私が今住んでいる地域では、結局昨日は「計画停電」は行われませんでした。
今日は18:20〜22:00に実施される予定とのことですが、まあ早めに夕飯を食べて早めに寝てしまえは・・・くらいに思っています。
でも昨夜一部の地域で実施された「計画停電」で、なんと避難所までがその対象となったことを知ったときには驚きました。
いろいろ手続き上難しいことはあるのかもしれませんが、それにしても
「避難所を停電にするくらいなら、このへんの全く普通どおり生活できているところから電気を持ってけよ〜〜〜!!数時間くらい、誰も文句言わないでしょうがっ!!」
と正直思いました。
そして、ふと思ったのです。
なんでそんなふうに思えるのか。
だいたい、停電って突然来るものでしょう?(違う?)
少なくともカイロから「退避帰国」している私たちは、ほんのちょっと前までは日常生活の中で普通に「停電」したり「断水」したりするところにいたんです。
実際、日本に帰るためにカイロを離れるその日も、出発直前に停電になってしまい、そのまま家を出てきてしまったのです。
一足先にカイロに戻った夫は「家に入ったらテレビがついていた」と・・・。我が家のテレビはまる1ヶ月つけっぱなしだったのです。
自分の家は停電していないけど、玄関の外から「ドンドン!」とエレベーターのドアをたたく音がして
「あ・・・、また誰か閉じ込められちゃってるんだ・・・」と思ったことも2〜3回ありました。
断水だって、外出先から帰ってきたら「あれ?水、出ない」なんてことはよくありました。
去年9月に向こうに行ってから、記憶にあるだけでも3回。
なのに。
地域別に、時間帯までも決められた「計画停電」。
これって、ある意味すごいと思う。
でも、それでいて、“したりしなかったり”ってことになったりしてるから、混乱が生じているのでしょうけど。
そんなことを考えていたら、この人がこんなことを自身のブログに書いていました。
面白いんですよ!この人のブログ。
Chikirinの日記
2011-03-15 首都大混乱 by 「計画停電」
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20110315
とにかく、
一日に数時間の停電くらいに(それが計画的であっても無計画であっても)あまり振り回される必要はない気がする・・・と思ったのでちょっと書いてみました。
不自由な生活をしている人たちが、一日でも早く落ち着いた日々に戻れますように。