あっという間に3月になってしまいました。
げっ!? もしかしてもう3月になってる?
と突如気づいたのが、草太の二度目の「サッカー・クラブ体験」(「Buda Juniors Football Club」http://www.budajuniors.hu/)へ向かうバスの中。先週の土曜日。
お雛さま、出してないじゃん・・・
その日、家に帰ってから慌てて飾りましたが、よく言われている「3月3日を過ぎても飾りっぱなしにしておくと・・・」というのに従うと、たったの3日間で「はい、さようなら。」
丸一年近く箱にしまわれていて、やっとハンガリーの空気を吸うことができたというのにそれじゃあんまりにも可哀想・・・と思ったので、今朝、学校へ行く前のみどりに
聞いてみました。
「ねぇ、お雛さま、今日しまっちゃったら3日しか飾ってないことになるからさー、もう少し出しておいてみる?」
一瞬の間がありましたが、控えめな表情ながらもはっきりとした口調で
「だめ・・・!」
どうやら覚えていたらしいですね。
私は覚えてないんですけど、いつ、どんなふうに話したのかなんてこと。
でも、そんな話を律儀にも覚えていて、そして健気にも(?)信じているらしい小3女子。
「だって結婚するの、遅くなっちゃうんでしょ? ・・・できなくなっちゃうんだっけ?」
いや、そんなの関係あるわけないでしょう。
しかも結婚がとっても遅かった人がアナタの目の前におりますが・・・
などと余計なことは言わず、
「そうだね、じゃ、今日帰ってきたら片付けようか。」
そんなわけで、今年、たった3日間しか飾られることのなかったお雛さまがあんまりにも可哀想に思えて写真に収めましたので、ここにも記録のために載せておこうかな、と。
引っ越しの多い我が家。
当然のことながら携帯に便利な「お内裏さま&お雛さま」お二人のみ。
お雛さま その1
玄関を入ってすぐの場所に、ワヤン人形(インドネシア(ジャワ)での人形芝居に使われるワヤン・ゴレッ wayang golek)に見守られつつ微笑んでいるこちらのお雛さまは1993年3月に母に贈られたもの。
「このくらいのサイズなら持ち歩けるでしょ。」と、確かそんな言葉を添えて贈ってくれました。すでに娘の今後(定住しそうにない)が見えていたのでしょうか。
お雛さま その2
さらに小さいこちらは、同じく母がみどりに贈ってくれたもの。
「これならどこへでも一緒に行けるでしょう?」と、この時も母は言っておりました。
※大きさ比較のために一緒に撮った後ろの写真は川越まつりの時のもの(2007年)。
クリスマス・ツリーはさんざん長く飾っていたのに(12月24日から結局1月8日ごろまで飾っていました)、お雛さまは本当に3日間のみ。
来年はもう少し長く出しておいてあげよう・・・。
<おまけ>
子どもたちが学校に行っている間に、なんとなんとケーキを焼いてしまった!!!
一人で!(いつもはみどり主導で私はその助手)
ここで立派な「ひなケーキ」のようなもの(・・・ってどんなのだ?)が焼ければ、去りゆく今年のひな祭りを盛り上げることができたのでしょうが、私にはこれが限界でした・・・。