ADWA〜Asian Diplomats' Wives Association〜(アジア外交夫人の会、とでも言うのでしょうか?)のバザーに行ってきました。
在カイロのアジア各国の大使館にお勤めの方の奥様たちが、それぞれの国のブースで各国を紹介するような食べ物や民芸品などを売ってくださるという、アジア人としては非常に嬉しく有り難いバザーです。
一緒に行く予定だった友人が急な腹痛のため大事をとって今日は自宅待機(?)となり、この「アジアな世界」に今年は一人で乗り込んで行きました。(去年は確か休日の開催だったので家族揃って出かけていった記憶が・・・)
開始時間の10時から遅れること約5分。会場となっているコンラッド・ホテルに着くと、まずはとにかく『日本』のブースへ直行。
とりあえず今日の晩ご飯(お寿司セット)や、どら焼き、抹茶シフォンケーキをガガガっと買い、
そのあと落ち着いて各国のブースを見て回りました。
会場には、20カ国ほどのブースがあったと思います。
マレイシアでは懐かしい「スリムカ」や「テ・タレ」を購入。
会場で会った友人たちに「スリムカ」をご試食いただきましたが(初めて見た人はちょっと買わないかも・・・という色合いのお菓子なので)、だいたいの方が「おいしい」と言ってくださいました・・・・(ま、面と向かって「甘すぎ」とか「なんだこの味は??」とかは言い難いかも・・・ですが^^;)
「なんだ、ういろうじゃん。」
「日本のおはぎ的な感覚のお菓子だね。」という感想が、私には新鮮でした。
※写真を取るのを忘れたので、こちらのブログhttp://sorairoc.exblog.jp/15022807/から拝借しました。下の二段重ねになっているお菓子が「スリムカ」です。
それにしても、なぜか「テ・タレ」(Teh Tarik)がご親切に英語に訳されており、「PULL TEA」となっていたのには笑えました。
確かにこうやって引っ張るようにして淹れるんですけどね・・・この写真はこちらのブログhttp://bit.ly/tr4Ff6からお借りしました。
インドネシアのブースでは、「ナシゴレン」(アジア風チャーハン)の素と、花の形に膨らむらしい「クロポ」(油で揚げるエビ、あるいは魚せんべい)を購入。赤、黄色、緑などの着色もしてあり、クロポ好きの子どもたちにはウケそう。
バティックの洋服も売られており、カワイイ女の子用のワンピースもありました。みどりには明らかに小さいサイズだったので買いませんでしたけど・・・。私は小さな女の子がバティック柄の服を着ているのがむちゃくちゃ好きです。
例えばこんな感じ・・・
特別出演。姪っ子のYuuri
モンゴルのブースでは、いい感じのフエルトのスリッパがあったので、これからの季節の室内用に購入しようと思ったのですが、なんとサイズが「39」の1サイズしかなく、私には大きく夫には小さい、というどうしようもない大きさだったので残念ながらここでの買い物は無し。
「ツォイワン」(モンゴル風焼きうどん)を食べていた友人に少し味見をさせてもらったのですが、麺のモサモサ・パサパサ感がとっても懐かしい感じでした。
写真はこちらのブログから:http://bit.ly/ucUsdl
それにしても私のモンゴル語の退行現象はものすごいものがあり、「こんにちは」と「大きいのありますか」「小さいのありますか」以外は完全アウト。遅々として進まないアラビア語が邪魔をして(?)「私」や「夫」という単語すらでてきませんでした。
ベトナムでは、久々にアオザイを着ている若い女性を見ました^^
また、懐かしいトンボのやじろべえ(?)もやはり人々の興味を引いていたようでした。
右側に写っている男性の指の先に止まっている竹細工のトンボです。
写真はこちらのブログからお借りしました。http://bit.ly/tJxhPF
揚げ菓子のようなものも売られていましたが、私は「おいしいブンチャーが食べたい!!」という思いが強く、それ以外のものを食べる気になれませんでした・・・。
写真はこちらから:http://bit.ly/u0ivwj
あぁ・・・食べたい。
食べたい!
という感じで、これまでに住んだことのある4カ国にまとめてプチ・お里帰りした気分になれた3時間弱でした。
日本のブースのお寿司やどら焼きはあっという間に売り切れていたようです。
皆さん、お疲れさまでした。&ありがとうございました。
あ、そうそう。
こんなブースもあったのですが・・・
「コンゴ共和国」って、アジアじゃないですよねぇ??
http://bit.ly/vILr4i
明らかにアフリカのようですが・・・・
なぜ今回は「コンゴ共和国」だけアジアの仲間入り??
そんな不思議もありましたが、楽しい一日、いえ、数時間でした。
<本日の収穫>
本文では割愛しましたが、中国のブースでポークの缶詰や春雨、ごまペーストなどの食材をGET。 やっぱりこういう場面では中国のありがたさが身に染みます。