やっぱり『やもり通信』

海外生活一区切り。これからは日本の生活メインの内容になりそうだけど、タイトルはやっぱり『やもり通信』・・・で、いいかなっと。

来年もよろしくお願いいたします。

 ただいま2013年12月31日午後7時を少し回ったところです。

 日本との時差は8時間なので、日本にいらっしゃる皆さんはもう新しい年がスタートしているんですね。


 午後4時半ともなると、もうすっかり日が暮れてしまっているブダペスト。
 
 午後6時頃からは、あちこちからバン・ババン!と花火の音が響いてきています。


 比較的高台に位置する我が家。
 しかも屋根裏部屋のような客間から大きなベランダに出られる作りになっているので、かなり眺めはいいのですが・・・残念ながら今日は霧が濃く、多分ドナウ川周辺やその辺りの広場から打ち上げられているのであろう花火を確認することができません。

 とりあえず、このあと先日のクリスマス・マーケットが開かれている広場でカウントダウンがあるとのことなので、家族で出かけてこようと思っています。

 夜のお出かけ・・・そんな時間に起きていることなんてまずない子どもたちも「カウントダウン」には興味があるらしいので、午後3時半から「昼寝」をしていただきましたが・・・、意外と規則正しい生活が身についてしまっている草太は6時頃からもう起きだしてしまい、一方、生まれたばかりの頃から本当によく寝る子だったみどりは全く起きる気配なく気持ちよさそうに寝ています。

 さて、子どもたちにとっての初めての“年越しカウントダウン”
いったいどうなることやら。


 
 2013年はエジプトの紅海沿いのリゾート「マルサ・アラム」で始まりました。

 ん? いや、年越しはカイロだったっけ。


 1月には「ルクソール・マラソン」に家族で参加したり、(日本のホープ川内選手が参加し、ぶっちぎりで優勝した大会です。例のパスポート珍騒動で、このルクソールマラソンの国内での知名度がぐんと上がったとか上がらなかったとか・・・)
 


 2月は恒例の土山ツアーの「いちご狩り」に行き、
 


 3月は、これまた土山ツアーで、『レイダース 失われたアーク』の舞台となったタニスの遺跡群を見に行ったり・・・
 
(この“忘れ去られた感”が感動的ですらありました。)



 4月には草太が「カイロ日本人学校」に入学。
姉弟仲良くスクールバスで同じ学校へ通う毎日となりました。
 


 6月の終わり頃に・・・・なんだかまたエジプト情勢が怪しくなり始め
 


 あれ? あれれ??

     と言っている間に怒涛の荷造り

そして

 7月 二度目の退避帰国


 
 気がつくと、「日本の夏休み」をまるまる過ごしており、そのまま日本での生活を続けながら
 


 11月のハンガリーへの赴任を待つことになりました。

 

 いろいろたくさんお世話になったのに、きちんとご挨拶もできぬまま・・・という人が、まだカイロにはたくさんいます。

 でも、そのおかげで(カイロからの帰国が3ヶ月も早まったおかげで)日本で過ごす時間が増え、子どもたちは「日本の小学校生活」を体験することができました。

 今まで長いこと会えなかった友人・知人にも会えたり・・・

 私の実家、北海道でも丸2週間以上、ゆっくり過ごすことができました。
  


 
 こうやって振り返ると、なにかと変化が大きかった(というか「変化ばかり」の)一年だったようにも思えますが、それでも大きな怪我も病気もなく、家族4人元気に過ごすことが出来ました


 いくらリビングにどでんとクリスマス・ツリーが飾られたままでも、やっぱり「来年まであと数時間」となると、それなりに“年の瀬気分”も盛り上がり、いろんなもの、こと、人に感謝したい気持ちになるものなんですね。

 皆さま、今年も色々お世話になり、本当にありがとうございました

 そして、来年もどうぞよろしくお願いいたします
 

  来る2014年が、皆さんにとってこれまで以上に素敵な年となりますように。