やっぱり『やもり通信』

海外生活一区切り。これからは日本の生活メインの内容になりそうだけど、タイトルはやっぱり『やもり通信』・・・で、いいかなっと。

消えたモルディブ。  そして目指すは・・・

 エジプトで過ごす最後の年末年始。

さて、どこに行こう?
と、考え出したのは11月末頃。

やっぱりあったかいところがいいよねえ・・・。

というのが我が家の(私の?)基本スタンスで、


あったかいところ・・・南の方・・・島??
でも、あんまり遠いのもねー・・・
アフリカ周辺で、

セイシェル!??

なーんてノリで、地図で目星をつけた「南のリゾート」っぽいところをまずチェックしてみたのですが、
 外務省: セーシェル共和国より http://bit.ly/Ul7NpF
あら・・・こうして見るとこんなに小さいんだー。ふーん、面積455km2。
これって日本のどの県くらいの大きさ? と思ったら、
あらまー、琵琶湖より小さい・・・!?(琵琶湖:670.25km2 http://bit.ly/WP17Uf

そして、なにに驚いたかって、その航空券の高さ
そんなに遠くないはずなのに(というか去年行ったケニアとそう違わない距離なのに)一人往復800ドルとか1000ドル近いような金額で、その時点ですでに我が家的には「これって問題外」という雰囲気になり、次の候補地を探し出しました。(ちなみにケニアに行った時の航空チケットはカイロ−ナイロビ往復、家族4人で$2000くらい。)


 そうして浮上してきたのが「モルディブ」
そう、近年の地球温暖化の影響で海面が上昇し、その国土が海に沈み消滅してしまうという危機に直面しているアジアの島嶼国です。

 エジプト(アフリカ大陸の北)から「アジア」というエリアにまで飛んでいくことになるのに、航空チケット代は高級セレブの国セイシェル(本当に超高級セレブ仕様のリゾート地であることを後から知った・・・^^;)よりもお安く、
 http://bit.ly/WSxa5z

でもその海の美しさは息を呑むほど素晴らしく、
 http://bit.ly/RiW6Af

さらに、「将来はこの地球上から消えてしまう国かもしれない。」などと思うと、

「今のうちに行っちゃう??」という気分になり、ほんの1か月ほど前の「犠牲祭」の連休でここを家族で訪れた友人にモルディブ情報を聞くなどして、すっかり心は
「エジプト生活最後の年越しは思い切ってアジアのリゾート地で!」となっておりました。

 ところが・・・
航空券をおさえるときに「一緒にホテルも予約しませんか?」という案内も出てきたので、一緒に予約したらお得ってこともあるかもね、と思いつつちょっと見てみると、

ぬぬ??
これじゃぁ全然“お得感”ないじゃん!
表示されるのは一泊$800(米ドル)とか$1000とか、あらま〜・・・一泊$1,400??

これまた我が家的には全くもって「問題外」の高さだったので、とりあえず別の形でもう少し心穏やかに泊まれるような金額のところを探そうとしたわけです。

この時点では、私はまだ「探せばある」と思っていました。
せいぜい2万円台くらいで泊まれるところも。

でも、せっかくの南の島のリゾート地へ行くわけだから水上ホテルなんかにも泊まってみたいし・・・でも、そうしたら一泊3〜4万円くらいはしちゃうかも?
 http://bit.ly/VzWCWB



 そんな自分の認識の甘さに気づくまで、丸二日ほどかかりました。

 モルディブもセイシェルに負けないくらいの「高級リゾート地」で、ホテルの予約をしようといろいろ見ていても、「これでもか」というくらい《ハネムーン割引》の広告が出てくるような、そういうところで、

しかもそんなところに「年末年始」というどう考えてもハイ・シーズンの時期に滞在しようとしているんだ、私たちは。
「一泊6万円」とか「一泊12万円」とか見て、目をチカチカさせている場合じゃない。
ここは、もう思いきって「えいや!」と行くか、
「残念ながらご縁がなかったね」と諦めるかのどちらしかない。


 ということで、はい。ここで今日のこのタイトル。
 我が家の道は「後者」となりました。

 そうと決めたその当日は、実はまだ諦めきれず、という傷心の私でしたが、人間、歳を重ねるとあきらめもつきやすく、さらなる目標も定まりやすくなるのか(??)

 数日後には、
じゃ、今回はこれまでお世話になったこの国、エジプトにお金を落とすことにしよう!!
 
 ということで国内旅行に頭を切り替え、意外とサクサクと旅行先まで決定させるに至りました。

 

 エジプトで過ごす最後の年末年始は・・・

 「エジプト大使館 エジプト学・観光局」http://bit.ly/YNYxyb

紅海沿いのリゾート地「マルサ・アラム」でのんびりしてきます!
 エジプトの南、スーダンとの国境にもかなり近い、知名度が高いとはとても言えないリゾート地。でも、しっかり国際空港がありヨーロッパからの観光客が結構来ているらしいとの噂もある“隠れリゾート”マルサ・アラム

 ホテル以外なにも無いところらしいですが・・・

 さて、観光大国エジプトでの新たな穴場発見となるか??



 あ、年越しはカイロでする予定。市内の某レストランで年越しそばやらお雑煮やらをいただきつつ日本っぽい「ゆく年くる年」を味わってみようかな・・・と。



やっぱり「エジプト最後の年」ですからね。
このくらい「国内どっぷりモード」でいってもバチは当たらないでしょう。


 ということで、皆さまもよいお年を・・・!!





<おまけ:幻となった「モルディブ」も実はとっても小さかった>
http://bit.ly/VzRFwZ
なんと総面積約300km2で「淡路島の約半分」だとか。 http://bit.ly/U9UzcB
「1200もの島からなる国」とのことなので、その1200の島の面積を合わせて「淡路島の約半分」だと、その島の一つ一つがいかに小さいか・・・って感じになります。

・・・・なぁんて思いを馳せちゃってる自分はやっぱりまだ心のどこかで諦めきれていないんだろうか??
いやいや、またきっといつかご縁があることを信じて。。。