やっぱり『やもり通信』

海外生活一区切り。これからは日本の生活メインの内容になりそうだけど、タイトルはやっぱり『やもり通信』・・・で、いいかなっと。

あっという間の1年 <その2> やもり通信

 
 最近やたら1年前のことを思い出すようなことを書いているなぁ・・と思っていたのですが、
そういえば、このブログも気がつくと「1周年」を迎えていまして。


 というのも、なかなかブログを書き始めるきっかけが掴めずにいた私に
“これはやっぱり書き残しておかねば!”と思わせてくれたのが、1年前の【退避帰国】だったからです。


 母子でルクソール・マラソンに参加している間に、カイロがものすごいことになっていたこと、
 ケイタイのSMSが使えなくなったり、通話そのものもまともにはできない状態になったこと、
 無事にカイロに帰りつけるのか・・・と思いながら、エジプトで初めての寝台車に乗ってルクソールを出たこと、

 その数日後には日本への退避帰国が決まり、「もう戻ってこられない、という可能性もゼロではない。」などと言われながら荷造りをしたこと、

 そして、非常食として私は空港に“冷凍おにぎり”を持って行ってしまったこと・・・・・・。



 あの頃の数日間のことは自分でもびっくりするくらい色々なことをはっきりと覚えています。


 それだけインパクトの強いことが立て続けに起こった、ということなのかもしれませんが、
また、それと同時に、こうしてこの場に書き残したからこそ記憶が鮮明なまま自分の中に残っているということなのかもしれない、とも思っています。


 自分のカイロ生活の記録として、これからも自分なりのペースで続けていきたいな、と思っています。




 今日未明(エジプト時間)に亡くなったホイットニー・ヒューストンの歌を聞きながら。