やっぱり『やもり通信』

海外生活一区切り。これからは日本の生活メインの内容になりそうだけど、タイトルはやっぱり『やもり通信』・・・で、いいかなっと。

新年度が始まって、やっと校舎全体がしっかり見えた! 〜ブダペスト日本人学校〜

 4月11日(金)  

 平成26年度がスタートしました。

(それにしても、この “平成〜年” という言い方、海外であっても日本人学校というところでは完全に現役で頑張っているんですよねー。必要書類に子どもの生年月日などを“平成”で書かなければならない場合も多く、その度にアホのように何やらいろいろ計算しなければならない自分が本当に悲しい・・・。いや、覚えちゃえばいいんですけど。誕生日そのものを「平成16年6月24日」と“平成”からひとまとまりにして。 などといつも思うんだけど、それがなかなかできません・・・。すっごい余談ですが^^;)


 今年、このブダペスト日本人学校の1年生になった児童・生徒は
  小学部 8人
  中学部 8人

 すごい!

 特に中学1年生が8人って、なんだかとても贅沢な気がします。

 小学1年生の8人もにぎやかでいいですよねー。


 みどりがカイロ日本人学校に入学した時(4年前)もクラスメート(1年生)は7人で、みどりを入れると全部で8人
 この時も「今年の1年生はにぎやかでいいねー」と、みんなに言われました。


 当時、ひと学年8人というのは学校中で一番人数が多く(カイロでは今もそうかな?)、となると自然と「元気で明るい学年」という雰囲気になったものですが、

 カイロより一回り規模の大きなブダペスト日本人学校では、昨年度の1年生、つまり草太の学年が11人と一番多く、文字通り本当に「元気でにぎやかな1年生」だったようです。

 そして、その「元気でにぎやかな1年生」が2年生となり、
 新しく入ってきた1年生が8人。

 中学部の新入生8人のほかにも6人の転入生が加わり、小学部46名中学部15名合計61名で新年度をスタートしたそうです。


 タイのバンコクのように小学部だけでも在籍児童数2000人を超えるところもあれば、カイロのように小・中学部を合わせても30人を切るところもある海外の日本人学校


 場所によって環境は色々違いますが、それでも日本国内とほぼ同じタイミングで、世界のあちこちで新1年生になった子や、ひとつ上の学年に上がり、うきうきと新しい生活をスタートさせた子どもたちがたくさんいるんですよね。


 ありがたいことに学校敷地内に桜の木があり、これがまたいいタイミングで綺麗に花を咲かせてくれているブダペスト日本人学校。

 
 海外にいながら、こんなふうに桜の木の下で新年度を迎えることができるなんて・・・!!
 


 ところでこの写真ですが、
 

 実は昨年11月から子どもたち二人がお世話になっているこのブダペスト日本人学校の全体像(校舎全体)を、今日こうして初めて写真に収めることが出来ました。



 その前は、というと・・・

 冬の間は、このように校舎の前にどどーーんと大きなドームがあったのです。

 初めてこれを見た時は「この中で植物でも育てるのかな?」と、いわゆる「ハウス(栽培)」?・・・という発想しかできなかったのですが、なんとなんと、これがハンガリーでは冬の風物詩とでも言えるような「冬場の運動場」


 初めて中に入った時はけっこうドキドキしました。



 こんなふうに回転扉で一人ずつ中に入ると・・・


 
 中は意外と広くて



 ドッジボールなんかも余裕でできちゃいます。

 
 
 ここから暖かい風がブォ〜〜ンと入ってきます。(この暖房がないと中はめっちゃ寒い)




 もちろん、冬場の体育の授業はここで。



  ちょっとした行事(この日は「6年生ありがとうの会」)なんかもここでするようです。



 
 こんなふうに校舎の目の前に本当にどっしり存在していたドームが

 
 
  みごとに姿を消した今日、

  新しい先生や友だちを迎えた校舎は、なんだか今までで一番胸を張っているようにも見えました。
 (・・・・・ってか、今まで見えてなかったし^^;)


 今年、再びこのドームが姿を現したら、「そろそろここに来て1年かぁ・・・」と私たちは思うのかもしれません。