2014年3月11日。
ハンガリー在住の友人が、3年前のあの日を思いながら、あの日の約1ヶ月後の4月7日にハンガリー在住の有志たちの手によって開催された「祈りの会」のことをfacebookで紹介してくれました。
2011年のあの頃は、自分たちがハンガリーという国に住むなどとは夢にも思っていなかったので、もちろん私はこの国でこのような会が開かれていたことは知りませんでした。
でも、
あの頃は本当に世界中で《日本を思い、日本のために祈る》というようなイベントが開かれていたんですよね。 イベントが開催されるばかりでなく、本当にありとあらゆる国と言っていいほど多くの国々が様々な形で日本のために力を貸してくれたこと、そしてそこに住む多くの人々(日本人も含め)が《とにかく何か出来ることは無いか》という思いを抱え、その“何か”のために動いていたことを、今じわりじわりと思い出しています。
当時住んでいたエジプトでも、4月22日にカイロのオペラハウスでチャリティー・コンサートが行われ、私たちも誘われるままに参加しました。
http://d.hatena.ne.jp/hiragam/20110504/1304548804
ベトナムでもチャリティー・コンサートが行われていたんですね。
インドネシアでも
http://www.afpbb.com/articles/-/2792771?pid=7012929
http://jp-indonesia.jugem.jp/?eid=6
マレイシアでも
そしてもう一つ、個人的な縁の国であるモンゴルからは、
同国大統領から世界最速でお悔やみの一報が入り、その日の夕刻には国際救助隊がウランバートル空港でスタンバイ完了。
また、大統領声明ですべての公務員が1日分の給与を返上して日本に寄付するよう呼びかけたり、被災地の子どもたちをモンゴルに招待したり・・・と、これまた頭が下がるような様々な形での支援がありました。
http://mongol.iinaa.net/temp.html
今のところまだ全くご縁のない国ですが、オランダでもものすごいコンサートが開かれたとかで話題になっていたそうですね。
あ、そういえば、台湾の、【震災の数日後に放送されたチャリティ番組で数十億というとてつもない義援金(4時間の生放送中で約21億5000万円!!)を集める】というニュースに驚いたことも思い出しました。
http://bit.ly/1dOaM4i
と、前置きが長くなってしまいましたが、
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中央ヨーロッパの小さな国 ハンガリーでも 日本を思い、祈る会が 開かれました。
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という言葉で始まる「祈りの会」の記録映像。
じっくり見ると、今お世話になっているブダペスト日本人学校の先生たちもチラリと(?)映っていたりします。
そうかー・・・
あの時期、ここではこんなことが行われていたんだなー・・・
となんとなく不思議な気持ちになりながら、3回ほどじっくり見ました。
東日本大震災から今日で3年。
やっと3年。
でも、私には「あっという間の3年」に、やはり思えます。
まだまだ落ち着いた生活を送ることができない方々もいらっしゃるでしょう。
形としては以前とほぼ変わらない生活になっているのに、自分が全く別人になってしまったように感じている方もいらっしゃると思います。
先は長いと思います。
でも、すべての人が、少しずつでも前へ進んでいけることを心から祈っています。
皆さんは、どんな思いで今日を過ごしましたか?