やっぱり『やもり通信』

海外生活一区切り。これからは日本の生活メインの内容になりそうだけど、タイトルはやっぱり『やもり通信』・・・で、いいかなっと。

束の間のトロントと、断念した世紀のスリリング・アトラクション

 
 8月8日の9:30amにトロントのユニオン駅に到着するはずだった「カナディアン号」は、予定時刻を8時間半遅れて6:00pmに到着

 駅からホテル(今回はB&Bという感じの一軒家の一室を予約)までは徒歩圏内ではあったけど、いくらなんでもこんな時間に到着したということは、初日のこの日は晩ごはんを食べて寝るのみ。
自由気ままな一人旅なら話は違ってくるかもしれませんが、こちら10代前半の子ども二人がいる家族旅行ですので。

 しかも、3晩続けて列車の座席で寝ていたので、久々にベッドで寝られるとなると、わざわざいつまでも街で遊び歩いたりせず、早くベッドで眠りたーーーい! という気持ちになるもので。


 ということで、ユニオン駅から歩いて20分ほど、中華街からほど近いところにあるAerie Innに荷物を置き、そこから歩いて3〜4分の「中華街」と言われているあたりで夕食。

 ところで、このカナダ最大の都市(でも首都じゃない)トロントは、なんと人口の半分移民〜生まれたのはカナダ以外の国で、その後ここに移り住んできた人たち〜なんだそうです。
 中国や韓国はもちろんのこと、インド、スリランカなどの南アジア、フィリピン、ベトナムなどの東南アジア中南米アフリカ、それにイタリアやギリシャなどのヨーロッパから来た人も多いとか。こういう人たちが全住民の半分を占める、ってすごい。
 そして、それぞれの国から来た人たちが、それぞれのコミュニティを作っていたりするわけで、つまりあっちの国の料理やこっちの国の料理や・・・もう世界各国の色々なものが食べられる、というのがこのトロントの魅力のひとつでもあるそうです。

 ということで、色んな「食」も楽しみにしてきたのですが、あっという間に一日目は日が暮れてしまいそうなので、まずは近場で夕食を、ということにしたのですが。
 
 「世界各国の料理が食べられる」と言われてもやっぱり外せない「中華料理」が、ホテルから一番近いところで食べられてよかった・・・

 と思ったものの、エドモントンを出てからトロントに到着するまであんなに時間があったのに下調べもほとんどしていなかった私たちは、とにかく「肉まんが食べたい」という草太の希望が叶う店であればどこでもいいということで、「4人で座れて肉まんが食べられる店」へ。

 店構えから内装、スタッフ・・・久々に、全てにおいて「紛れもない中華料理店」という雰囲気のところで、
こんなのや

こんなのや

こんなのを

もうお腹いっぱい食べました。



 翌日のお昼はベトナム料理
こちらも中華街と言われているところにあったお店なのですが



やっぱり、美味しい。
ベトナム料理。
(食べることに心奪われて、きちんと写真を撮っていないのが心残り)



 などという「食」の楽しみの他に、トロントでの限られた時間で行くべきところは・・・
(なんたってほぼ一日分の観光時間とも言える8時間半を“鉄道の旅”に吸い取られてるので)


 やはり【CNタワー】!!

 実はここでぜひともチャレンジしたいアトラクションがあったのですが・・・

 
 いや、まさか一人$200以上するとは思っておらず、これにはびっくり。
($225≒約2万円)

 一人2万円・・・ってことは二人でやったら4万円!?


 う〜〜〜〜ん、そりゃ、いくらなんでも高い。

 
ちなみに「二人」というのは大人二人。

13歳以上という年齢制限はあるものの、年齢制限には辛うじて引っかからないみどりは
「絶対やらない!」と即答。

 一方私は(たぶん夫も)、こういうのは本当にワクワクしてしまうので、かなり前向きな期待をしていたのですが・・・・


 だったら事前に、料金やら所要時間やらちょっと調べておけ、って感じですが、

 とにかく、子ども二人を1時間以上待たせておいてまで(アトラクションの説明から準備(装備)時間なども含めると1時間は優にかかるらしい)一人2万円を払って挑戦するか?・・・となると、やはり「また別の機会にしましょうか」という結論に。


 うぅ。

 残念だったけど、またいつか・・・。

 でも、あんまり高齢になってからではちょっと厳しいかも。


 そんな想いを残しつつ、束の間のトロントを楽しんだ私たちは、8月10日(木)いよいよ次の目的地【ナイアガラの滝】に向かったのでした。

 

 あ、その「次の機会」を待つこととなったアトラクションというのはこちらです。

 高いところが大好きな人にはたまらないですよね。

 年齢制限に上限はないようなので、足腰がしっかりしているうちにぜひやってみたい・・・。