やっぱり『やもり通信』

海外生活一区切り。これからは日本の生活メインの内容になりそうだけど、タイトルはやっぱり『やもり通信』・・・で、いいかなっと。

初めての…とか、最初で最後の…とかが重なった【さよなら中野サンプラザ】の日。

 

33年ぶりのリベンジの話はどうなったんだい・・・とか

自分でも思いながら、まず「久々に“非日常”を味わった数時間の記録」を。

 

東京 中野駅の目の前にある『中野サンプラザ』

 以前(すごく前だけど)、JR中央線をよく利用していたころ車窓から目にはしていたけど足を運んだことはなく、某バンドのボーカルの名前とよくごっちゃになっていた(あ、今はバンドとしては活動していないか)…そんな思い出しかないままに閉館・取り壊し→再開発・・・となる歴史ある複合施設。

 

その『中野サンプラザ』で、今回、ついに

スタレビ:スターダスト・レビューの生の歌を聞くことができました。

 

 数年前に生活の拠点が埼玉県内に移ってから、せっかく首都圏に住んでいるのだから(そう。ここだって首都圏‼)その恩恵を享受せねば…との思いから、昔からよく聞いていたアーティストのライブにちょこちょこと行き始めたのですが、

 

*** 昔からよく聞いていた 👉👉 さだまさし、小田和正(というか体に染み込んでいるのはオフコースの曲のほうが多いかもw)このあたりww ***

 

で、ある日(検索してみたら2022年11月1日だった)

その日は NHKの #うたコン にスタレビ、スターダスト・レビューが登場。

♬シュガーはお年頃 (⬅デビュー曲とは知らなかった)をもう何年ぶり⁉  という思いで聞いて、

そうだ。やっぱり今度はスタレビのコンサートに行かねば。》と、つぶやいていました。

 そして実現した生スタ☆レビ第一弾 が、

【さよなら中野サンプラザ音楽祭 スターダスト☆レビュー ✕ 怒髪天】

 

「どはつてん」というバンドとのジョイント…って言うんですかね?

とにかく2バンド合同ライブ(👈イマドキの言い方がわからん💦)

 

“スタレビ狙い撃ち”で単独ツアーのライブを選ぶ、という選択肢もあったけど、

ちょっと調べてみたらこの怒髪天のメンバー4人、全員北海道出身

そして1966〜68年生まれって(笑) とたんに親近感。

で、これもご縁、とチケットGET。

今回のことがあるまで実は名前すら聞いたことがなかったんだけど(周りの人は結構知ってた…)数日前には(ちょっとだけど)“予習” もして当日に臨みました。

 

 スタレビは思いっきり大学時代を思い出す、というか大学の時にかなーり聞いていたので、そのせいかライブ当日の朝、目が覚めたらものすごーーく久しぶりに大学時代のあの人やこの人が出てくる夢を見ていたことに気づき自分でもびっくり。

そして、自分の体に染み込んでいる曲は全部30年以上前の曲…という自覚があっただけに、ちょっとドキドキしながら会場に向かったのでした。

 

 

2023年5月11日(木)

 

初めての『中野サンプラザ』。

初めての怒髪天。

初めての生スタ☆レビ

 

 

昭和の香り漂う会場でその時を待ち、

いよいよライブスタート‼

 

と思ったら、いきなりのクイズ大会。

まずは「中野サンプラザクイズから・・・(⁉)

 

 当然の流れと言わんばかりに嬉々としてクイズの進行役を務めるスタレビボーカル根本要氏は、その展開に多少動揺する客席に向かい「まさか歌だけ聞きに来たわけじゃないだろ?」的な発言。

 あー、この年代ってこういうノリが多いの?(笑)と、一人こっそり某ベテランミュージシャンを思い出したりして。

 

そしてじゃんけんでの順番決めの結果(この辺はお約束になっていたとは思うけど…)

まず怒髪天登場。

半分は予習していた曲だったけど、いや〜〜

なかなかパワフルで、めちゃくちゃ久しぶりの雰囲気

ひさしぶり・・・?

あぁ、このずっと踊っているようなこの感覚・・・

と、もう味わうことのできない H◯◯◯D D◯◯ のライブをちらりと思い出して悲しい気持ちになったりもしながら、本当に久しぶりの立ちっぱなし、踊りっぱなしの時間に身を置きました。

・・・まっさん、小田さんではこういう状況にはなりませんので(笑)・・・

 

 

いよいよスタレビが登場し

夢伝説の前奏がバンバンバンバン バンバンバンバン....

いや、ベンベンベンベン・・・?? 

(文字にすると演歌のようだ…)

とにかくあの心に響く前奏が聞こえた途端

「キターーーーーー!!💦」と涙が吹き出しそうになったけど

 

大丈夫でした。

ちゃんとしっかり冷静に、でもとても楽しく一緒に歌うことができました。

 

そう。

声出しOK になっていたんですよね。全くありがたいタイミングでした。

 

同会場の別のフロアではワクチン接種も行われていたようだけど、

少なくとも2階の大ホール内はもう普通のライブ会場以外のなにものでもありませんでした。


2曲めの還暦少年と…、あともう数曲あったかな。一緒に歌えなかった曲。

 

でも、デビュー以来40年以上、たくさんの歌を作り、歌い続けているスタレビのライブにいきなり来ても(もちろん空白の時間を埋めるための予習はそれなりにしたけど)

私の体に染み込んでいる80年代の曲たちの登場率がけっこう高かった気がしてかなり嬉しかったー。

 

 クイズの続きをやったりしながら、時間も大幅にオーバーして終わった初のスタレビ・ライブ。(あ、怒髪天さんもです)

 

 でも、この会場は【さよなら音楽祭】の真っ最中で、

sayonaranakanosunplaza.com

ロビーの片隅には、過去50年間の大ホールの利用記録ノートのようなものがあり・・・

これがめちゃくちゃ見応えありました。

例えば 1987年ごろ。

東京モード学園の「ファッションショー」があり、

角松敏生コンサート、神田正輝バレンタイン・ナイト、尾崎亜美、

河合奈保子、忌野清志郎・・・

 

過去、ここに足を運んだことのない私でさえ、へ〜〜 あの頃こんな人たちが・・・と

食い入るように見てしまったので、昔からここにご縁のある生活をしていた人たちはタイムカプセルに入り込むみたいな感覚でページをめくっていたのかもしれませんねー。

 

たくさんの人がこの前で写真を撮っていました。 (私も撮ったけど)

 

次の50年へ。

 

50年後、人々はどんなふうに音楽を、ライブを楽しんでいるんでしょうね。

 

 

             そして、生スタ☆レビ第二弾へと続く・・・