やっぱり『やもり通信』

海外生活一区切り。これからは日本の生活メインの内容になりそうだけど、タイトルはやっぱり『やもり通信』・・・で、いいかなっと。

やっぱり、ここ(ブダペスト)すごい・・・!

 
 先週、友人家族が遊びに来ました。

 カイロでの趣味のサークルつながりの友人MちゃんとMちゃん。
   あれ?どっちも「Mちゃん」だ(笑)

 子どもの年齢も比較的近く、カイロにいた頃もちょくちょく一緒に遊んだり、時にはちょっとした母子旅行なんかもしたことがある友人家族との久々の再会@ブダペスト。

 まるまる2日間、この2家族とブダペストを周り・・・

 私は再認識してしまいました。

 やっぱり、ここってすごく素敵なところなんじゃない??




 では、楽しかった2日間をちょっとおすそ分け^^


 いきなり集合写真ですみません。
 でも私のカメラ(・・・ってケイタイですが)に収まっている「みんなで写ってる写真」って、実は初日の一番初めに写したこの写真だけで。
 
 ということで、カイロ生活をご一緒したことのある皆さんにはなんとも懐かしいこのメンバーでのブダペスト観光だった、ということをまずお伝えして・・・


 なので、このリスト・フェレンツ広場の「リスト像」の前(↑)で写真を撮った後に向かったオペラ劇場(↓)では、みんなの目はこれに釘付け。

 「ねぇ、ちょっとあれ・・・」
 「え・・・スフィンクスじゃない??」

 私も前から気になっていたのですが、ハンガリーが誇るヨーロッパ有数のこのオペラ劇場の入り口の両脇(しかも微妙に脇に追いやられている感じの位置)に、なぜかこのようなスフィンクスが2体、なんとなく持て余され気味にひっそりと鎮座ましましているのです。



 早速、子どもたちを並べて記念撮影。

 それにしても・・・・

 このスフィンクスさん、あまりにも“女性である”ということを主張しすぎていませんか??
 

 自分の記憶の中にあるスフィンクスとはかなりイメージが違うため、
「結局スフィンクスってなんなんだっけ?」と思い、さきほどちょっとググってみました。


【スフィンクス】エジプト神話やギリシア神話、メソポタミア神話などに登場する、ライオンの身体と人間の顔を持った神聖な存在あるいは怪物(ウィキペディア http://bit.ly/1tPuc1n

 そうかぁ・・・怪物だったりもするのかぁ。


 だからこんなふうに前足の間に人の顔らしきものを挟み持っていたりするのね。

※この角度からではほとんどわかりませんが、それこそギリシャ神話か何かに出てきそうな男性の顔がここにあります。こわ〜・・・

 そして、こちらが劇場の向かって左側にいらっしゃる、やはり女性のスフィンクス。


 前足の間にあるのは、鳥の羽・・・??のようなものに見えましたが、はっきりとはわからず。


 なぜ彼女たちがここに置かれているのか・・・なんてことはもちろんわかりませんが(どなたかご存知でしたら教えて下さい。)、我々の心をぐっととらえたことは間違いありませんでした。
 
(参考)

 全く別の時に撮ったオペラ劇場全景写真。


22. スフィンクスにチューされそう
22. スフィンクスにチューされそう posted by (C)Makie
 ギザの3大ピラミッドそばのスフィンクス。2010.10.9撮影



 こんな流れだったせいか、オペラ劇場の隣のカフェで子どもたち&パパたちが小休止をとっている間に女3人で近くのヘレンドhttp://bit.ly/1qO6T2N)のお店をのぞきに行った時も、ついついこんなものに目が行ってしまった私。

 初めてのぞいてみたヘレンドのお店でしたが、なんだか驚きの品揃えでかなり楽しめました。
 ちなみに、付いている値札の単位はハンガリー・フォリント。289700フォリントとなっているラクダさんは、約12万7000円となります。



 この後はドナウ川沿いに出て、
 こちらの黄色いレトロなトラムでドナウ川沿いを走って国会議事堂へ行き、



 川沿いのレストランでランチ。


 やはり夏になると急にその数が減ってしまうストリート・パフォーマーさんにも

 ディアーク・フィレンツェ広場でかろうじて会うことができ、(この「婚約指輪を買うための資金集め」をしているお馬さんに会ったのは初めてでした)


 バラのアイスクリーム屋さんでちょっと休んでから

 肝心の“バラのアイスクリーム”の写真が無いし!!



 すぐ近くのイシュトバーン大聖堂へ。

 (Adam Kliczek, http://zatrzymujeczas.pl




 内部を見たのは3回目くらいでしたが、

 真ん中のドームの展望スペースに上がって、ブダペスト市内を360度ぐるりと見たのは初めてでした。


 
 この展望スペース、かなり気持ちが良いです。
 ドームの高さが96mとのことなので、展望スペースはそれよりも少し低いくらい、ということになるかと思います。


 
 夜はドナウ川の西側、ブダ側のレストラン『大理石の花嫁』(Márványmenyasszony(マルヴァーニメニアッソニ http://www.marvanymenyasszony.hu/)というレストランでハンガリーのフォーク音楽を聞き、ダンスを見ながらハンガリー料理。





 2日目はケーブルカーでブダの王宮の丘にのぼり、


漁夫の砦という展望台から対岸の国会議事堂などを眺め、

 そのまま王宮の丘のレストランでランチ。



 実はこの1週間、一日に一度は必ず雨が降る・・という日が続いていました。
 そしてこの2日間も、観光中に雨に降られてもこりゃ仕方がない・・・という予報だったのですが、なんとなんとこの2日間のみ全く雨が降らない、という驚きのお天気となりました。


 そして・・・


 2日目の夜はドナウ川東岸に浮かぶ『spoon』という船上レストランで、


 こんな素敵な景色を見ることができました。


 午後8時少し過ぎ。



 8時半頃に鎖橋に明かりが灯りました。



 対岸の丘の上の王宮もオレンジ色に光り始め(ピントが合ってないのが悲しい・・・)



 日はどんどん暮れていきます。



 午後9時。
 子どもたちはそろそろねむねむ・・・?と思ったら、



 大きな音とともに、王宮の向こうから花火が。



 本当に、


 本当に綺麗でした。

 (写真はイマイチですが・・・)



 実際この街に住んでいても、家の窓からドナウ川が見えるわけでもなく、


 なので、こんなふうにゆっくりと、輝く風景に身も心もどっぷり浸かることのできたこの日の数時間は、遠くから時間をかけてここまでやって来てくれた友人たちばかりでなく、毎日をここで過ごしている私たち家族にとっても、とても貴重な機会となったのです。


 この2日間、何度となく

「いいところに住んでるね。」
「ホントに素敵なところだね。」
「ちょっとー・・・ここ、ポイント高すぎ!」


 などと二人の“M”に言われてきましたが・・・


 確かにそうかも。

 ブダペスト

ここはとても素敵なところです。



 再認識させてくれたH家、O家に感謝!