やっぱり『やもり通信』

海外生活一区切り。これからは日本の生活メインの内容になりそうだけど、タイトルはやっぱり『やもり通信』・・・で、いいかなっと。

記念日にカナダへ

 
 4月29日というのは、そう言えば結婚記念日でした。

 と言っても、随分前から「日本の祝日」となっていた13年前の4月29日に、私一人で坂戸市役所(埼玉県)へ行き(村上吉文氏、モンゴル赴任中だったため)裏口から「当直室」のようなところにいたおじさんに、「これ、お願いします。」と手渡したことによって成立した結婚記念日なので・・・あんまりしっかりした“記念日”的な感覚もないんですが・・・でも、書類上は4月29日が結婚記念日

 で、その4月29日が、今年はハンガリーの次の任地カナダのエドモントンへの赴任日になったことで、(少なくとも夫にとっては)これで完全に“記念日”に昇格! となったに違いありません。

 なんたって30年ぶりのカナダに単身乗り込むことになったのですから。



 今回のカナダ赴任
 今まではいつも家族一緒に赴任していたのに、今回に限っていろいろな事情があり、夫のみ先に赴任し、家族を「呼び寄せる」ということになりまして。

 で、そのカナダという国は、その昔、若き村上吉文くんが「ワーキングホリデー」という制度を使って初めて海外へ飛び出した国だそうで・・・しかも、今回の赴任先エドモントンとごく近い(と言っても距離にして400㎞以上あるようですが)バンフという街に長くいたようで・・・

 そんなところに今度は結婚して家族と一緒に仕事でまた住むことになるなんて、
しかもちょうど30年前にカナダを離れて以来、まだ一度も訪ねていなかった・・・というからこれまたすごい。

 そういうんだったらね・・・
 やっぱり家族一緒に行くよりも、まずは一人で行って、いろんなことを一人で噛みしめられる方がよかったよねえ、と思うわけですよ。


 というか、自分だったら、きっとそういう気分になったんじゃなかろうか・・・って。

 そう考えると、今回手続き等の関係で私たち(私と子どもたち)が一足遅れて行くことになった、というのも、ある意味
そういうふうにできていたんだろうな、と、そんな気がしたりして。


 4月29日の夕方の便でカナダへ向かった夫は、今日、日本時間の4月30日の朝早くに無事エドモントンに到着したようで、その後、早速到着までのことやカナダの街並みについて等を動画で配信していますが(https://youtu.be/sbpgsHECuow)、一般公開の動画という形を取っていながら、子どもたちが通うことになるかも?の学校の前を通っていたり、草太が好きなイエメン料理のレストランのことに触れてみたり、・・と、かなり後発組の私たち向け情報がであることが分かる内容になっています。(笑)


 そんなのを見ながら「もうすぐ出発」という気持ちを高めつつ、日本のGWなんてものを過ごしちゃってる私たち。


 出発はあと約10日後の5月9日(火)

 

 

 「いってらっしゃ〜〜い!!」
 4月29日午前10時半。実家の前でパパを見送る。