やっぱり『やもり通信』

海外生活一区切り。これからは日本の生活メインの内容になりそうだけど、タイトルはやっぱり『やもり通信』・・・で、いいかなっと。

退避・・・ぢゃなくて、今度は「待機」

  今日15日(火)の夜のフライトでカイロに戻る予定だった平賀牧恵です。

 
 結局、出発を延ばしました。とりあえず1週間。

 この状況下ではしかたがない・・・というか、「賢明な選択だ」と実家の母(北海道在住)ほか数名の友達も言ってくれました。


 昨日の段階で、二つの問題がありました。


1・成田までの足を確保できるのか?


2・カイロに持ち帰るダンボール3箱+旅行カバン1個の荷物を事前に空港に送っておくことができるのか?


 1に関しては、もちろん電車を乗り継いで・・・というのは不可能(ばくち)に近いという感じでしたので、高速バスをチェックしました。成田空港に行くときにはいつも使っている便利な直行の高速バス。ところが、というかやはり、というか普段でも電話がつながりにくい成田空港直行の高速バスの予約センター(0943-56-6701)はもう朝から全くつながらず。そもそもバスは走っているのか?ということから知りたかったので運行担当のバス会社(川越交通)に電話をすると、坂戸(埼玉県)から成田空港までの高速道路は開通しており、この日14日(月)からバスも予定通り運行されているとのこと。

 しかし、
「予約は『予約センター』でしかできないので、そちらに電話をお願いします。」
 そっちの電話が全然通じないと伝えても
「電車が動いていないので、バスに予約が殺到しているんだと思います。いずれにしましても、こちらでは予約はできないので・・・」

この段階で、もうやばいかな、と。


 そして、ほぼ同時進行で問い合わせたクロネコさん。
いつものように出発前日に集荷に来てもらい、大きな荷物は先に空港へ送ってしまおうと思ったのですが・・・

まず、「今日頼んで明日のフライトに間に合うように届けてもらえるか」ということも心配だったので問い合わせの電話。

通じず。
やっとつながっても、

「現在たいへん込み合っておりますので、後ほどおかけ直しください。」と言う声とともに、プチッと電話は切れてしまいました。
 たいていこういう場合は「このままお待ちいただくか」、という選択肢もあったような気がするのですが、今回はそれもなく。


 このころには、だいたい私の心も決まっていました。

 こんな状態のときに無理をしてでも帰るべきか?

 答えはNOだったので、カイロの夫に電話で相談した後、帰国を延ばすことにしました。


 
 ということで、退避帰国からの「帰国」のタイミングを失い、今度は「国内待機」。

 でも、全然たいしたことないです、正直言って。


 ここは電気も水もガスもOK。
 停電だって、(一応)「計画」されて、予告してくれる日本なんですから・・・・。