やっぱり『やもり通信』

海外生活一区切り。これからは日本の生活メインの内容になりそうだけど、タイトルはやっぱり『やもり通信』・・・で、いいかなっと。

エドモントンより

 
 2017年5月9日
 いよいよカナダエドモントンへ出発しました。

 日本時間午後10時に羽田空港国際線ターミナルからカナダへと飛び立った飛行機は、同日5月9日の午後9時半頃に無事エドモントンに到着

 羽田を出てから間違いなく14時間は経過しているのに(羽田⇒バンクーバー:約9時間のフライト、バンクーバーで約4時間の待ち時間、バンクーバー⇒エドモントン:1時間半のフライト)到着時間が出発したはずの時間より早い、というのは、
確かにかなりお得(?)な感じですが・・・・


 これって、こうやってずっと時計と反対周りに旅を続けていたら、ニンゲンって若返っちゃうの? と思わずにはいられません。


 さて、そんな不思議なタイムトラベルを体験してしまったせいか(笑)、実は今回のフライトは体調がボロボロで・・・・詳細は割愛しますが、私、到着後丸2日はほとんど使いものになりませんでした。


 が、 

 近所でちょこちょこと用事を足したり、ご飯を食べに行ったりしているうちに徐々に本調子になってきたので、街で撮った写真などを並べながら、到着直後のエドモントンの印象などをざっくり綴っていこうかと思います。



 まず、いきなりですけど、着いてすぐ驚いたのがこちら。





 違和感ありますよねぇ。
ことごとくナンバープレートがない

車の後ろ側にはみんなしっかり付けられているし、
タクシーや営業者っぽい車は付いていることも多いですが、


一般の車はほとんど前側にナンバープレートが付いておらず・・・そんな車が連なっているのを見た時は一種異様な感じがしました。

 結局、どうやら「ドライバーに支給されるナンバープレートが1枚だけ」らしいということが判明しましたが、これって、長く住んでいると見慣れてきちゃうものなんですかねえ? 私もそのうち「あ、そうだっけ?ほかの国って、前にも後ろにもナンバープレート付いてるんだっけ?」なんて感覚になる・・・のか? 

 

 こちらが、今、泊まっているホテル。

 客室は右側の円柱形の部分にあります。

 ブダペスト在住、または関係者の皆さんは、
「あら・・・なんだか見たことある形。」と思っているかも。


 ブダ側の、一部の人たちにとってはランドマーク的な存在だったこちらのブダペストホテル
この円柱形の姿が印象的で、機会があったら一度くらい泊まってみたいものだと思っていたのですが、結局、意外と近所に存在してしまっているホテルにはそうそう泊まる機会などなく。

 でも、今、こんな遠くに来てから、エレベーターホールを出たあたりとか部屋の内部の作りとかがなんとなく円い中に存在してる、という感じを楽しめるホテルに泊まれて、あそこのブダペストホテルもこんな感じなのかなぁ・・・などと思ったりしています。


 ホテルの窓からの眺めも素敵で、
ここでも「川のある風景」が楽しめます。

川や湖・・・水の見える風景は落ち着くのでとても好きです。

5:00am 夜明け前 この時期のエドモントンの日の出は5時半頃です。



昼間。 晴れていると本当に綺麗。


 そして、川の向こう側・・・見えますか?
こんなところにピラミッド郡が。


 これはどうやら【Muttart Conservatory】ムタート植物園:温室植物園)ところらしいのですが、なんでこんな姿にしたんでしょうねえ?
 ああいう三角錐の大きなものを見るともはや砂漠の中にそびえる、あの、ちょっと懐かしいピラミッドしか連想しにくくなっている身としては、なぜここにこんな形のものが? しかも緑に囲まれているし・・・と、なんだかほんとうに不思議です。

 しかもそれだけではなく・・・

 昨日、子どもたちの公共交通機関の定期券(ETS)を買いに市役所まで行ったのですが(今はETSは市役所ではなく、ちょっと離れた別館のビルで手続きを取るようになっていました)


 地図で見るとここが間違いなく「City Hall」
Wikipediaを見ても、「エドモントン市庁舎」として、この奥のりっぱな三角錐の写真が載っています。

 別にエドモントン市としては、それほどこだわりもなくこの形を選んだのかもしれませんが、
・・・・でも、気になる。

 ということで、滞在中に真相(・・・と言うほどのことでもないと思うけど)が分かればご報告します。

 
 そして、建築物ついでにもうひとつ。

 滞在先ホテルからまっすぐジャスパー通りという大きな道へ出る途中、ふと前を見上げると、


え? ダヤブミ・・・??? いや、青いし。 
 (すみません。マレーシア関係者の内輪ウケ・・・にもならん💦)ダヤブミ



 最後に再び「川」
 
 エドモントン市内を流れる川はノース・サスカチュワン川。ちょっと舌を噛みそうな名前ですが、 「ノース」と言うからには「サウス」もあり、この2つの川が合わさったところから「サスカチュワン川」として流れていくそうです。

 ざっくりいうと市の北東から南西に向かって大きく蛇行しながら流れているこの川は、
大河でもなく、特に優美さもなく。
 今まで住んだ街に流れていた川に比べて、自己主張の少ない川・・・というか、微妙に影が薄い川、という印象ですが(笑)、住んでいるうちにこの素朴さに心惹かれるようになるのかな・・・、などと思ったり。
 


 と、色々なものを目にしては、あれに似てるだの、これに似てるだの、そして
なんだこりゃ?こんなの初めて・・・!と思ったり。

 まだまだ色々新鮮なエドモントン、5日目がスタートします。