朝起きた時は気づかなかったのですが、出かける準備をしながら
「今日も雪、降るかなー」(昨日もちょっと降ったので)と、窓の外を見た夫が
「あれっ??もう積もってる!」
ものすごい勢いで窓に駆け寄る子どもたち。
ホントだ。
いつの間にこんなにしっかり雪景色になってたんだ??
しばし興奮状態。
学校へ行く準備をしながらも外が気になって仕方がない。
とにかくまず出かける準備をしようよ。あと数分後にはこの中を歩いて学校へ行くんだから。
ブダペスト日本人学校へはバスで通っています。
スクールバスではなく公共のバス。
さすがに子どもだけでのバス通学は無理なので、朝はパパと一緒に登校、帰りは私が学校まで迎えに行き一緒にバスに乗って帰ってきます。
いつもは7:30になったらコートを着て、ランドセルを背負って「いってきます!」と3人で元気に(時には出がけに怒られてふくれっ面で)家を出ます。
が、今日はやはり用意に若干手間取り・・・
それでもいつもどおり台所の窓から見送る私に、いつも以上に上機嫌で手を振りながら後ろ歩きで門に向かう3人。
いつまでもこんな風にして歩いていたせいか、
今日は、初めてバスに乗り遅れ・・・いつもより1本遅いので行ったそうです^^;
広いベランダから見下ろすと、まさに冬が、そこにありました。
玄関先にさり気なく置かれていた2本の箒。 いや、箒とブラシ・・・?
でも、これだけじゃひと冬は越せないでしょう。
この門までの長い道、もっともっと積もった時は自分で雪をかいていかないと・・・・ってことなんだろうか?
この長さは、本気で積もられたらママさんダンプが必要だな・・・。
ブダペストでも一般的なんだろうか。
などと考える。
←ママさんダンプ(ご存知ですよね?)
ちょっと所用でバスに乗って出かけたら、窓から走るトラムが見えました。
あぁ、この木の枝の先にふんわりと降り積もっている雪。
これがたまらん。
夕方4時頃に学校に迎えに行くと、
敷地の隅っこのほんの小さな坂を使って、ソリ遊びに興じるふたりを発見。
途中まで一緒に遊んでいた友達も、お母さんの「そろそろ帰るよ」の一声でそこを去り・・・
それでも帰る素振りなど全く見せずに遊び続けるふたり。
とりあえず、バスを1本遅らせて帰りましたとさ。
さぁて、これからやっと本格的な冬がやってくるのでしょうか?
と思ったら、夫の職場があるペスト側(ドナウ川の東側。我が家や日本人学校は川の西側のブダ側にあります。)は、帰る頃にはもうほとんど雪がなかったとか。
雪だるまもろくに作れないような降り方しかしてないくせに、そのまま解けてぐちゃぐちゃになるなんて冬の風上にもおけんなぁ・・・
もうすぐ2月。
日本では梅の花が咲き出す時期ですよね。
北海道人の私としては、「2月に梅の花」というのが東京に出たばかりの頃はどうにも違和感があってしょうがなかったのですが(北海道ではどう考えても2月は花の季節ではない。)、今では2月というと「梅の花」がぽっと頭に浮かぶようになってしまいました。
あ、ハノイでこの時期、よく見かけたからかな?
いやいや、ハノイでよく見かけたのはバイクの後ろに積まれた「金柑」でした。
そういえば、もうすぐ『春節』(旧正月)じゃぁないですか。
こんな「金柑おじさん」たちが、ハノイの街なかを元気に走り回っている時期でしょうか?
・・・・と、話が逸れました。
周りがだんだんと春に向かって動き出す・・・?という時期に、遅まきながらそろそろ冬のスタイルに切り替わってみようかしらん? という超マイペースぶりを発揮しているブダペストからの1月29日のご報告でした。