やっぱり『やもり通信』

海外生活一区切り。これからは日本の生活メインの内容になりそうだけど、タイトルはやっぱり『やもり通信』・・・で、いいかなっと。

カイロに広がる「がんだるまTシャツ」

 カイロにもついに夏がやってきました。

「今年は暑くなるのが遅い」、「過ごしやすい時期が長い」・・・と多くの人が口をそろえて言っていましたが、それでも5月の後半になるとじわりじわり・・・来るぞ、来るぞ〜という感じになってきて、最終金曜日の27日にはついに最高気温が40℃を超すような暑さとなりました。

 そんな暑さの中で開かれたMaadi(マーディ)地区でのチャリティーバザーや、その翌日の「日本人会テニス大会」、
さらにその一週間後に開催された「日本人会ソフトボール大会」会場でも威勢よく(?)売られていたもの。

 それがこの「がんだるまTシャツ」
「がんだるまTシャツ」新色のオリーブ色!
「がんだるまTシャツ」新色のオリーブ色! posted by (C)Makie



 我が家は、この「がんだるま」なるものがいったい何なのかも全く知らずに早々に4枚購入。
我が家の「がんだるまTシャツ」
我が家の「がんだるまTシャツ」 posted by (C)Makie

 6月3日(金)(実は誕生日^^)のソフトボール大会には、「きっとたくさんの人が着てくるはず」とふんで、しっかりユニホーム気分で出かけていきました。

(あら、草太くんなんだか不機嫌?^^;) 


 そして、会場では・・・売り子の皆さんはもちろんのこと、予想通りずいぶんと多くの人が「がんだるま姿」で歩いており、今日この日まで「がんだるまTシャツ」を一度も目にしたことがなかった人でも
「みんなが着てる、あれ、なに??」と認識せざるを得ないような状況になっていました。
(・・・と私には思えました)
 
 さて、この「がんだるま」。
「だるま」なのに、よく見ると頭には三角形のつのが。
岩手県の名前の由来となった「鬼の手形」という民話に出てくる「羅刹鬼(らせつき)」という鬼と
七転び八起きの「起きあがりこぼし」が合体したようなデサイン・・・地元の小学生が書いた絵をもとに作られたキャラクターだそうです。


 さらに「がんだるま」の「がん」には3つの意味が込められているそうです。

がんだるまのがんは岩手の岩のがん
がんだるまのがんは幸せを願うのがん
がんだるまのがんは復興を頑張るのがん
【モリオ・ネット もりおか地域SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)】http://sns.city.morioka.lg.jp/blog/blog.php?key=44510 より


 1枚100L.E.(エジプトポンド=約1,350円)の、この「がんだるまTシャツ」。
売り上げのうち60L.E.が被災地の支援団体に送られるとのこと。(そうですよね?間違っていたら訂正お願いします。ヒロコさん。)
 
 また、日本で生まれたキャラクターをモチーフに作られた「がんだるまTシャツ」ですが、これは全くこっち(エジプト)サイドで商品化された物のため、もし日本の方が購入ご希望の場合はエジプトからの“逆輸入”になるそうです^^

 
 さてさて、どこまで広がるか「がんだるまTシャツ」。

 カイロ在住のあなたはぜひ1枚!


<おまけ:5月27日のチャリティー・バザーでも売られていた「がんだるま」くん>
バザーで売られる「がんだるまTシャツ」
バザーで売られる「がんだるまTシャツ」 posted by (C)Makie
しかし、あの暑さの中・・・・・
1枚5L.E.、10L.E.(100円前後)で古着が売られる中、勇ましくも「100L.E.」の姿勢を崩さなかった「がんだるま」くん(・・・って古着じゃないし。ド新品の復興支援グッズだし)

がんばれ!がんだるま!!