのイメージ)のような感じで「ワイン」を売るスタンドがあったと記憶しています。しかも冬の寒い時期は「ホット・ワイン」をきゅっとひっかけるのが一般的・・・と聞いたような。でもなにぶん17年も前のことなので記憶はかなり曖昧。

 でも、とにかくワインが有名なのは間違いないようで、特に“トカイ・ワイン”というのがよく知られているようですね。

 なーーんて言っていますが、なんせ私は下戸なもんで・・・・

 お酒好き、あるいはワイン好きの人が、目をキラキラさせ、あるいは鼻息荒く話してくれる“トカイ・ワイン”始め様々なワインのお話に、今ひとつついていけない、というのが非常に悲しく・・・

 これからのハンガリー生活で、ワインくらいは嗜む女になってみようかしらん??と密かに計画中・・・・ってこんなところに書いてて密かも何もないか。

 17年前のハンガリー土産「酔っ払いおじさん」(ワインのボトル・カバー)。世紀の断捨離で生き残ったかどうかは要確認。




3.そうだった!温泉の国じゃぁないか!

 「温泉もあるからね。行ってみたかったら水着忘れないでね。」と、確かあの時ハンガリーに住んでいた友人Sは手紙に書いてくれていました。(当時はメールなんかありませんからね。遠い異国に住む友人とのやりとりもエアメールか国際電話だったのか・・・?と思うと、ホント信じられませんけど)
 
 当時「温泉に入るから水着を」という意味が理解できていなかった私は、クリスマス時期の旅行だったこともあり水着など持たずに旅立ち・・・結局、ハンガリー名物の温泉を体験すること無く帰ってきたことを覚えています。

 そう。 ハンガリーといえば温泉


 今、手元にある【旅の指さし会話帳】、皆さんご存知の【指さしのハンガリー】でも、《文化》のカテゴリーで一番最初に出てくる話題が《温泉》。(その次が《ワイン》
 

 すごい。

 ハンガリー生活においては、温泉に関する語彙・表現の重要度がかなり高いことがここではっきり示されています。
 



 と、こんな感じで

 最初に「ハンガリー」と聞いた時にはこのくらいしか頭に浮かぶことがありませんでした。


 少し、調べ出してから

《ドナウの真珠》と言われるとにかく美しい街並みのことを知り、


 街の中心部を南北に《ドナウ川》が流れていて、川の途中に中洲があって、川には3つほどの大きな橋がかかっていて・・・というブダペストの街の地図を見た時には、ものすごく見慣れた「地図」のような気がして(カイロも街の中心部を流れるナイル川に中洲がある)、しかもその橋の中には、たもとに2頭のライオン像があるものがあり・・・となると、「まるでカイロじゃん」と思ってみたり。


 EUだけど通貨はユーロじゃなくて「フォリント」とか


 ハンガリーでもその昔、この間のエジプトのような大規模な民衆蜂起(ハンガリー動乱:1956年)があった、とか

 ハンガリー人であるところの《マジャール人》は、もともと騎馬遊牧民で、なんとなくモンゴル人との共通点がありそう、とか


 ハンガリーの人の名前は日本人と同じ「姓・名」の順になってるらしい、とか

 

 少しずつ少しずつ、「そこで生活してくための知識」が増えていってるかな、というところです。


1.ハンガリー交響曲ハンガリー舞曲
2.ワイン 
3.温泉


 
 最初に浮かんだのがこれら3つだった《ハンガリー》。


 ここでの生活を終えて帰国するときに《ハンガリーといえば・・・?》と聞かれたら、私はなんて答えるのかな、なんて今から思ったりしているのでした。





【おまけ】


《エジプトといえば・・・》
・初めてエジプトに住むことが決まった時に頭に浮かんだこと
(ちょっと曖昧な記憶を手繰り寄せて・・・)
1.ピラミッド
2.クレオパトラ
3.ナイル川
4.ラシュワン

・・・・こんな感じだったかな?


・今、《エジプトといえば・・・》と聞かれたら

1.ピラミッド
2.古代遺跡の宝庫
3.砂漠
4.エジプト人(・・・って言ってもなんにもわからないですよね。すみませんm(_ _)m)
5.ダイビング
6.ナイル川



   こんな感じかな。
   もっと色々あるとは思うけど。