秋晴れの日曜日、大阪吹田市の《市民体育祭》に参加した我が家の３人（子どもたちと私）は、その日の夜、JR難波駅の上にある高速バス乗り場で夫と合流。（夫は枚方市で行われていた日本語教育関係の学会に参加していました）
その後、それぞれのバスで関東方面へ帰ってくる予定でした。
“それぞれのバス”というのは、夫は埼玉県の坂戸駅南口行きの近鉄バスに、子どもたちと私は都内の立川駅前北口行きの南海バスに、と、別の目的地に向かって別のバスで帰る予定だったからです。
そういう予定だったのですが、なんと、あろうことか・・・インターネットで高速バスの乗車券を予約した際に、坂戸駅南口行きに乗る夫の分だけなぜか「10月4日」という日付で入力していたらしく・・・
いざ、予定のバスに乗り込もうとした時に「アナタの予約は今日じゃなくて10月4日になってますよ」と夫は突然、乗車を拒否されたような状況に。
実際には、間違った日付で予約をしていたのはこちら側・・・というか、この私(-_-;)で、
「空席があればこれに乗ってもらってもいいんだけどね・・。」という乗務員さんの言葉も虚しく、夫は別のバスを探すためにカウンターへ走るはめに。
坂戸行きが無理なら、とりあえず私たちと同じ立川行きのバスでも・・・
それでもダメなら東京方面に行くバスならなんでも・・・と思ったのですが、3連休のど真ん中の高速夜行バス。空席はゼロ。
翌日の新幹線を予約するためにバスターミナルから去っていった夫は、無事翌朝始のチケットを購入し、その足でネットカフェにチェックイン。
シャワー付きで1500円という快適なお宿で一晩を過ごしたそうです・・・・・。
こんなアクシデントもありましたが、私たちが乗った立川方面へのバスは完璧な「動くベッド」となり、翌朝7時過ぎに予定通りに立川駅北口に到着しました。
さて、みんなとの待ち合わせは午前10時。
待ち合わせ場所となっている《昭和記念公園 西立川口》は、隣の「西立川駅」を降りてすぐなので、ここを9時半前に出れば余裕。
とりあえず朝ごはんを・・・ということで駅前のガストへ。
ゆっくり朝食をとり、新聞も読んで（朝のこの時間帯は各テーブルに朝刊が置いてあってびっくり）、トイレでこっそり歯も磨かせてもらって９時過ぎまで時間をつぶし、そろそろ動き始めようかな、と思ったところで『もうすぐ立川』と友人からメールが。
この日こんなふうに立川に集まってきたのは、ベトナムのハノイに住んでいた時に子連れでいつも一緒に遊んでいた友人たちや趣味のサークル（コーラス）で一緒だった友人たち。
8家族総勢25人が立川の昭和記念公園に集まりました。
ハノイで過ごした2008年から2010年にかけての2年間は、みどり4歳〜6歳、草太2歳〜4歳、というまさに《未就学キッズ》時代。
同じくらいの年齢の子を持つ友人らと毎週月曜日に集っていた【キッズ・サークル】の思い出は、もう数限りなくあります。
当時、やっと“お友達と遊ぶ”ということを覚え始め、【キッズ・サークル】を通じてその楽しさを知っていったハノイ・キッズたち。今はほとんどが小学生となったキッズたちが、この日、当時の彼らを思い出させるような可愛い妹や弟たちを連れて再び日本で集結。
ママたちも、ふと気づくとハノイで別れてから5年ぶり・・・なんて人もいたようでしたが、そんな時間の長さはあっという間に飛んでいってしまいました。
秋桜が咲き乱れる昭和記念公園で、久しぶりに集まったハノイ・ファミリー。
また何年か後にこんなふうにみんなで集まれるんだろうな、その時は今回会えなかったあの人やこの人にも会えるかな・・・などと思うと、今からその日が待ち遠しくて仕方がないのでした。
