3月17日です。
1年前の今日は、3年4か月住んだブダペストを引き上げて日本へ帰った日。
あっという間の1年後。
今日のカナダのエドモントンは
雪。
みどりと買い物に行った帰り、LRT(電車)の窓から見える景色が妙に白くて、あれれ?
駅に降り立ったら、細かい雪がしゃんしゃん降っていました。
1週間ほど前から(かなりフライングっぽい気はするけど)「サマータイム」になって・・
そうしたら、その日から「もう冬をやってちゃいけないので。」とでも言いたげな、暖かな日が続いていたんですけどね。
で、このまま、じわりじわりと少しずつ暖かくなっていって、気がついたら本当に春になってたりするのかも・・・と、ちょっと思ったりもしてたんですが。
やっぱり甘かった。
人の行き来の多い遊歩道などは、もうすっかりアスファルトが見えていたのに、
そこにも、遠慮なく降り注ぐ雪たち。
※もちろん解け始めの雪がぐちゃぐちゃになっているところや、解けて溜まった水が凍ってガチガチ・つるつるになっているところもあちこちにあります。
比較的気温が高かったこともあって、よく見ると落ちてくる雪の粒がいつもより大きめ。
これまでよく目にしていた粉砂糖のようなサラサラ雪よりも、水分を多く含んでいる感じ。
そのせいか、上着の表面に触れると
結晶がはっきり見えます。
なんだか、嬉しい。
家に帰り着く頃には、春に向かっていたことなどもうすっかり忘れたかのような降りっぷり。
でも、やっぱり雪景色は綺麗。
こんな心が洗われるような景色がもう一度見られるなら、もうちょっと冬が続いてくれてもいいな などと思ってしまいます。
・・我が家の裏の公園:徒歩30秒で日々様々な冬景色を楽しむことができるワンダフルな環境・・
でも、そんなふうに思う人はそれほど多くはないかも。
(少なくとも我が家の長女13歳は少しでも早い春の訪れを待ち望んでいる模様)
3月半ばも過ぎると、もう春真っ盛り、というところも多いですよね。
facebookなどの写真を見ると、まるで別世界(笑)
でも、やっぱり雪景色は美しい・・・・
この美しい純白の世界から、一足飛びに緑萌え花咲き乱れる春になればいいのに。
このあと、雪解けのざくざく、ぐちゃぐちゃ、ぐちょぐちょ、びちゃびちゃ・・・を乗り越えなければ春を迎えることができない、
それが“雪国のお約束”、ということを、(実は)北国育ちの私は知っているのでした。
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【後日談】ならぬ【翌日画】
「なに、これ・・・・」と静かに外を見つめる長女13歳の姿がちょっと切なかった(^_^;)