やっぱり『やもり通信』

海外生活一区切り。これからは日本の生活メインの内容になりそうだけど、タイトルはやっぱり『やもり通信』・・・で、いいかなっと。

初めての(そして多分最後の)ヘアドネーションの話。

 

ヘアドネーション…髪の毛を切って、寄付。

 

最近ではずいぶん世の中にも浸透してきているようですが

私がそれを知って「やってみたい!」と思ったのは2016年ごろ。

その時の髪はちょうど肩にかかる程度の長さ。

ドネーションは30cmくらいからできるらしいけど、もっとも喜ばれるのは50cm…とどこかで聞いて、「じゃ、せっかくやるなら50cm目指すか!」

 

その気持ちを決定的にしたのが、次に住む国が決まった時。

なんとカナダ🇨🇦

東南アジアとか赤道近くで年中夏…なんてところだったら厳しそうだから、そこはスキップしてその次の国に期待しよう…と思っていたところの朗報。

カナダでもヘアドネーションはあるはず。

なんならカナダ生活が終わって帰国した時に、というのでもいいかも。

 

などと思っていたものの

事情によりカナダ生活は1年半ほどで終わることとなり、

その後、気温と湿度の高さから「夏の過ごしづらさ」では世界のトップに躍り出てしまうこの日本の関東圏で生活すること早4年。

 

そう、4年。

カナダから伸ばし始めた髪は5年以上頑張ってくれているのに

(っていうかほんと頑張って伸ばしてるつもりなのに)

未だに50cmには届かず。

 

この埼玉であの夏を4回も過ごしたんだから、もういいんじゃなかろうか。

次の誕生日(6月)で思い切って切っちゃって、今年の夏は軽い頭で過ごそう。

 

そう思っていたのに、誕生日まで待てず。

気持ち的に。

娘の大学進学が決まり、それと同時に家を出ることになり

この春からの生活は今までとはガラリと変わることがはっきりした時、

このタイミングで切ろう!と決めました。

 

そして、3月21日

ドラマもびっくりの逆転サヨナラで侍ジャパンが決勝進出を決めた試合を見届けたあと、美容院に向かいました。(全くいいタイミングだったわ・・・笑)

 

向かったのは、坂戸市の隣り鶴ヶ島市のHair-Baseさん。

埼玉生活が始まってからずっと「ヘアドネーションをしたい」ということを前提でお世話になっているこちらの美容院で、この5年…いや、6年近く粘ってもわずかに50cmに達しなかった髪をバッサリ切ってもらいました。

 

いや〜〜、さっぱり。

 

そして、また #じいじの忘れもの の髪ゴムをちょこっと持っていって。

若いご夫婦で経営しているこちらのHair-Baseは、小さなお子さん連れのお客様も多いようで美容院にキッズルームが併設されているほど。

なので、こういうのを喜んで持っていってくれるお客様もいるのでは・・・?と、時々提供させてもらっています。

 

さて、バッサリと切ってもらった髪は自宅に持ち帰り、心を込めて自分で『JHD&C』(ジャーダック)というNPO法人へ送ります。

www.jhdac.org

さらに、メッセージを添えてJHD&Cに写真を送ると、それがJHD&Cインスタ投稿写真として流れます。

https://www.instagram.com/jhdac_photo/

 

ここ見ると、すごいです・・・

めっちゃキレイな髪を惜しげもなくバッサリ切っている人の多いこと、多いこと!

そのために伸ばしてきた…と言っても

私のそれとはレベルが違う。

 

そしてもっとびっくりするのは男の子がけっこう多いということ。

 

さらに白髪混じりの高齢の方も。

 

そうかー

白髪が混ざっててもドネーションできるんだー。

 

でも、私はもう二度目はないかな。

 

6年近くがんばって一番長いところで48cm。

やっぱり年齢とともに伸びるスピードも落ちるようで、

この間に、娘は2回ドネーションしてましたからねー

 

でも、この髪がいつかどこかで誰かの役に立ってくれるのなら。

それはやっぱりとても嬉しいことです。

 

ショートになった私に、「楽になったでしょ〜。」と言ってくれる人多数。

はい。確かに、シャンプーは楽になりました。

でも、生え方にクセがあるせいで放っておくと見事にはねる右後頭部の髪を毎朝なだめるのが実はかなり面倒くさい・・・。

 

これもそのうち慣れるんだろうか・・・。