これが「タブラ」です。
アラブの“太鼓”です。
・・・・と思ったら、「タブラ」というと、まずその説明としては“インドの太鼓”というふうになるみたいですね。
ウィキペディアを見ても「タブラ」はウルドゥー語あるいはヒンディー語であると書かれているし（http://bit.ly/gyqsJF）、
＜タブラの専門店＞などと書かれているサイト（http://www.tablakatabla.com/）を見に行っても、そこに並んでいる太鼓は私が知っている「タブラ」ではなく、明らかにインドのもの。
しかもこれを見るとわかるように、こちらは「２つの太鼓を演奏する」というスタイル。
日本人の「タブラ奏者」という方のHPもあるのですが（http://www.geocities.jp/shigerji/）、こちらも
『インドの音楽に興味を持ち1995年に初渡印。』とまず最初に書かれています。
ふ〜〜〜〜ん。
じゃ、私たちが今一生懸命習っている
こういうのや
http://bit.ly/y2bcHu
こういうのは、
http://bit.ly/y2bcHu
「アラブ・タブラ」とでも言うんだろうか？？
と思ったら、どうやら打楽器の世界（？）では、「ダラブッカ」と言われているようです。
「ダラブッカ」・・・
でもそんなこと、少なくとも私の周りにいる人たちは知らないだろうし、
というか、カイロで♪ドン・タック・エス・タック♪と叩いている分には別に知らなくてもぜーーんぜん困らないことだし（たぶん）。
ということで、この「タブラ」
今年の１月から始め、これまでに４回のレッスンを終えています。
週に１回、２時間弱のレッスン。
妙に時間に正確なエジプト人の先生（いつも先生が一番乗りらしい）が、５人の生徒（私たちカイロ駐在マダム）に英語の説明を混じえながら基礎からしっかり教えてくれます。
レッスンは５回で一区切りとなっているようで、その５回分の内容が録音されたCDが初回のレッスン時に全員に手渡されました。
「わぁ・・・きめ細かいわー」などと思いましたが、つまりそれは
「これがあれば自宅でもしっかり復習ができるでしょう。」という無言のメッセージであるとも言えるわけで・・・。
いえ、ありがたいです。本当に。
このように５回分のレッスン内容が録音されたCDが、コースの最後まで習うと「６枚」にまでなるそうです。
つまり３０回で１コース。
３０回分のレッスンを終了すると、タブラの基礎的な叩き方がだいたいマスターできる、ということのようです。
週に１回のレッスンなので、月に４回。
単純計算だと７カ月半で終了・・・となりそうですが、
実際、レッスン終了まで頑張った人たちの話を聞くと、なんだかんだで１年〜１年半はかかっているようです。
２年近く頑張っている、という人もいます。
途中、学校の長期休みが入れば一時帰国する人もいるし、そうでなくても旅行に出かけたりすることが多いのが海外駐在生活。
また日頃のレッスンでも、１回のレッスンが充実している分、一度の欠席が大きな遅れとなりそうなので、なるべく全員そろってレッスンが受けられるように・・・と曜日を調整したり、あるいは一週スキップしたり・・・。
そんな感じで細く長く、ゆっくりと時間をかけながらも無理なく最後の「CD６枚目」までたどりつけたら、と思っているのですが、
あら？
終了まで１年半かかったとしたら、我が家はそろそろ帰国ではないですか？？
先は長い。
でも、やっとコースが終わったらそろそろ荷造りってのも、なんか悲しい。
というか、あんまりのんびりやってたら、帰国までに終了できないかも。
カイロ生活も１年数カ月が過ぎ、やっと
「もしかしたら、私、タブラ、大丈夫かも・・・」
と、思えるようになったので始めたタブラ。
※これ（「もしかしたら大丈夫かも・・・」）についての詳細は後日。
せっかく始めたのだから、とりあえずコースの最後まではたどり着けるよう頑張りたいです。
タブラ購入の記念撮影（１月９日アタバ市場にて楽器屋のお兄ちゃんと）
L.E.200（200エジプト・ポンド≒2600円）
＜おまけ：タブラの演奏ってこんな感じ＞
コースの最後まで行けばこのくらい叩けるようになるのか・・・は、「？？？」です。
・・・っていうか、無理だろうなぁ。速すぎて手が見えないし。
ん？ でも、これ本当に“Egyptian style”？
今、習っている（基本の）叩き方とちょっと違うような気がするんですが。
レベルの差がありすぎると、よくわからなくなる・・・ってことかなぁ？
