6月27日(月)に「九州南部と東海、関東甲信地方が梅雨明けしたとみられる」と聞いた時に
「あ、そういえば今って梅雨だったんだっけ??」と思ったのは私だけではないと思いますが・・・
まあ、なんだかよく分からないけど、とにかく6月終わりの数日間は暑かった。
私が住んでいる埼玉県のこのあたりも6月25日(土)から最高気温35℃以上の「猛暑日」が結局8日間続いたけれど
最高気温、昨日は38℃、今日は39℃、あ、明日は36℃だからちょっと涼しい? ってこれ、日本で6月に交わされる会話じゃないよ・・・😑
そう。
日本の6月だから「ありえね〜・・・」って思うけど
でも、
こんなのが“日常”というところも、実際あるわけで。
っていうか、
そういうところで生活していたときって
こういう暑さが “日常” だったじゃん・・・。
毎日毎日、ちょっと外に出ただけで汗だくで、
外出時には凍らせたペットボトルをカバンに入れておくのが当たり前で(氷はみるみるうちに解けるのですぐに水分補給用の飲料水に。)、
家に帰ってきたら部屋が妙にすずしくて「え?マジ⁉ エアコン付けっぱなしで出かけちゃってた??」と思ったら、単に石造りの部屋の中は30℃に保たれていて、ひんやり涼しく感じただけ・・・
そんな「外国暮らしの思い出」(あるいはネタ)みたいなことが
今や日本でも(地域差はあるけど)普通に体験できるようになってしまったなんて。
なんだか感慨深い・・・などと思いつつ
もしかして今って、こっち(日本)のほうが暑かったりする?
地球温暖化のせいで、あの頃はそれほど暑くなかったあの国も今は気温が上がってる?
などと、色んな場所のことが気になってしまって
猛暑日が6日続き、最高気温39℃、体感気温41℃となった6月30日の午後、
思わずあちこちの気温をチェックしてしまいました。
で、こちらがその結果。
猛暑だったあの日、あの街も暑かったのか?
まず、坂戸市(埼玉県)の午後3時。気温39℃。体感温度41℃。
気になったカイロは
え?26℃?
と思ったら時差があるからまだ朝の8時。
でもこの日の最高気温35℃、最低気温24℃ って、こりゃあっちのほうが過ごしやすいんじゃ・・・?
時差2時間のハノイは、午後1時で気温31℃。
でも体感温度38℃。湿度地獄のミストサウナのような日々が蘇る…
更にさかのぼって
ウランバートル。さすがにここは涼しいはず。
時差1時間で午後2時の気温19℃。天国・・・?
でも午後4時,5時に最高気温29℃となってる不思議。
続いてブダペスト。
時差7時間もあるのでまだ朝8時。
でもすでに28℃!?
この日は最高気温37℃、最低気温22℃。
猛暑が続いている日本の地域と変わらない気温。
向こうも暑いのね・・・
皆さん、気をつけて。
街角のアイス食べながら乗り切ってください。
そして東南アジアのマレーシア、クアラ・ルンプール。
時差1時間なので午後2時。暑い時間。
33℃。
・・・それでも33℃なの?
体感温度39℃ってなってるから、やっぱり湿度が高いんだろうけど。
でもこの辺りとどっこいどっこい。
同じマレーシアでも、シンガポールのすぐ上のジョホール・バル。
まあ、クアラ・ルンプールからは東京から名古屋くらいの距離なのでそんなに大きな違いはないか。
でも午後2時で30℃って、なんかこっちのほうが過ごしやすそう・・・
続いてインドネシア。
同じ東南アジアだけど、やっぱりバンドンは涼しい。
午後1時の気温 スラバヤ32℃ これがこの日の最高気温。
高原のバンドンは同じ時間で28℃。同じくこの日の最高気温。
そしてバンドンは最低気温が16℃。 どう考えても快適。
場合によっては肌寒さも感じるくらい・・・?
そしてカナダのエドモントン。
日付が6月30日に変わったばかりという時間帯だったけど…
でも気温14℃ って驚きの涼しさ。
最高気温も23℃ですと‼
そういえば、夏に気温30℃になったら、はっきりと「暑すぎオーラ」を放っている人をちらほら見かけたのを思い出します(笑)
こうして見ても「暑い地域」に住んでいたことが多かったので
暑さにはそれなりに耐性ができているはずなんだけど…
なんか違う。
日本でのこの暑さには、やっぱりいろいろ無理がある気がする。
常に“暑さ”と生活しているところでは一様に「だらだらする」とか「無理しない」が当たり前になっているところが多いし、
昼寝の習慣もあったり・・・
とにかく“環境に適応すべく無理しない” が鉄則。
日本でもコロナくらいの騒ぎになると在宅ワークが進んだりと、ある程度の「変化」が見られたけど
一過性と思われる“暑さ”の場合、なかなか昨日までの流れを変えられず、そのまま突っ走るしかない…というところがほとんどなのでは?
これは本当にしんどいよなぁ・・・
そういえば、暑さとは真逆の話だけど、ベトナムのハノイでは気温が9℃以下になったら学校が休みになっていたはず。(9℃じゃなかったかも)
理由は「寒いから」。学校にはしっかりとした暖房設備がないので、子どもたちを寒さから守るため、気温が1桁まで下がると子どもたちも寒くて勉強に集中できないだろうからという理由で一斉休校になっていたはず。
それを考えると、連日38℃、39℃…となっている地域は学校休みにしちゃったほうがいいんじゃ…? と思うけど、日本ではなかなかそれは難しいんでしょうね。カリキュラムが・・・とか、そういう話になるのかな。よく分からないけど。
などと、連日の暑さで長らく思い出すことのなかったこれまでの生活をいろいろ思い出したりしてしまいました。
7月に入って少し暑さもやわらぐ・・・というか、これから「梅雨戻り」みたいな天気になりそうな地域もあるようですが、
とにかく「夏」はこれからが本番のはず。
もうすっかり乗り切った気になっているのは幻想だとみんな気づいているはず。
来たるべき「夏」(本番のやつ)を無事に乗り越えたいものですね。
【おまけ】
そういえば、こっちが猛暑でヘロヘロになっている時
家族の半分(男性陣)が住んでいるところは、どうもこっちより過ごしやすい日が多かったようで・・・
インド南部の高原都市バンガロール(ベンガルール)。
6月30日の最高気温が27℃。
ここより10℃以上も低いとは・・・
インドってホントに広いのね。