今年(2013年)の夏の我が家のビック・イベントのひとつだった《お泊りディズニー》。
8月19日〜20日という日程を選んだ時点でもちろん暑さと人混みとの闘いは十分覚悟していましたが・・・いや、やっぱり暑かった。
でも、暑かったがゆえに思いっきり楽しめたこともあったわけで、そんな2日間(正確には1日半弱)をダイジェストで。
<8月19日(月)>
18時(午後6時)からの入園だったので、アトラクションもせいぜい2つか3つ楽しめれば御の字・・・と思っていたのですが、楽しめたのは結局2つ。
『イッツ・ア・スモールワールド』と『スプラッシュ・マウンテン』。しかも、というか“しかし”というか、『イッツ・ア・スモールワールド』は私と子どもたちの3人のみで。
待ち時間2時間・・・だったかな? やはり人気のアトラクションはとにかく「うぐぐ・・・」と思うような待ち時間だったため「じゃ、俺が並んでてあげるから、何か乗ってきたら?」というお言葉に思いっきり甘えまくってしまった私たち。パパひとりを『スプラッシュ・マウンテン』の列に残し、比較的空いていて、それなりに楽しめそうなアトラクション目指してダッシュ!
で、『イッツ・ア・スモールワールド』。
スリルは全くないけど、年少児の初心者コースとしてはポイントの高いアトラクション(と私は思う)。
ちなみに我が家がここディズニーランドを訪れたのは2007年11月以来2度目。最初の時は草太は1歳の誕生日を迎えたばかりか、もうすぐ迎える、という時期だったのでベビーカーで連れ回されていただけ。今回が“初めてのディズニーランド”という感覚だったはず。
さて、その『イッツ・ア・スモールワールド』。
♫せ〜かいは ひ〜とつ というお馴染みの歌に合わせて、いろんな国のお人形が左右に体を揺らしている中を船で通って行く・・・というなんともほのぼのとしたアトラクションですが、まだエジプトから帰ってきてそれほど日が経っていなかった私たち(7月10日帰国)の目にストレートに飛び込んできたのはやっぱりこちら。
「・・・これってもしかしてスフィンクスのつもりだよね」と、ここで“エジプト”がこんなふうに堂々と紹介されていたことを、この時初めて認識したのでした。
そしてお次の『スプラッシュ・マウンテン』では、お決まりのこのフォト・ポイントを無事通過したあとに、
あまりの衝撃的な出来事にすっかり動揺しまくった草太が、降り口に向かうまでの間わんわんと泣き続け・・・<劇場キラー>では飽きたらず<アトラクション・キラー>と言う異名までGETする素質を持っていることが判明。
そして最後は、この夏かなり話題になっていたらしい“爽涼鼓舞”(そうりょうこぶ)というタイトルの“見てる人もみんなずぶ濡れになる”というダンス・ショー。
それはそれはすさまじいほどの人で、無計画にぼんやりやって来た私たちにもショーを楽しむことができるような場所など全く無く。
それでも「見たい」という子どもたちのためになんとか確保した後方の場所からは、パパがみどりを、私が草太を肩車してやっとなんとか舞台の全容が見える程度。
あたりに響き渡る軽快な音楽。
私の肩の上でノリノリの草太くん。
音楽は感じることができても、私の視線の先は前の人の背中のみ。
時々体を揺らすと、観客の背中越しにちらりとステージが・・・
“夏休みのディズニーランドのスペシャル・タイム”という感覚でなければ、体がもたなかったことでしょう。
・・・・っていうか、同じようなシュチュエーションでも来年は絶対無理。
ショーが終わる頃はもう閉園時間。
ヘロヘロになりながら、とりあえず明日もあるのだから・・・と専用シャトルバスでホテルへ戻り、翌日に備えました。
<8月20日(火)>
さて、翌日は“未知の世界”《ディズニー・シー》!
今回の「初ディズニー・シー」で最初に何に驚いたかって、地図を見ながら歩いている人がほとんどいないということだったんですけど・・・
その理由って
1.シー全体のことがすでに頭に入っている
2.園内案内図なんて見ているとカッコ悪いから、人前では開かないようにしている
3.ただなんとなく、ふらふらと散歩するように楽しみたい人が多い
の、いったいどれなんでしょう?
それとももっと他の理由が??
地図(園内案内図)と首っ引きで、帰る頃にはもう折れ目で紙が裂けて地図がボロボロになっていた私たちでしたが、それにしても《ディズニー・シー》。期待を裏切らない楽しさに、私はいたく感動しました。
では、ランダムに・・・
[アラビアンコースト]にあった2階建てのメリーゴーランド。
[アラビアンコースト]だけあって、ラクダのメリーゴーランドも。(ラクダでも「メリーゴーランド=回転木馬」というのかは不明)
やっぱり一緒に写真を撮らずにはいられなかった“いかにも作り物”のラクダさん。@[アラビアンコースト]
グァテマラのティカルの遺跡をモデルに作ったとも言われているマヤ文明の古代遺跡。@[ロストリバーデルタ]
ここ[ロストリバーデルタ]でのアトラクションは我が家の子どもたちにはまだちょっと無理かも・・・というものが多く、今回はこんな記念撮影のみ。それにしてもやっぱりこういうのにはワクワク感を刺激させられる。
地面からピュンピュン飛び出す噴水にふらふらと吸い寄せられ・・・
あり得ないくらいベチャベチャになって遊ぶ草太くん。@[アメリカン・ウォーターフロント]
大人向けのアトラクションも多いと言われる《ディズニー・シー》で、思いっきり子どもウケするフランダーのフライングフィッシュコースター@[マーメイドラグーン]。
見た目の印象で“楽勝系コースター”と思い込んでしまいがちですが、実はそこそこスピードも出ます。アップダウンもそれなりにあって、微妙な傾斜が加速感を高めてくれる感じあり。舐めてかかってた人には期待はずれの(?)満足感が得られるかも。
真夏の炎天下や冬の寒さで凍えそうなときに、強い味方になってくれるのが、後ろに見えるこのカラフルな建物。
[マーメイドラグーン]内にある園内唯一の屋内施設“トリトンズ・キングダム”
いや、やっぱりこういうの必要!
エアコンの効いた室内に体が吸い込まれていった時のあの心地よさ。
広い室内遊技場の中には遊び心満載のプレイグラウンドがあり、子どもが夢中で遊んでいる間、パパもママもそのへんでゆっくり休憩・・・。
急にお腹が空いてきた私は、園内のレストランでこんなものまで食べてしまいました。
ホタテクリームコロッケサンドセット(ホタテクリームコロッケバーガーとホタテチャウダー、ポテト、ドリンク)¥930
さて、だんだん日も暮れてきました。
闇雲ながらも遊び倒した一日でしたが、そろそろ帰路につかねば。
ここから家(夫の実家)までは、電車を乗り継ぎたっぷり2時間。
「ホラ、後ろにエジプトが見えるよ。」
「あ〜ぁ、もう帰るのか・・・残念。」
「うっわぁ〜〜ん!!帰りたくないよぉーーー!!!」(の、ポーズ) ※これは本当に「泣きまね」です。
今度はもっと涼しくて人も多くない時期に・・・って、今回よりも暑い時とか、人が多い時なんてちょっとあり得ないか。
【おまけ】
昔(6年前)の写真発見!!
前回のディズニーランド:2007年11月