やっぱり『やもり通信』

海外生活一区切り。これからは日本の生活メインの内容になりそうだけど、タイトルはやっぱり『やもり通信』・・・で、いいかなっと。

行ってみたギリシャ : あくまでも我が家の場合【イベント編】

 
 7月20日〜26日までの6泊7日の旅を家族で楽しんだギリシャ

 その7日間の【あんなこと・こんなこと】をご紹介します。


1.とりあえず外せないところへは行く
1-1. パルテノン神殿

 かなり暑い日でした。しかもアクロポリスの丘に登ってしまうと日陰が極端に少ない。そして遺跡内には「水いらんか?」などと近寄ってくる物売りは皆無。うるさくなくて嬉しい分、この時期飲み物等を持参せずにここを訪れると非常にヤバいことになるかも。


 外側の柱は、直径約2m、高さ約1mの円柱が10こ積み上げられて約10メートルの高さになっているそうです。
 でもピラミッド(クフ王)の10分の1以下の高さなのね^^; 歴史も浅いし。(と、ここで対抗意識を持ってどうする)

 ©Murakami Yoshifumi
  ©Murakami Yoshifumi
 遺跡としての凄さよりも、人の多さに驚いた・・・というのが正直な感想。

 そして、修復のためにあちこちに組まれた足場がどうしても景観を損ねているように感じてしまい・・・。
でも、「私が行った時も修復中だった」という人が意外に多いんですよね。
常にどこかをメンテナンスしておかなくては・・・という状況なのでしょうか?

 また、あとで聞いたのですが、地中海クルーズの豪華客船がアテネに寄港する日が週に何日があり、その日はクルーズ船のお客さんがこぞってこのパルテノン神殿を観光するため、かなりの賑わいぶりとなるのだそうです。
 それ以外の日は、やはり経済危機による政情不安定の影響か観光客は随分減っている、とはアテネに住むYUKIさん(←ヒルトン・ホテルのプールで知り合った現地在住の日本人)の談。


1-2. 近代オリンピック・スタジアム
 そういえば、今年はオリンピックの年でしたね。我が家は完全に乗り遅れていましたが。

ここが、第一回目の近代オリンピックが開催されたスタジアム。1896年。116年前。明治29年・・・と思うとそんなに大昔でもない(?)
なぜか、かなり長ひょろいんですよね。すっごく楕円形。


エントランスもあるしチケット売り場もあるようだし、たぶんフィールドの中にも入れるんでしょうけど(たぶん。中を走っている人を目撃したので)、バスでザザッと市内を回るツアーでの立ち寄りだったためほとんど写真を撮る以外の時間は無く。

でも私としては、この大理石の観客席に座ったり、フィールドをこの足で踏みしめ、そしてそこに置いてある表彰台に上がって写真を撮る・・・せめてこれくらいはしたかったなーと、これがちょっと心残り。

 今度アテネに行ったら、パルテノン神殿には行かなくてもこの競技場には再度足を運び、今度はあの中を走るぞ!と、密かに心に誓っています。


1-3. 風林火山

 アテネでは、かなりの「老舗日本食レストラン」だと思われます。
©Murakami Yoshifumi
 いつから我が子は「イクラさえあれば幸せ」・・・という贅沢な子に育ってしまったのでしょう。

©Murakami Yoshifumi 
 たぶんどんなガイドブックにも載っているであろう『風林火山』http://www.furin-kazan.com/
比較的良心的なお値段でいろいろなメニューが揃っているため、地元のギリシャ人客や外国人観光客も多く見られました。(こういう店がカイロにも一つ欲しいよなぁ・・・)
 こちらのブログには地図も載っています。『ギリシャへの扉』http://bit.ly/QkiWBt

 そうそう。この『風林火山』の近くに日本食材を扱っている小さい店があるらしいのですが、事前調査不足と周辺観察力不足のため完全に素通りしていたと思われる我が家。アテネから帰る日に空港でばったり会ったカイロ在住のM家のご主人が、その店で「いちごポッキーやどら焼きを買ったんですよー^^」と嬉しそうに語るのをただ(作り)笑顔で聞くしかできない自分が悲しかったです。


2.子ども目線で楽しめることを探す
2-1. 国立庭園
©Murakami Yoshifumi 
 こちらも、ヒルトンホテルのプールで出会ったYUKIさんに教えてもらった場所。
シンタグマ広場北側の国会議事堂の隣に広がる大きな公園で『市民の憩いの場』的な存在かと思われます。

こーんな登りやすそうな木があったり(登ってませんが)

©Murakami Yoshifumi 
こんな可愛い小動物がいるミニ・動物園があったり


こんな遊具があったりで、まあ、普通の公園ですね^^
(でもカイロにはこういうところが非常に少ない。・・・・ってか、ある?)


2-2. 公園で鳩にエサ
 これは、前回の【ああ、さようなら「夏休み」・・・】http://bit.ly/Sl58xJ でも触れているので省略。
 
 それにしても、なんで子どもってこんなにハトが好きなんでしょう?? @アテネの中心部、シンタグマ広場


2-3. トラムで海岸散歩
 こちらもYUKIさんオススメのアテネでの暑い日の楽しみ方。

 こんなかっこいいトラムがアテネの街を走っているのを見かけて気になっていたのですが、実はこのトラム「どれに乗っても街を抜けたあと眺めのよい海岸線をずっと走る」、「終点まで乗っても大した距離じゃない」とのこと。
 早速乗ってみることにしました。


子どもはたいてい乗り物好き。


でも、そのうち冷房の効いた心地良い車内ではこんな状態に。


途中、ベトナム・レストランが見えたり、


あれ? 『もみの木マークのスパー』??


海辺の駅はいい感じ。


オリンピックの時に使われたのであろうスタジアムもいくつも見えました。

 乗り物好きのお子さんがいらっしゃる方には、ぜひオススメの「アテネでの楽しみ方」です^^



3.気になったことにはトライしてみる
 って、なんだかよくわからないタイトルですが、
実は街なかで何度か見かけたこういうもの↓が妙に気になり、


 近づいてよく見るとどうやら「ビンや缶のリサイクル・マシン」であるらしいことがわかったので、

旅行中に飲んだペットボトルの空き容器を何本かためておき、それを持ってまたこの機械のある場所へ行き、実際にこれを使ってみた・・・と、ただそれだけのことです。
 


 その他にも、アテネを一望できる『リカビトスの丘』の頂上でディナーをしたり、おいしいラム・チョップのお店『チョリヤデス』(←YUKIさんご夫婦オススメ:http://www.taverna-tsolias.gr/)などにも行っていますので、©Murakami Yoshifumi 



ご興味のある方はこちらのアルバムをどうぞ。http://bit.ly/Q5I2pe