やっぱり『やもり通信』

海外生活一区切り。これからは日本の生活メインの内容になりそうだけど、タイトルはやっぱり『やもり通信』・・・で、いいかなっと。

階下が火事になっていた

 
 私が住んでいるアパートにはエレベータが2基あります。
向かって左が奇数階に止まり、右側が偶数階に止まります。
我が家は15階なので、普段は左側のに乗ります。
でも乗りたい箱が最上階にあり、右側のがすでにグランド・フロアーで待機中という状況であれば右側のに乗って14階まで行き、そこから1階分階段を上って玄関に・・・ということもよくしています。
そうでなくても、片方のエレベータが動いていないのでとりあえず動いている方に乗って上へ・・・というのもよくあることです。


 今日は草太を日本人幼稚園「きらりっこくらぶ」http://plaza.rakuten.co.jp/kiraricco/ の「サマースクール」に送っていったあとアパートに戻ってきたら、奇数階のエレベータは17階に。右側の偶数階のエレベータが地上でスタンバってくれていたので、そっちに乗って14階まで行きました。

 14階に着いたエレベータを降り、階段で上へ・・・と思ったら、イスやらテーブルやらで塞がれていて階段が使えない!!
 「えぇ?お引越しですか〜?」と思って、扉が開いているらしい141号室の方に目をやると・・・

 そこには、取り外されて壁に立てかけられた扉が。
 そして、その上1/3は、焦げてません??

上部1/3が焦げ、取り外された玄関のドア
上部1/3が焦げ、取り外された玄関のドア posted by (C)Makie

 
 え?
 これって・・・

 と思って、玄関から中を覗くと

 うわっ!これって火事ってこと!??
 

 うちの真下なので部屋の構造はよくわかるのですが、正面に見える部分がトイレで、その手前の左側が台所。
この感じだと出火元は台所のようです。

あちこちこげこげ
あちこちこげこげ posted by (C)Makie

 (中で一生懸命作業している人の目を盗んで急いで撮ったので、全くうまく撮れていませんが・・・)


 これはもう明らかに火事。リビングからテーブルやイスを外に運び出さなければならないほどの。

リビングも・・・
リビングも・・・ posted by (C)Makie


 それにしても、火が出た直後とは思えない落ち着いた雰囲気。
 中で黙々と作業をする数人が見えるのみ。

 
 とりあえずエレベーターで13階まで降り、そこから15階の自宅に戻って早速お仕事中のはずの夫にメール。



 夫によると、朝7時ちょっと前にみどりを連れて下に降りた時もなんだか焦げ臭かったとのこと。
(日本人学校のスクールバスは毎朝7時ちょっと前に来ます)
 さらに、昨夜仕事から帰ってきた時も焦げ臭かったとか。だから「多分火事になってたのは昨日」と。


 そうか・・・
だから、さっきあんなに接近して写真撮ったのに煙の臭いとかほとんどしなかったんだ。


 でも、それにしても、家の中が(と言っても一部ですが)あれだけ黒焦げになってしまうような火事があったのに、真上に住んでいても煙ひとつ入ってこないこのレンガ造りの構造って、ある意味すごいような気がします。

 っていうか・・・・これが木造の家だったら?
いや、実際「木造の18階建てアパート」なんてないと思いますけど、でも木造の建物で階下の部屋がいつの間にかあんな状態になっていたら・・・、と思うとさすがにビビります。

「うちはなんともなくてよかった。」と思うと同時に
「なんで全然何でもなかったんだ??」と不思議な気もしたりして。 



 そしてその後、家の中から運び出された黒焦げの冷蔵庫を見たときは背筋がゾ〜〜〜!


 古い冷蔵庫から出火・・・・・・・。

これが出火原因か!!
これが出火原因か!! posted by (C)Makie



 我が家の冷蔵庫も、かなり、思いっきり古いんですけど。

 この証拠写真携えて、大家さんに「冷蔵庫買い換えて!!」とお願いしようか・・・。
 いや、でも実際、ウチのはまだ今のところきちんと「冷蔵庫」として機能しているから難しいだろうなあー。

 せめて、10月のこの家の契約更新の時にはお願いしてみてもいいんじゃないだろうか。

 うちの冷蔵庫も相当古い
うちの冷蔵庫も相当古い posted by (C)Makie



本日学んだこと:
 【地震ではひとたまりもないであろうカイロのレンガ積み重ね式建築は、実は火災には強いのかもしれない】