やっぱり『やもり通信』

海外生活一区切り。これからは日本の生活メインの内容になりそうだけど、タイトルはやっぱり『やもり通信』・・・で、いいかなっと。

キンモクセイは何の香り? 

・・・なーんて話題はもう古いのかなぁ、と

ちょうど一週間ほど前、その濃厚な香りに気づいた時 〜10月1日の夜「中秋の名月」を眺めようと二階の窓を開けた時〜 

ふと思ったのですが。

 

 あ、この香り・・・と思ってから数日間、ふらりと外に出る度にむせ返るほどの「香り攻撃」を浴びせてくれるキンモクセイ。

 

寒さに弱い花だそうで、(出身地の) 北海道では育たず、

また秋のこの時期に日本にいることもそう多くなかったので、

去年と同様、「あ、この香りはキンモクセイ・・・!」と認識はできても、

その花の姿を思い浮かべることができず。

 

そして、どこからともなく漂ってくる(ような気がする)ので、

にわかにはその花、というか木を突きとめられず。

 

香りを頼りに辺りをウロウロ・キョロキョロ

そして

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あぁ、そうそう。

こんな花だった。

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と、今でこそ

これは「キンモクセイ」という秋に咲く花の芳しい香りだ

と思えるようになりましたが、

最初は違ったのよね・・・という人、いませんか?

 

特に、私のように昭和の時代に北海道で幼少期を過ごした人・・・とか。

オトナになってから、東京とかこっちの方に出てきて

街を歩いていたら、ぷ〜〜〜〜ん、と。

「え?なんでいきなりこの匂い?」

 

私の場合、それは閑静な住宅地だったので

都会でも(北海道から出てきた人にとっては都内はどこでも「都会」でくくってしまうことあり)意外と開放的な人がいる・・ってこと?

と、周りをキョロキョロしながら不思議な感覚に陥ったものです。

 

そう・・・。

北海道育ちの私にとって、この匂いはピコレット

トイレの芳香剤としてしか知らなかった匂いが

これだけの強さで飛んでくると

窓全開・・・っていうか、これ、トイレのドア思いっきり開け放ってる??

と、さらにキョロキョロ。

 

いや、「トイレのドア」を全開にしたからって家の構造的に外気とはつながらないんですけどね。

でも、それくらいあの匂いがこんなに強烈に? というのは不思議な体験でした。

 

あれから30年以上が経ち、

ふと、気づくとトイレの芳香剤のバラエティも本当に豊かになり、

「キンモクセイの香り」って・・・もはや存在しない?

 

と思って、ちょっとググってみたら。

 

アロマとか香水とかが出てきてびっくり!

 

ま、確かに、癒やし効果もありそうな甘い香りだけど。

 

うん。

たぶん初めてキンモクセイの香りを知るのがトイレの中ではない世代の人たちにとってはラベンダーとかサンダルウッドとかと同じような感覚で受け入れることのできる癒やしの香り・・・ってことになるんだろうな。

 

いや、もちろん今は好きですよ。

キンモクセイの香り。

これほど匂い”で季節を感じさせてくれる花はないんじゃないかと思うし。

あまりにも強い“香りの勢い”に圧倒させられてしまうこともあるけど。

 

 

 昨日、今日の雨で近所のキンモクセイもほとんど散ってしまったようで。

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春の桜みたいに、秋のキンモクセイもあっという間に私たちにインパクトを残して散っていってしまう花なんですね・・・

 

 

こういう話題しかないのか・・・?

いや、そういうわけでもないんだけど
もうブログ更新が亀の歩みよりも遅くなってきている昨今、

せめて1ヶ月にひとつくらいは書きたいものだ・・・と思ってはいるくせに

どうも色々なことに面倒臭さを感じ、

ただただ昨日と同じ今日を過ごすことが日常となり、

あっという間に結局何も書かないまま9月が終わってしまったので

もうなんでもいいから書いてみろよ、と思いながら書き始めました。

 

そんな無理することないじゃん。

もっと自然体で生きようよ・・・

 

という気持ちもあるんだけど、

もうこの数ヶ月、毎日が自然体すぎて。

 

なんというか、だらけすぎ。

今日やろうと思ったことを、今日やらなくても全く支障がない日々。

今日やろうと思ったことは明日でもできるし、なんなら来週の今日でも良いし。

 

そんな毎日の中にピリリと刺激を与えてくれているのが

リモートマラソン あるいは

オンラインマラソン と言われているやつなんですが。

 

実は今も継続中。

 

今は、セイシュンのちょっとほろ苦い思い出が詰まっている(笑)長野県の駒ヶ根市を走っています。

・・・・いや、実際に走っているのは埼玉県坂戸市の端っこの方ですけど。

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今回はこんなゼッケンまで届いて、

「これ付けて走ったら、一人で黙々と走る中でもモチベーショ上昇効果が期待できるかも!」と最初は喜んだものの、いざとなったらなんだか恥ずかしくてですね(^_^;)、

大会開始5日が過ぎましたが、せっかく番号を書き込んだゼッケンも毎朝お家でお留守番。

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 でも、もし、こんな埼玉県坂戸市の片隅の自然あふれるジョギング・ロードで、同じゼッケンを付けて走っている人と、もしすれ違ったりしたら・・・

そりゃテンション上がるだろうな〜〜〜

 

などと考えたりもするんですが、

この辺りは私のような趣味のランナーやウォーキング愛好者さんたちのほかに、颯爽と風を切る城西大東京国際大の学生アスリートさんたち(※いずれも「坂戸キャンパス」がご近所なもんで)ともよくすれ違う(あるいはあっちゅーまに抜かれる)ので、

・・・なんか、てってこてってこ、たった一人でゼッケン付けて走ってるのって

恥ずかしい💦

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 ということで、

こんなきれいな景色を見ながら、超マイペースで走れて、それを合算して

「フルマラソン完走」とか

「ハーフマラソン完走」という達成感を味わわせてくれるので(※もちろんリアルなマラソン・イベントでの達成感とは比較のしようがありませんが)、ありがたいイベントだな〜と感謝しながら、

この2週間もランニング・アプリに記録されていく走行距離を増やして「完走」目指そうと思います。

 

そうそう、「ありがたい」といえば

この9月26日〜10月11日の2週間でハーフを走ろう!という

【信州駒ヶ根チャリティーマラソン】

実は、後半の10月3日からは

【第3回東北・みやぎオンライン復興マラソン】(10月3日〜17日)とかぶっていて・・・

でも、同時に2つの大会にエントリーしていても、開催期間内に走ったものであれば、どちらの大会にもカウントしてくれるんだそうな。

 

一度の走りで2つの大会を走ったことになるなんて・・・

ちょっとズルっ子っぽい気もするけど(笑)

 

 

あ〜・・・

ちんたら書いていたらすごい時間になってしまったので

明朝は走るの無理かも〜。

と、こんなゆる〜い感じでも目標達成に近づいていけるのがよろしいのではないかと。

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いきなりですが、前回(8月15日の記事)の答えを一応書いておこうかと。

 

初めてのオンラインマラソンを盛り上げるために実行したこと

「走る時間帯を“朝” にした」と、もうひとつ

1.毎朝、同じ服装で走った。

2.毎朝、別のルートを走った。

3.毎回、1枚写真を撮った。

 のどれか?

 

答えは1.

1.走って汗だくになっても帰宅後に洗えば翌日までにはちゃんと乾くので、靴下の果てまで同じ格好で走ってみました。

2.最初の一週間は家を出てから右側にスタート、後半の一週間は左側に走る・・・そして毎回違うルート。川沿い・住宅地・いくらでも走れるコースがある非常に恵まれた環境であることが実感できました。

ホントは3. もやりたかったんだけど、2回くらい撮り忘れた日があったので(^_^;)

 

 ま、こんなふうに自分なりのこだわりをもって走ったのはこの【第1回 東北・みやぎオンライン復興マラソン】だけで、その後はとにかく好きなタイミングで都合のよい距離を走るスタイルになっていますが。

 

 

 

 

フルマラソン、完走したけど 明日の朝も。

今回、初めてエントリーした【東北・みやぎオンライン復興マラソン】。

fukko-marathon.jp

 

 大会開催期間である8月1日〜15日の間に、15日間かけて42.195kmを走ればいい(もちろん1日で一気に走ってもOK)という画期的な、そしてフルマラソン初心者にとっては究極の「マイペース」が許されるありがたいイベントに参加中、ということを先週書きました。

 

 走り始めて一週間、距離的にもちょうど折り返し点を過ぎたところで、「後半も頑張るぞ!」・・・・と書いたその続きです。

 

 42.195kmという距離を走り抜く、というよりは、自分で勝手に目標として掲げた〈朝、走る〉ということがもうすでにチャレンジングだったんだけど、でもこの連日の猛暑・酷暑のこの時期、はっきり言って朝に走らなかったら、いつ走るんじゃい?という毎日だったので、こちらは無事クリア。

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 そして、8月11日の朝、無事に累計で42.195kmという距離を走ることができました。

 

 ところが、大会実施要項をきちんと読んでいなかった私は、

「あれ? どうやって完走したことを報告するんだっけ??」

 

 参加者が使っているTATTAというアプリをあれこれ見てみると、自分を含めた参加者の走行状況が確認できるんだけど、上位陣の記録を見ると42.195kmをとっくに超えた距離数が・・・

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これって、いったい・・・??

 

 大会の趣旨としては、42.195km走れればいいはずなんだけど、それ以上走りたい人は8月15日の大会開催期間中、ずっと走り続けて走距離を伸ばし続けてもいいってこと??

 

 つまり、期間中にどれだけたくさん走れるか、と、そっちの方にシフトして頑張ってる参加者がいるってこと・・・ですよね、これって。

 

 その後、結局TATTAアプリ内の〈動画完走証〉というのをダウンロードすればOKということが分かったんだけど(累計で42.195km以上走ったという記録がないとダウンロードできない仕組みになっているそうです)、その時には「もうせっかくなので8月15日まで走ってみましょうか」と、完走達成後の12日の朝も走っちゃったりしていたので、最終日の15日の朝まで走ってから〈動画完走証〉をダウンロードしてみようと思っています。

 

  

 ということで、無事42.195kmのフルマラソン(10日間かけて)完走できたわけですが、

まあ、正直言って、実際に「よーいどん」で走り出し、そのまま42.195kmを走り切った場合と比べたら、その達成感・充実感というものは比較の対象にもならないだろうなぁと、走る前から思ってはいましたけどね。

(そして私は、その「達成感・充実感」を味わえないまま今日まで来てしまってるんですが)

今回のセルフ・リレーでのフルマラソン完走。

確かに「やったぁ!」とは思ったけど、

でも、それ以上でもそれ以下でもなかった・・・。

 

世の中の人々がイメージする(…というか、私自身が思い描く)“フルマラソン完走”とは、やっぱり違いました。 当たり前だけど。

 

 でも、そうなるだろうことは想定内だったので、少しでも達成感を高められるように、自分なりに工夫を・・・というのは、前回ちらっと書きました。

「走る時間帯を“朝” にした」と。

 

 でも、実はそれだけじゃなかったんです。

 

では、その工夫とはなんだったでしょうか?

1.毎朝、同じ服装で走った。

(せめて服装からだけでも1つのレースをイメージできるように)

2.毎朝、別のルートを走った。

(長いひとつのコースを走っている・・・という気持ちになれそうな気がして)

3.毎回、1枚写真を撮った。

(日々の継続の証として)

 

と、いきなりのクイズ。

 

そして、いきなりの「おやすみなさい」。

明日(というか15日)の朝も、今回の復興マラソンの最終日ということで、ちょろっと走ろうと思うので、そろそろ寝ます。

 

このマラソン参加のおかげで、かなり健康的な2週間を過ごせたなー・・・。

 

 

 

人生二度目のフルマラソン 今日で折り返し点 過ぎました。

人生二度目の・・・

と言っても、生まれて初めて挑戦した30年前(‼)のペナンマラソンでは、制限時間内にゴールできず、それでもなんとかゴール地点までは行ったもののゴールした途端(うん、ゴールはしたはず)全く動けなくなり、近くにいた見ず知らずの参加者に介抱してもらう・・・という失態をさらしているので、

今回無事完走できれば、

ついに30年越しのリベンジ!

ってことに、

なるんだろうか?

 

今、参加しているのは東北地方のマラソンで、

これまた人生二度目の「復興マラソン」

 

東北・みやぎオンライン復興マラソン

fukko-marathon.jp

※※ちなみに人生初の「復興マラソン」は’ 98の奥尻復興ハーフマラソンでした:『奥尻島とハーフマラソン』https://hiragam.hatenablog.com/entry/20140919/1411169583

 

 この大会はタイトルの通り、今、大流行の(⁉)オンライン・イベント。 

 

GPSランニングアプリTATTAを使い、個々人が自分の走りをそれに記録することで「参加」とみなすバーチャル大会です。

 

この大会のすごいところは、大会開催期間が2週間あるということ。

この2週間(8/1〜8/15 なので15日間)で、とにかく42.195km走ればOK.という、なんとも斬新な企画。

 

夫が見つけてくれたこの大会にエントリーし、大会がスタートした8月1日から早速スタート!

 

2週間で42.195km。

つまり単純計算で一日3キロずつ走れば余裕で完走できるということになる・・・けど、なんと言っても開催期間が8月のこの時期。

猛暑で絶対走れない、とか

雨がざんざか降っている、とか

体調不良で今日はパス・・・・とか絶対あるだろうから、

そのへんのことも考えつつ、自分なりに計画を立てました。

 

とにかく完走を目標に。

そしてたとえ細切れの42.195kmであろうと、完走できた暁には自分なりの達成感が得られるように。

この「自分なりの達成感」につきましては、走る時間を朝にしたことにより、もしかしたら42.195kmを一度で走り抜く(普通のマラソンとして完走する)のと同等レベルの達成感・充実感が得られるのではないか・・・と、完全夜型人間の私は思っているわけで、そういう意味では、私にとってはかなりチャレンジングなフルマラソンになっています。

 

・・・などと書いているうちに12時半を回ってしまった。

もう寝ないと!!

 

本日(8月6日)の時点で、総距離22.25km

ちょうど折り返し点を過ぎたので、後半もこんな感じのペースで頑張っていくぞ!

という思いを込めて・・・、久々にブログも更新できてよかった・よかった。

 

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では、おやすみなさい。

 

この半年を2分で語る動くグラフ

すごく久しぶりの更新。

「もうすぐ夫と息子が本帰国」と4月20日に書いて以来なので、ほぼ3ヶ月ぶり。

 

気がつくと2020年ももう半分以上過ぎているし。

 

2020年

誰の記憶にもしっかり残る年になってしまいそう。

しかも国や地域に限定されず、世界中の誰にとっても・・・というレベル。

 

いやいや、ホントはもっと違った形で記憶に残る年になる予定だったんじゃ・・・?と思わなくもないけど。

今はこの状況と共存するしかないのね、

などと思っていたら、今日、興味深いものを見つけました。

 

日経新聞さんの『入れ替わるランキング』とかいう動くグラフ

ほんの2分ほどの動画になっているんですが、これがめちゃくちゃ面白くて(というと不謹慎ですね、すみませんm(_ _)m💦)途中、何度も一時停止しながら、今までのことを振り返りつつ見入ってしまいました。

vdata.nikkei.com

👆👆👆

見ました??

 

およよよよ〜〜・・・とか思いながら、ついつい引き込まれてしまいませんでしたか?

 

グラフのスタート1月11日

感染者41人。中国のみで確認。

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2月1日になるとアジアのほかの国でも感染者確認。

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ダイヤモンド・プリンセス号が横浜港で停泊し始めたのがこの頃で、

この辺りから世界のあちこちで日本人を含むアジア人への警戒(という名の差別)が顕著に。

すれ違いざまにいきなり「コロナ!」と叫ばれた・・・という海外在住の友人の話も聞いたし、カナダでも生まれたときからカナダに住んでいる中華系の人たちが差別的な扱いを受けたり、ということもあったようで、コロナ=アジアという意識が大きかった時期でしたね。(遠い昔のことのような気がする・・・)

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中国経由でイタリアにも感染が広がっていった3月になると

日本国内ではエジプトのナイル川クルーズツアーに参加した人からの感染が相次いで報告されて、ひぇ~~~~·····💦っとなりました。

ナイル川クルーズ・・・めちゃくちゃお世話になった、というか楽しませてもらったので。

 

まだ中国での感染者数がダントツの中、韓国でも急増し

そして

アメリカに感染が広がり始めたのは3月上旬だったんですね

この時、世界の感染者数10万人超え

国内では年度末の大事な時期に学校閉鎖、卒業式の縮小・取りやめなどでなんだかとんでもないことになってきたぞ・・・という空気が漂い始めた頃だったと記憶しています。

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3月15日ごろを見ると

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まだ中国がダントツですがイタリアが深刻な状況になり始め、感染の広がりはヨーロッパの国々に移っていって・・・

 

3月27日

夫と息子がカナダから帰国した日にアメリカ中国を抜いていました

この時期、アメリカと国境を接しているカナダでもかなりピリピリした状況だったそうですが(夫 談)、このグラフに国名が出てくるほどの感染者数ではなかったんですね。

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日本で緊急事態宣言埼玉、千葉、東京、神奈川、大阪、兵庫、福岡の7都府県対象が発令された4月7日

中国の感染者数が減り始め、もう完全にコロナ=アジア の構図は無くなった感じに。

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緊急事態宣言全国に拡大された4月16日

あぁ、もうアメリカが・・・💦

そして世界中で200万人

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Stay HomeGWころから南米ブラジルでの感染拡大が報告されるようになり・・・

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一気にアメリカに次ぐ多さになった5月26日。

ついに

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インド登場…

アジア諸国がすっかり姿を消したこの時期になって、

早めにロックダウンをして守りを固めたはずのインドが・・・

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そして、確実に感染者数を増やしている・・・。

ちなみにこの6月4日は、カナダでの任期を終えた夫の次の国への赴任予定日でした。

次の国・・・そう。インド🇮🇳🇮🇳🇮🇳💦

 

行ってないです。もちろん。

 

回のこのデータは6月29日までになっていますが

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インドの感染者数はその後も確実に増えていて、

7月初めには世界第3位になってしまったそうです。https://bit.ly/3ewWQ0M

そして7月15日現在も変わらず3番目キープ・・・https://bit.ly/3h2ZOvP

 

 

そんなわけで、夫は埼玉県坂戸市の実家に想定外の長期滞在。

体は日本だけど、仕事はインド。

リモート赴任生活も1ヶ月が過ぎました。

 

 先のことは誰にも分かりませんが

 

でも、あっという間に過ぎたように感じる半年間を一気に語っているこのグラフの、この先が気になる・・・

 

いつかは

だんだんと

この横棒の本数が減っていって、

棒の1本、1本がどんどん短くなっていって、

途中から逆再生してるように見えてきて

で、

最後に「ふりだし」に戻ったようになったら

私はまたおぉぉぉ〜〜〜〜・・・とか思いながら

何度もぼーーーーっっと繰り返し見ちゃうんだろうなぁ

 

Stay Home生活もそんなに悪くないけど、でも、このグラフが完結する日はやっぱり待ち遠しいかも。

 

そうなると、また我が家は「どこでも窓」にお世話になる生活になるんだろうけど。

 

 

 

本帰国まで1週間 でも “家族再会” まではあと3週間ちょっと

 

実は、本帰国が近づいています。

と言っても、私自身のことではなく(私は日本にいますので)。

 

2017年からカナダで仕事をしている夫。

そして、2018年11月から一旦は私たちと一緒に日本での生活をスタートさせたものの、諸事情により半年前からカナダに戻った息子の草太(13歳)。

 

この二人が夫の派遣任期満了により来週の飛行機で帰国します。

 

・・・・こんな時期に。

 

派遣の期間は赴任当初から決まっていて、それをちょうど一年延長して・・・の、この時期。

帰国日も早くから分かっていたので、飛行機の手配も早々にしておいたらしいのに 〜最初に帰国便の予約について「とりあえず席確保」というメールをもらったのは2月11日でした〜 こんなご時世になってしまって、その予約便は4月に入ってからキャンセルとなり。(まあ、想定内)

 

再度、別の便を予約できたのが4月6日。

3月17日には在住地のアルバータ州に緊急事態宣言が発令され(3月5日に最初の感染者が確認されてから12日後。こういうのを「スピード感をもって」っていうんじゃないですかね?)、当然のことながら任期終了まで残りあと1ヵ月ちょっとという時期に職場への出勤もできなくなり、生活に必要な食料品等の買い物以外は外出禁止、という状況となり。

 

それが今でも続いているようです。しっかり1ヵ月以上。

 

緊急事態宣言発令以降、夫が職場に行ったのはたぶん1回だけのはず。

スーパーに行っても、入店者数を制限しているから買い物客は店の外にこんなふうに並んで待機。

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この写真、3月30日に夫が送ってくれたものなんだけど、拡大してよく見たら雪がちらついてる・・・

 

こんな状況なので、引越し業者ともなかなか連絡が取れず(っていうか、自分の仕事だってまとめておかなきゃ、の時期で忙しいはず)やっと業者とコンタクトが取れたのが4月8日だったらしい・・・

 

でもまあ、これでなんとか帰国の目処もついた、というところのようだけど、

でも、“海外からの帰国者”さんたちは、成田に着いてからが長いんですよね。

 

すでに広く報道されてますからご存知のことと思いますが、

とにかく全員〈PCR検査〉

結果が出るまでもちろん待機。(なんかその「待機」の状況もこれまた様々らしいですけど)

「陰性」との結果をもらっても、2週間は自主隔離。公共交通機関を使わずに帰れる人はとりあえず自宅に帰ってそのあと2週間お家ステイというのも可能だそうですが、そうでない場合は事前に自分で手配しておいたホテルで2週間過ごす。

軟禁・・・? いや、監禁・・・?

どっちに近いんでしょうね。

ま、自主隔離ってことで。

 

我が家(夫と息子)の場合は、夫の派遣元がすでにホテルを予約してくれたそうなので、検査結果が出たあとの2週間もそこで過ごせるらしいのですが。

おかげで「海外からの帰国者と分かったら宿泊拒否された」などという悲しい目には遭わずに済みそうで、それは本当にありがたいと思います。

 

でもね・・・

なんというか、

確かに、帰国者から確認される感染者数は、日本国内に住んでいる人から確認される感染者数より、割合としては高いってことは数字でも出されていますけど。(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10887.html

 

でもなんというか

これから帰国する人たちは、ほとんどがもう1ヵ月以上がっつりがっつりっていうのは、明らかに今の日本の状況よりも、っていう意味で)「禁外出」の生活を続けてきた人たちがその多くを占めているんじゃないかと思うわけで。

 

で、そういう人たちは例外なく全員、検査をして、「陰性」という結果が出ても2週間「自主隔離」が義務付けられてるけど、

 

首都圏で今でも毎日電車に揺られてお仕事に行っている人たち、

毎日どこかで不特定多数の人と接している人たちは、そのまま日常生活を普通に続けられるのね・・・と思うと、

 

なんだかなーー と、思ってしまったりもするわけで。

 

いや、確かに帰国者が感染元となる可能性は、それはやっぱりあるんだから「自主隔離」、仕方ないかな、とは思いますよ。

 

それに電車に乗っている人だって、誰も好き好んで、ってわけではないだろうし。

「もしかしたら感染するかも」という思いを抱えて毎日出かけているんだろうとは思います。

 

そして、どうしても行かなきゃいけない、家にいては出来ようはずもない仕事を私たちのためにしてくれている人たちだって大勢いること、わかっています。

 

でも

「週末くらいは子供を外で遊ばせてあげたいし」と、大勢の人がいる公園で(感染予防に気を配りながら)元気に外の空気を吸っている人たちはオッケーなのね。あんなに周りに人がいるけど。

 

とか、思っちゃったりもするわけですよ。

 

でも

じゃ、自分はどうなの?

と言われると・・・

いや、この辺はほんと超自然に囲まれた住宅地なもんで、

ちょっと家を出れば気持ちの良いお散歩道で、

でも人口密度のおかげで、30分歩いてもマスク姿のご夫婦2組とすれ違うくらい。

ジョギングもし放題の環境で、

オリジナルコースを発見しながら一人でいくらでも走れるし、

そんな中、近くの城西大学の真面目なかっこいい走りの若者と、親近感覚える健康志向のマイペースランナーにたまーに出会うくらい。

 

だから、私は大丈夫(だと思う)けどーーー・・・・・

 

って、あ〜〜〜〜💦 ほんと勝手なこと言ってるわー。

 

 

結局、なんというか

帰国前のあのバタバタって、あれこれすごく大変だった記憶がすごくあるのに

それを、こんな状況下で

自分の仕事をこなしながら、

家具やら何やらの引き取り手を探して

世の中が急に「オンラインの世界」になっちゃったことで「(日々の授業の)非常事態」に陥りそうになっている皆さんのサポートもして

ホントなら私がやっていたであろう台所の色んなものの片付けやらも全部やって・・・

って、めちゃくちゃ大変そうなのに

やっとの思いで帰国したら

途端に軟禁状態っていうか監禁状態っていうか「自主隔離」?

なーーんか可哀想ぢゃん・・・

 

と、言う気持ち、ですかね。

 

いや、逆に2週間ホテルから動けないってことは

部屋の中でできることしかできない、

誰にも会わずに済む、

ってことで、

これ

良いようにも取れますかね。

 

幸い、一緒に2週間缶詰になる息子13歳は、現在「ひきこもり」が全く苦にならないインドア少年ゆえ、ストレスをためて不機嫌になるとかまずあり得ないと思うので、二人で心穏やかに、誰にも邪魔されない静かなひとときを過ごしてくれればな・・・と思っています。

・・・う〜〜〜ん? いや、人に会わなくてもがっつりしっかりできちゃうか。イマドキのお仕事って(^_^;)

 

 

 ということで、こんな状況下

4人でスタートした我が家のカナダ生活は、あと1週間ほどで彼の地の2人によって締めくくられます。

 

 ま、人生いろいろあります、はい。

 

 

 そして、「自主隔離」後の2人が5月半ばに無事ここ(埼玉県の村上実家)にたどり着いたあとも・・・

さて、その先がどうなることやら、 というのがありますが、それはまた時期をみて書きたいと思います。

 

 では

Stay home

Stay safe

Think something better

Find something happy

Don't forget to thank

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緊急事態宣言下の「N高オリエンテーション」on ニコニコ生放送

またしても久々のブログ更新ですが・・・

この1〜2ヵ月、すごく不思議な感覚で過ごしています。

 

一応、というか、

もちろん

世の中の動きにはちゃんとついて行ってます。

今、世界中でどんなことが起きていて、

私たちが住むこの日本でも、

そして、自分が住んでいる埼玉県を含むこの一帯がどういう状況に置かれているのか

〜つまり『緊急事態宣言』というやつですね〜

ちゃんと分かってはいるつもりなんですが、

 

以前から、我が家は、基本ほぼ毎日女3人(義母・娘・自分)が在宅、

というスタイルで生活をしてるので

今の状況がとんでもなく非日常・・・というわけでもなく。

 

昼ごはんもだいたい3人で食べていたので

毎日子どもたちの昼ごはんを作らなきゃならないなんて地獄〜〜〜!!!

 

という状況にも全くなっておらず。

(もちろんほんの数年前の自分の生活を思い出せば、その気持ちは痛いほどよく分かりますが。)

 

この春から高校生になる(・・・いや、「なった」というべきか?)娘も、中学で習う勉強はほぼ自宅での自習(ホームスクーリング)でカバーしてきているので、

子どもがずっと家に居るなんて耐えられない〜〜〜!!!

 

という感覚は、私の中にはもはや無く。

(だって週に1回火曜日にN中等部に通う以外はずっと家に居たわけだから)

 

確かにお義母さんの外出 〜定期的に通っていた歌のレッスンやヨガやカラオケ〜 は2月終わり頃から徐々に減って、今は週に1回のディサービスだけになっているし、

 

私も、そういえば毎週通っていたヨガとズンバ、3月になってからは行ってないし、

月に1〜2回通っていたコーラスの練習も、そういえば3月1日の定期演奏会が延期になってからもちろん練習再開の目処もたっておらず・・・

 

こんな状況なんだけど、

家にこもりっきりでストレス溜まっておかしくなりそう・・・・

 

ともなっておらず。

 

それは

今がちょうど桜の開花を楽しめたり、春の息吹を思いっきり感じられる時期だから とか

ほどよい(?)田舎のおかげでふらりと散歩・のんびりジョギングもし放題だから とか

反抗期真っ只中にあってもおかしくない年齢の娘が、常に私の話し相手としてここに居てくれるから・・・

など

色々理由はあるのですが

とにかく

緊急事態宣言下で「こんなときだからこそ、心を一つにしてがんばりましょう」などというのを聞いても、どこか別の国の話を聞いているような、正直そんな毎日です。

 

あ、でも圧倒的に我が家への配達回数も増えている宅配業者さんには(やっぱり外出は控えているのでパソコンからポチッとする買い物が増えてます)、荷物を受け取るたびに「あぁ・・・本当にありがとう!」とすごく思うし、

医療関係の仕事についているはずの友人を思い出しては、大丈夫だろうかと心配になったり、

こんな中だからこそ働かなくては・・・という人のことを思い出しては感謝、というか尊敬というか、いや、なんだか自分の日々の生活があまりにも平和すぎて申し訳なく思ったりしています。

 

 

こんな日々の中

3月14日に予定されていたN中等部の卒業式オンライン卒業式となってしまい、

そして、今日(4月9日)に行われるはずだったN高等学校(N高)の入学式

早々にオンラインでの実施と連絡が来ていたのですが、2日前になんと「延期」の連絡が。

これにはさすがの娘もかなりがっかりしたようですが、入学式の後に続けて行われる予定だった「新入生オンライン オリエンテーション」、こちらは予定通り実施されるとのことだったので、開始時間の午後3時半が近づくといそいそと2階の部屋に入っていきました。

 

このオンラインのオリエンテーションはニコニコ生放送で配信されていたので私も途中から見始めたのですが、

いや、ホント、思うところいろいろありました。

その「思うところ」を整理してから書こうとすると時間がかかりそうなので

思いつくまま箇条書きにしてみます。

 

◎関わっているみんな(運営側も参加者である生徒側も)に新しいこと」「ワクワクすること」に直面している感が漂っている。

◎いつの間にかキーワードになっていた「沼」、そしてその沼にはまること」・・これは本当にこれからこの世の中で生き抜いていく人たちにとっての強みになると思う。

 👉「沼」:やりたいこと、好きなこと、惹きつけられること

 👉「沼にはまる」:それをとことんやる。それにまみれてズブズブになる(笑)

◎出る杭が称賛される。「みんなどんどん突き出てください」的な雰囲気で包まれた環境。

◎「(N高生活の中で)場所にとらわれない友人ができた」・・・Zoom出演した卒業生のセリフ。高校生の段階でそこまで思えるような環境がこの学校にはあるのか!

◎オリエンテーションの多くの時間を割いて「ネットリテラシー」講座。「高校生活の中でネットコミュニケーション能力を鍛えよう」「社会に出たときに備えよう」「(ネットは)今のうちにガンガン使おう」・・・現実に即した清々しいご意見で聞いていて気持ちが良かった。

言いたいことを言って、やりたいことをやれる場所。そんな環境に15歳から入っていける。これはとんでもなく恵まれている気がする。

 

もちろんこの環境には、向いている人と向いていない人がいるかもしれません。

 

でも、今、こういう環境で高校生活を送ろうとしている子がとても身近にいて、なんだか私までも嬉しい・・・というか密かにちょっとワクワクしてます。

 

 

 と、こんなことを考えていると、また自分が『緊急事態宣言下』にいることを忘れてしまいそうになる・・・

 

 でも、コロナ・ウィルスは確実に私たちの周りにも漂っているはずです。

人口10万人ほどの坂戸市ですが、感染者はすでに3人確認されているそうです。

 

明日からも、外から帰ったらしっかり手洗い。

ソーシャルシャル・ディスタンスは、近所のスーパーに行ったときくらいしか意識のしようがない環境ですが、それでも油断せずに生活します。

 

みなさんも少しでもストレス無く、小さな楽しみなどを見つけて生活できますように・・・