またしても久々のブログ更新ですが・・・
この1〜2ヵ月、すごく不思議な感覚で過ごしています。
一応、というか、
もちろん
世の中の動きにはちゃんとついて行ってます。
今、世界中でどんなことが起きていて、
私たちが住むこの日本でも、
そして、自分が住んでいる埼玉県を含むこの一帯がどういう状況に置かれているのか
〜つまり『緊急事態宣言』というやつですね〜
ちゃんと分かってはいるつもりなんですが、
以前から、我が家は、基本ほぼ毎日女3人(義母・娘・自分)が在宅、
というスタイルで生活をしてるので
今の状況がとんでもなく非日常・・・というわけでもなく。
昼ごはんもだいたい3人で食べていたので
毎日子どもたちの昼ごはんを作らなきゃならないなんて地獄〜〜〜!!!
という状況にも全くなっておらず。
(もちろんほんの数年前の自分の生活を思い出せば、その気持ちは痛いほどよく分かりますが。)
この春から高校生になる(・・・いや、「なった」というべきか?)娘も、中学で習う勉強はほぼ自宅での自習(ホームスクーリング)でカバーしてきているので、
子どもがずっと家に居るなんて耐えられない〜〜〜!!!
という感覚は、私の中にはもはや無く。
(だって週に1回火曜日にN中等部に通う以外はずっと家に居たわけだから)
確かにお義母さんの外出 〜定期的に通っていた歌のレッスンやヨガやカラオケ〜 は2月終わり頃から徐々に減って、今は週に1回のディサービスだけになっているし、
私も、そういえば毎週通っていたヨガとズンバ、3月になってからは行ってないし、
月に1〜2回通っていたコーラスの練習も、そういえば3月1日の定期演奏会が延期になってからもちろん練習再開の目処もたっておらず・・・
こんな状況なんだけど、
家にこもりっきりでストレス溜まっておかしくなりそう・・・・
ともなっておらず。
それは
今がちょうど桜の開花を楽しめたり、春の息吹を思いっきり感じられる時期だから とか
ほどよい(?)田舎のおかげでふらりと散歩・のんびりジョギングもし放題だから とか
反抗期真っ只中にあってもおかしくない年齢の娘が、常に私の話し相手としてここに居てくれるから・・・
など
色々理由はあるのですが
とにかく
緊急事態宣言下で「こんなときだからこそ、心を一つにしてがんばりましょう」などというのを聞いても、どこか別の国の話を聞いているような、正直そんな毎日です。
あ、でも圧倒的に我が家への配達回数も増えている宅配業者さんには(やっぱり外出は控えているのでパソコンからポチッとする買い物が増えてます)、荷物を受け取るたびに「あぁ・・・本当にありがとう!」とすごく思うし、
医療関係の仕事についているはずの友人を思い出しては、大丈夫だろうかと心配になったり、
こんな中だからこそ働かなくては・・・という人のことを思い出しては感謝、というか尊敬というか、いや、なんだか自分の日々の生活があまりにも平和すぎて申し訳なく思ったりしています。
こんな日々の中
3月14日に予定されていたN中等部の卒業式はオンライン卒業式となってしまい、
そして、今日(4月9日)に行われるはずだったN高等学校(N高)の入学式は
早々にオンラインでの実施と連絡が来ていたのですが、2日前になんと「延期」の連絡が。
これにはさすがの娘もかなりがっかりしたようですが、入学式の後に続けて行われる予定だった「新入生オンライン オリエンテーション」、こちらは予定通り実施されるとのことだったので、開始時間の午後3時半が近づくといそいそと2階の部屋に入っていきました。
このオンラインのオリエンテーションはニコニコ生放送で配信されていたので私も途中から見始めたのですが、
いや、ホント、思うところいろいろありました。
その「思うところ」を整理してから書こうとすると時間がかかりそうなので
思いつくまま箇条書きにしてみます。
◎関わっているみんな(運営側も参加者である生徒側も)に「新しいこと」「ワクワクすること」に直面している感が漂っている。
◎いつの間にかキーワードになっていた「沼」、そしてその「沼にはまること」・・これは本当にこれからこの世の中で生き抜いていく人たちにとっての強みになると思う。
👉「沼」:やりたいこと、好きなこと、惹きつけられること
👉「沼にはまる」:それをとことんやる。それにまみれてズブズブになる(笑)
◎出る杭が称賛される。「みんなどんどん突き出てください」的な雰囲気で包まれた環境。
◎「(N高生活の中で)場所にとらわれない友人ができた」・・・Zoom出演した卒業生のセリフ。高校生の段階でそこまで思えるような環境がこの学校にはあるのか!
◎オリエンテーションの多くの時間を割いて「ネットリテラシー」講座。「高校生活の中でネットコミュニケーション能力を鍛えよう」「社会に出たときに備えよう」「(ネットは)今のうちにガンガン使おう」・・・現実に即した清々しいご意見で聞いていて気持ちが良かった。
◎言いたいことを言って、やりたいことをやれる場所。そんな環境に15歳から入っていける。これはとんでもなく恵まれている気がする。
もちろんこの環境には、向いている人と向いていない人がいるかもしれません。
でも、今、こういう環境で高校生活を送ろうとしている子がとても身近にいて、なんだか私までも嬉しい・・・というか密かにちょっとワクワクしてます。
と、こんなことを考えていると、また自分が『緊急事態宣言下』にいることを忘れてしまいそうになる・・・
でも、コロナ・ウィルスは確実に私たちの周りにも漂っているはずです。
人口10万人ほどの坂戸市ですが、感染者はすでに3人確認されているそうです。
明日からも、外から帰ったらしっかり手洗い。
ソーシャルシャル・ディスタンスは、近所のスーパーに行ったときくらいしか意識のしようがない環境ですが、それでも油断せずに生活します。
みなさんも少しでもストレス無く、小さな楽しみなどを見つけて生活できますように・・・