やっぱり『やもり通信』

海外生活一区切り。これからは日本の生活メインの内容になりそうだけど、タイトルはやっぱり『やもり通信』・・・で、いいかなっと。

いつもと変わらぬ10連休。それより我が家は「そのあと」・・・!

 

いよいよ始まりましたね、世紀のGW!

 

平成最後の・・・ いや、この10連休は平成と令和をまたいでいるから、もう本当に「平成最後の」という“枕詞”が使えるのもあと数日ってことになりますね。

 

で、その10連休。

10連休って言っても、皆さんそんなにはち切れるように遊び倒せる状況でもないんじゃないの? 日本人って、なかなか「上手に休む」(仕事をすっかり忘れて過ごす)のが苦手な人が多いって聞くし〜 

 

などと思っていたのですが、

 

意外と、はち切れちゃってる人も多いみたいですね。

まあ、テレビのニュースなんかでは「これからハワイ〜」とか「イタリア〜」とか「温泉♨」とか「田舎のおじいちゃんとおばあちゃんのところ〜」などと楽しそうな人たちや、そんな人たちでごった返す空港、お約束のように連なっている高速道路の車・・・なんかを映し出すのが、それこそ“お約束”みたいなものなんでしょうけど。

 

 さて、そんな中での我が家。

去年の終わりから日本で生活していますが(単身赴任の夫をのぞく)、子どもたちは学校へ行かない生活を選んでいるので、基本、毎日が日曜日

 

 ・・・と言うと語弊がある、というか子どもたちに怒られるか💦 れっきとした『ホームスクーリング』というスタイルなわけですから。でも、わざわざ週末などの混み合っている時に外出しなくても、平日に映画とか買い物とかに行こうと思えば行けちゃう生活なのは事実。

 

 だから、混んでいるに違いないこの時期にあえて出かける必要はない・・・んだけど、

 どちらかと言うと(笑)外出好きの私は、「連休中のおでかけスポット」とか「ここが穴場!」などという情報を見かけると、つい、ふらふらと出かけたくなってしまうのも事実。

 

 そんな悩ましい10連休ですが、とりあえず、最後の方にほんのちょっとだけお出かけの予定を入れたけど、あとは家でゆっくり・・・いつもと同じように過ごします。たぶん。

 

 というのも、我が家にとってはこの10連休が明けてからが、『日本での新生活始動』という感じになりそうなので。

 

 11月末の帰国以来、学校へ行かず、自分の好きなこと・必要と思うことを自分のペースで勉強することを選んだ子どもたちですが、この連休明けにはそのスタイルを保ちながらも、

自分の学びをある程度客観的な視点でサポートしてもらったり、周りから刺激を受けたり・・・という新生活がスタートします。

 

N中等部 

ご存知ですか?

 

N高校

・・・というと、聞いたことのある人もいるかも。

 

フィギュアスケートの紀平梨花さんが通って(学んで)いる高校・・・というと、

「あぁ!」と思い当たる人もいるかもしれません。

そのN高校の中等部として、この4月に開校したN中等部

 

ここに週1回通う生活が、この連休明けにスタート。

 

そう。

週1回なんですけどね。

今、住んでいるところから都内のキャンパスまではドア to ドアで約2時間

日本の電車に乗り慣れていない子どもたちにとって、片道2時間の通学・・・って、これはかなーーーりキビシイとは思いますが、でも、「週1回だから」なんとか頑張れる、とも言えるかも(笑)

 

やっぱりたまには刺激も必要。

リアルに顔を合わせるトモダチもいたほうが・・・。

日本の都会の波に揉まれるのもいい社会勉強。

 

4月16日に入学式があって、

f:id:hiragam:20190416092618j:plain

 

 

その後、3回のオリエンテーションが18日、23日、25日とあって、

そして、この10連休。

休み明けの5月7日(火)から、いよいよN中生活開始!

 

教科書は持たず、Macブックお弁当を持って都内のキャンパスへ週1回。

 

新しい生活を目の前に、大切に過ごしたい10連休。

 

 

皆さんにとってはどんな10連休になるのでしょう?

ありがとう平成 とか

こんにちは令和 とか言いながら、

たくさんの人が非日常気分を味わっているこの時期に日本にいるなんて

なんだか不思議で、ちょっと嬉しい気分だな。

 

2019年 それぞれの 4月1日 〜ありがとう平和な日本、そして湾岸署!?〜

 新しい時代へのカウントダウンが始まろうとしている4月の半ば。

世の中すっかり「受け入れ体制OK」という感じになってきて、ごく当たり前のように間もなくやってくる【令和】の時代に移行しようとしている・・・ように見えますが、

でも、ほんの2週間ほど前は大騒ぎでしたよね。

 

 あの日は4月1日。

新元号発表の日を『エイプリルフール』にあてるなんて政府もなかなかチャレンジング・・・と思ったものでしたが、ここ数年かなりパワーアップしている『エイプリルフール』もさすがに今年は自粛気味だったようで(笑)

 

 さて、あの日のあの瞬間、私は子どもたちと一緒に銀座から豊洲に向かうバスの中にいました。

 

なぜ豊洲に・・・?

兵庫県某市から東京に遊びに来ていたMファミリーとランチをするため。

 

なぜ銀座からバス・・・?

その他の交通手段で豊洲に向かうと、新元号が発表されるという午前11時半ごろは地下鉄乗車中になりそうだったから。

 

 いつでもどこでもライブ映像を楽しめるこの時代に、日本国内で新元号発表という瞬間に立ち会えることになったのだから、やっぱり見たいよね、首相官邸からのライブ配信

 で、生配信を確実に見るためには、地下にいるより地上にいたほうがいいんじゃない・・・?ということで、数あるルートの中から地下鉄ではなくバスを選んだんですが、どうも最近は格安SIMでも地下でのデータ通信、問題なく使えるんですね。

ま、結果オーライですけど。

 

ということで、めったに降り立つことのない銀座から都バスに乗り、

 

揺れるバスの中で(意外に混んでいて座れなかった)スマホとにらめっこ。

そして、

揺れるバスの中で、初めて目にした【令和】の文字。その音。

 

その時の1枚がこちら。

(首相官邸からのライブ配信映像)

f:id:hiragam:20190415010236j:plain

 この時の視聴者数、なんと21万人。

 

 すげーーーーー・・・と思いつつ、ちょっとしたイベント参加気分になり、妙な高揚感に包まれた豊洲への道のりだったのですが、

 

 その後(新元号発表の2〜3日後くらいまで)のあまりのお祭り騒ぎには、ちょっとついていけない・・・💦 と思ってしまいました。 

 

 なんというか、あそこまではしゃぎすぎなくてもいいんじゃない? なんかみんな踊らされてない?  

 便乗商品の嵐もすごかったし、みんなが一斉に同じこと、場所、形・・・に飛び付くさまばかりがテレビに映し出されている気がして

 

平和な日本の明るい未来に希望いっぱい、夢いっぱい・・・ いきなり世の中そういう流れになってない?

 

 と、(それ自体は決して悪いことではないんだろうけど)自分の熱が スーーーーーッと冷めていくのを感じたんですよね。 どうしてなんでしょ?

 

 もちろん自分の国が平和であるということはありがたいことなんですけど、はい。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

 

4月1日に話を戻して

 

 豊洲市場で無事Mファミリーと合流し、美味しい海鮮ランチを食べたあと、私たちが向かったのが、そこからほど近いところにある【湾岸署】。 

 

 なぜ、この時期に【湾岸署】

 

 話せば長くなりますが、サクッと説明すると

 

「カバンが届いていますよ。」と湾岸署から電話があったから。

 

 その “届いているカバン”  というのは、先月初めに草太が失くしたカバン。

 

 でも、草太に言わせると、それは “盗まれたカバン”。

 

 もう少し正確に言うと、置き忘れたのに気づいてすぐに取りに行ったのに、もうそこには無かったカバン

 

 そう。

 3月7日のあの日、

 ファストフード店『ウェンディーズ』でランチをしたあと、なぜか手ぶらでその店を出てしまい、駅に向かってややしばらく歩いたあとカバンがないことに気づいて慌てて走って店へ戻った草太。

 

 走る草太のあとを追いかけながらも、「大丈夫だよ、ここ、日本だし。」と本気で思い、一刻も早く店に戻らねば、なんて全く思っていなかったのはこの私。

 

 なので、

 

 店にカバンは見当たらず、

 店員さんに聞いても「落とし物は届いていない」と言われたときの衝撃はかなり大きく・・・。

 

 あの短い間(時間にして10〜15分)にカバンは消え、店にも届いていない、

 

 それって誰かに持って行かれたとしか考えられなくない??

 

 

 でもマジですか?

ここ、日本だよね?? 

 

と、全く想定外の結果に、心臓がバコバコしてしまったのですが、

 

お小遣い入りの財布、パスモ(PASMO)、そして電子書籍などが入った大切なそのカバンを失くしてしまった草太ももちろん大ショックで。

 

 その日の夜、もう一度、閉店間際に『ウェンディーズ』に電話をしてみたけど、やっぱり忘れもの・拾得物についての引き継ぎもないということで、完全に店の外に持ち去られたことが確定。

 こりゃもう諦めるしかない・・・と思っても、やっぱり「ここは日本なのに・・・」という悔しい思い、残念な気持ちが消えず。

 

 最近は花粉症のせいで「もう日本イヤ!」となり始めている草太は、今回の件で今度は「日本人不信」になりかけてるし。

 

だから

その後3週間も経ってからいきなり自宅に【湾岸署】から👆という電話がかかってきたときは、もう本当に信じられない気持ちでした。

 

 なんと草太のカバンは、3月7日の午後3時過ぎ、つまり私たちがその店を出た数十分後に、『ウェンディーズ』が入っている建物などこのあたりの商業施設を管理しているビルの管理室に届けられていたそうです。

 管理室でしばらく保管されたあと(持ち主が現れる気配も、届けが出されたという情報もないので)近くの警察署=湾岸署に届けられ、ここでやっとカバンの中にあったPASMOの情報をチェック。埼玉県内のこの家まで電話で連絡をしてくれた、ということでした。

 いやはや。

ビルの管理室・・・そっちに届けてくださってたんですか・・・

 

しかも電話で確認した限り、財布もPASMOも電子書籍も耳栓もイヤホンも全て無事。

 

やっぱり日本、平和。ヽ(^。^)ノ

 

 

 4月9日までここに保管してもらえるというそのカバンを、なぜかわざわざ兵庫県から遊びに来ているMファミリーと一緒に取りに行くことにしたのですが、そこが【湾岸署】なだけに、大人たちのほうが妙にワクワク。

 

さすがに今の中学生たちは知らないでしょうからね。『踊る大捜査線』。

 

 ゆりかもめの窓からその姿が見えたときは「おぉぉ!これが湾岸署!?」と思わずパチリ。

f:id:hiragam:20190401141138j:plain

 

小雨の中、【湾岸署】の前で信号待ちをする我が子までも、ついパチリ。 

f:id:hiragam:20190401142118j:plain

 

 

 でも、その正面玄関の前に立っても、「おぉ!まさにここがあの湾岸署!」・・・という気持ちがどうも湧いてこない、と思ったら、ここはあのドラマの舞台とは無関係だそうですね。

f:id:hiragam:20190401142224j:plain


 ここの前でみんなで記念撮影しちゃったんですけど・・・・

なんか、すでに恥ずかしい💦

 

 

そんな2019年の4月1日。 

 

 結局、カバンを管理室に届けてくれた親切なその人は、名前も告げずに去って行ったそうでお礼を言うこともできず・・・。

(”盗まれた“ などと思ってしまったことも申し訳なく思いますよ、ホント)

 

 

あぁ、でも盗まれたんじゃなくて本当によかった。

 

いろいろあるけど、やっぱり平和なんだよ、日本は。きっと。

 

だから【令和】でもあれだけ盛り上がれるのかも。

 

日本という国の治安の良さを改めて実感できた、そんな4月1日でもありました。

 

次の時代も、平和で穏やかな時代であってほしいですね。

 

f:id:hiragam:20190402212413j:plain
 

じぃじの作業所

 昨年12月に『じぃじの髪飾り』というタイトルで、87歳で急逝した義父が長年作り続けてきたアクセサリーについてご紹介しました。

 今日はそれらが生まれた【作業所】について・・・今は無くなってしまった小さな(いや意外に大きかった?)プレハブ小屋のことを、お義父さんと私たち家族との「思い出」としてここに書いておきたいと思います。

 

 義父が亡くなったのは昨年の12月2日。

10月の初めに膵臓癌が見つかってわずか2ヶ月後のことでした。

膵臓にこぶし大の癌が確認されたものの周りにほとんど転移していないというレアなケースで、義父は11月20日に入院する直前まで、つまり亡くなる約2週間前まで、自宅で義母と一緒にほぼ“普段通り”と言えるような生活をしていたようです。

 入院前日の11月19に給油した時のガソリンスタンドの領収書が車にあったとのことなので、本当にギリギリまで車の運転までしていたようです。

 

 でも、この作業所に最後に行ったのが・・・ここで最後に仕事をしたのがいつだったのか、それは残念ながらわかりません。

f:id:hiragam:20190201135350j:plain

 自宅から車で5〜6分のところにあるこの【作業所】にほぼ毎日通い、

ここで髪ゴム(ポニー)やバレッタなどのアクセサリーを作っていた義父。

f:id:hiragam:20190201135412j:plain

基礎がしっかりしていない作りだったようで、よく見ると建物全体が歪んでいます。

 

 私たち(私とみどり)が久しぶりにこの【作業所】に足を運んだのは、暮れも押し詰まった12月29日。

まるで、つい昨日までここで仕事をしていたかのような雑然さでした。

f:id:hiragam:20181229152637j:plain

f:id:hiragam:20190102151057j:plain

 

 

こんなので型をとってたんだーーー 

f:id:hiragam:20190102150241j:plain

f:id:hiragam:20190116141120j:plain

 

ここでしか見ないような機械や

f:id:hiragam:20190102150925j:plain


 なにやら色んな薬品(?)もゴロゴロ・・・・

f:id:hiragam:20190102150529j:plain

 

 25年前に作られたというこのプレハブの【作業所】には、エアコンもなく・・・

記録的な猛暑だった昨夏はこの中、40℃ちかくまで上がっていたそうな。

 

 それにしても、

f:id:hiragam:20190102150304j:plain

なんだかあまりにも雑然としすぎていて逆に貴重な“遺産”にも見えてくるような、そんな【作業所】ですが、

f:id:hiragam:20190102150357j:plain

 

たった一人の主を失ってしまったここの運命はただ一つ。「解体」

 

「解体」と言っても、まずその前に中にある細かな物は運び出す必要があり、その作業にかなりの日数を要したようでした。

f:id:hiragam:20190215143603j:plain

f:id:hiragam:20190215143619j:plain

10日間ほどかけて、このくらいまでスッキリさせて

 

そして解体初日

f:id:hiragam:20190219092404j:plain

2月19日の午前中から作業開始。

f:id:hiragam:20190219092753j:plain

f:id:hiragam:20190219101234j:plain

f:id:hiragam:20190219101325j:plain

 

解体2日目:2月20日

f:id:hiragam:20190220141834j:plain

f:id:hiragam:20190220141857j:plain

 

解体4日目:2月22日

f:id:hiragam:20190222094526j:plain

残っていた右側半分も、ここまで小さくなって・・・

f:id:hiragam:20190222100419j:plain

午後には建物はなくなってしまうということだったので

この日の夕方、義母も解体現場を見に行きました。

f:id:hiragam:20190222163522j:plain

 

解体5日目:2月23日

f:id:hiragam:20190223122237j:plain

地面の一部に敷いてあったコンクリートの厚さが20cm近くもあり、

最後の最後にこれを剥がす作業が大変だったそうです。

f:id:hiragam:20190223123648j:plain

 

解体作業が始まって6日目の2月24日日曜日。

f:id:hiragam:20190224115420j:plain

昼ごろに来てみたら、何にもなくなっていました。

f:id:hiragam:20190224115522j:plain

この土地の所有者関田さんは、これを見て「意外と(作業所は)大きかったんですね。」と言い、義兄は「こんなに小さかったんだ。」と思ったそうです。

 

f:id:hiragam:20190224115715j:plain

 いつも必ずお義父さんと一緒にここまで来ていたネイキッド(右隅の黄色い軽自動車)は、どんなふうに思ったのかな。

 

 

 25年という長い間に床も斜めに歪んできていたお義父さんの【作業所】。

ここで作り出されたたくさんの髪飾りたちはTwitter #じいじの忘れもの

で見ることができます。 ぜひのぞいてみてください。 

 

🍒🍒🍒🍒🍌🍌🍌🍌🍓🍓🍓🍓🍇🍇🍇🍇🍊🍊🍊🍊🥝🥝🥝

追記:インスタはこちら。

   👇👇👇

https://www.instagram.com/jiiji_no_wasuremono/







 

 

日本でもピンクシャツ・ディ・・?

夕飯の後、台所の片付けをしていたら、居間のテレビからのニュースに耳が反応。

ん? 今「ピンクシャツ・ディ」って言った?

f:id:hiragam:20190227185107j:plain

いじめ撲滅の意思表示としてピンク色のシャツを着る・・・

 

なんか聞いたことあると思ったら、カナダから始まって今は世界中の多くの国(具体的な数字も言っていたような気がしますが忘れました)に広まった運動・・・と。

 

そういえば、みどりが通っていた学校でもありました。「ピンクシャツ・ディ」

 

あれって今頃だったっけ?

時期はあんまり覚えてないけど。

日本でも広まっているとは知らなかった。

公式サイトまであるんですね。

 

ん~~・・・?

でも、そういえば、今日はショッピングセンターと市役所にも行ったけど、

夜、このニュースで初めて「ピンクシャツ・ディ」というものを思い出したので、

 

ってことは、日本での知名度はまだ低いってことなんだろうな。

それっぽい服装で歩いている人に出くわさなかったってことだから。

 

 

 そしてその数時間後、日本から16時間遅れて「2月27日」の朝を迎えたエドモントンにいる夫が、わが我が家の「どこでも窓」(※)に姿を現したのですが

f:id:hiragam:20190227233139j:plain

あら、ちゃんとピンクのシャツ着てるww

 

しかも、このTシャツは今日のピンクシャツ・ディのためにデザインされたもののようで。

f:id:hiragam:20190227233147j:plain

(👆わざわざ“窓”の近くまで来て、ちゃんとシャツを見せてくれたw) 

 

 カナダでは、このいじめ反対のピンクシャツ・ディのほか、

差別反対(人権問題・差別問題を考える)のオレンジシャツ・ディというのもあって、学校や職場などではかなりの割合でその賛同者を見ることができるようです。

 

 公立の学校でも制服がなく自由な服装で行けるから、こういう◯◯運動というような、服装やその色使いでの社会的な運動参加への意思表明がしやすいんでしょうね。

 

 

 ところで、このピンクシャツ・ディ、日付は2月27日に固定されているわけではないようですが、だいたい毎年この時期に行われるようで、

 

 ってことは、場所によってはまだ毎日−10℃、−20℃が当たり前の時期

いくらオフィスは暖房が入っていると言っても半袖Tシャツは寒かろう・・・。

 

 と思ったら。

 やっぱり長袖を着ますよね。

f:id:hiragam:20190228010117j:plain

ついさっき「どこでも窓」に現れた姿(職場にて)

 

 この運動への賛同メッセージを送るトルドー首相もこんな感じ(笑)


Prime Minister Trudeau delivers a message on Pink Shirt Anti-Bullying Day

 これは3年前の動画のなので、Tシャツのデザインが違いますが。

毎年その年のTシャツがデザインされて職場などでも販売されているようです。

 

 日本でもここ数年でハロウィンなどの輸入物の行事があれだけ爆発的に盛り上がってきてるから、次はそろそろこういう主張のある運動への参加が盛り上がってくる番かも・・・と思ったりしています。

 

 来年はもうちょっときちんとアンテナ立てておいて、日本でも広報してみようかな、ピンクシャツ・ディ

 

 

 どこでも窓」:遠隔地の人々(単身赴任中の夫とその家族など)を24時間Zoom でつないでおくことによって、まるでその窓の向こうに相手がいるかのように錯覚させてくれるありがたい装置。PC、タブレットのほかスマホでも可能。エドモントンの夫はZoom画面を自宅のテレビにつないで使用している模様。

 

 

 

なんなんだ、この絶妙なタイミングは・・・

「もしかして今、日本にいる?」というメールやメッセージの数がポツポツ入ってくるようになったので、そろそろ近況をきちんと報告せねば・・・と思っていたら、今まで使っていたブログ  『はてなダイアリー』で書いていた『やもり通信』〜 の更新ができなくなっていました。

 

 なんでも「はてな社」の2つあるブログサービス『はてなダイアリー』『はてなブログ』を統合して『はてなブログ』ひとつにするということのようで。

 

 確かに以前、それについてのお知らせメールが届いていました。

 

 でも、ある時期が来たら自動的に『はてなブログ』へ移行される、とも書かれていたので特に大きな問題はないと思っていたら・・・

 

 すでに『はてなダイアリー』への新規投稿は1月28日以降できなくなっていて、今は実質クローズ状態。自分で『はてなブログ』へのお引っ越しをさせない限り、このブログ(これまでの『やもり通信』)は“おあずけ状態”である、ということを数日前に知りました。

 

 その“おあずけ状態”がいつまで続くのかわからなかったので、とりあえず昨日、今までの『はてなダイアリー』から『はてなブログ』へのお引越しをしました。

 

 とは言っても、これまで書いてきた『やもり通信』、なんだかんだで8年近く続けてきたので、扱いにくい部分も含めて『はてなダイアリー』のフォームにはかなり慣れていたようで。

 

 それがいきなりこの時期に新仕様で仕切り直し。

 そして、これからこの新仕様で書き綴られる内容はすべて「日本発」になるというこの絶妙なタイミング。

 

 いやホント、心機一転というかなんというか。

 ものすごい区切り感

 

 

 いろいろ新しくなるわけだから、じゃぁブログ名も新しくしてみる? とも思ったのですが、なんだかこれというのが思い浮かばず。

 やっぱり『やもり通信』・・・かなぁ? で思考が止まるので、

タイトルはそのまま やっぱり『やもり通信』

 

 ということで、

 

 2011年、エジプトでの突然の政変による退避帰国をきっかけに書き始めたブログ。

 その後のエジプト生活、次のハンガリー生活、つい最近までのカナダ生活と少しずつ書いてきた『やもり通信』は、ここで一区切りとなり、

 これからは埼玉県坂戸市の西の外れから、ある意味新鮮な日本での生活を綴っていこうと思います。

 

 と言っても過去の記事も、この やっぱり『やもり通信』で全部さかのぼれるようにはなってるようですが。

 

f:id:hiragam:20190101065921j:plain

近所から見た2019年の初日の出

 

********************************

 昨年11月、義父のお見舞帰国をしてからの急展開でしたが、

 子どもたちと義母との4人の坂戸生活にもだいぶ慣れてきました。

 夫は今はカナダに戻り、生涯二度目の単身赴任生活(一度目は初めて父親になった時のモンゴル時代)。 毎日−20℃を下回るような極寒の地エドモントンで一人頑張っているわけですが、頑張れる理由の一つに我らの《どこでも窓》があるようです。お時間のある方は、こちら(👉むらログ: 「どこでも窓」 〜 24時間Zoom)でイマドキの単身赴任のススメもお楽しみください。

 

 

 

せっかくだから「由緒正しい(?)日本でのクリスマス」を実践してみた。


 久しぶりの日本で過ごす「クリスマス」なので、


 そして、やはり何かとバタバタしていて全くそれ用の準備をする余裕がなかったので、


 こうなったら、もう「日本式クリスマス」🎄を楽しんでみる?


 ということで、やってみました。


1.KFCのチキンを食べる


2.イチゴが乗ったクリスマスケーキを食べる




 この2つの実践。
あまりにもコテコテな感じで恥ずかしい・・・という思いもありましたが、そこはもう割り切って。

 と同時に、

 年齢層や生活地域、これまでの生い立ち(?)によっては「なんで、それが”日本式”なわけ?」と言いたくなる人もいるかと思いますが、その辺の経緯・説明は割愛させていただいて・・・


 でも、皆さん本当にクリスマスの日には「KFCのチキン」をお買い求めの方が多いんですね。

 これには、ほんと驚きました。

 午後2時半過ぎに立ち寄った埼玉県内某所の「KFC」では、駐車場には誘導係のおじさんがいて、お店の入口付近で店員さんが予約済みの商品の受け取りか否かを確認したあとで「オリジナルチキンは売り切れてしまいまして・・・」などと言いながらお客さんを列に並ばせ、メニューの説明。

 待ってる間に久々に間近で見たカーネル・サンダースおじさんとお写真撮ってしまいました。

 店内、テーブル席で食べている客さんゼロ。

 皆さん、今晩の「クリスマス・ディナー」のお持ち帰り。
 

 そこから少し行ったところの「シャトレーゼ」の駐車場にも誘導・整理係のおじさんが。

 入口の前には小さなテントがあって、すでに予約をしている人はここで受け取るようになっています。関東地方だからなせる技って感じですね。もっと寒いところだと、テントにいるお姉さんたち、凍えてしまいますよね・・・

 
 店内も「注文➡会計」の列の流れがちゃんとできていて、しかも、皆さん、その流れを乱すことなくサクサクと進んでいきます。

 



 そうして、なんとか形になった・・・いや、由緒正しい日本のクリスマスを実践することができた我が家。


 今朝は確かに「なんか、今までこんなに実感の湧かないクリスマスってなかった気がする」とぽつりとつぶやいた子どもがいましたが・・・この「クリスマス・ディナー」のあとはとても晴れやかな(笑)顔をしていたので、やはり「チキン&イチゴのケーキ」というスタイルは、どこか日本人の琴線に触れるものを発しているのだ・・・そんな確信を持ってしまった平成最後のクリスマスでした。



 2018年ももうあとわずか。

 今年もいろいろなところで、いろいろな皆さんにお世話になりました。

 どうもありがとうございました。

 来年もまたよろしくお願いいたしますm(_ _)m
 
 
 

平成最後のクリスマスの「昭和なツリー」🎄

 
 夫の実家(埼玉県S市)での生活も1カ月が過ぎました。

 義父の入院の知らせで、「とにかく帰ろう」と家族で飛行機に乗ったのが11月21日。

 あっという間に一ヶ月以上が経っていたんですねぇ。

 
 ふと気づくと、もうクリスマス

 本当に久しぶりの「日本でのクリスマス」


 都会に行くと(いや、そんなに都会まで行かなくとも)日本でもあちこちできれいなイルミネーションが見られるはずなんですけど、ちょっとこの辺はそういうのとは縁遠いかな?というエリアなので・・・

 近所で見られるキラキラは、このくらいかも。

 近所の商店街の本屋さんの看板の上のほうが、ちょっと遠慮がちに(?)ピカピカしています(笑)



 そんなひっそりとした環境で迎えることとなりそうな今年のクリスマスにふさわしいものを、かつての夫の勉強部屋(今の私とみどりの寝室)の奥から見つけ出しました。


 さすが、日本のツリーはコンパクト。

 飾ると150cmの高さになるツリーが、こんなサイズの箱にすっぽりと収納されていました。



 そしてまた、「飾り」がレトロ


 モールをねじって作ったと思われるサンタさん・・・? 服がこんな色だけど。




 これもたぶん、サンタさん・・・かなぁ?

 雪に見立てて枝の上に置く綿にも年季が入ってる。




 そして、これ・・・・たぶん、きっと、トナカイ
 

 厚紙で作った十字架や長靴も妙に懐かしい。
 子どものころ、北海道の実家でもこれと同じようなのをツリーにぶら下げた気が・・・。

 昭和のころのツリーの飾りって、どこの家のこんな感じだったんじゃないか? と思わされます。

 「オーナメント」 じゃなくて「飾り」と言いたくなるような、明らかに昭和の香りがするあんなのやこんなのを、なんだかとっても懐かしい気持ちになりながら、みどりと一緒に節操もなく緑色のプラスチック製の枝にくっつけました。


 いろんなところでいろんなクリスマス。

 クリスチャンではないけれど、小さい頃からツリーに飾り付けをしたりしながら「その日」を特別な思いで迎えていたせいか、やっぱりこの時期になると、“今年もこの時期がやってきたのね”という気持ちになります。


 一年の締めくくりの時期と重なるせいもあるかもしれませんね。

 
 最近なんでもかんでも「平成最後の・・・」が枕詞になっていて耳にタコ状態ですが、

 でも、やっぱり言いたくなるもんですね(笑)


平成最後のクリスマス🎄
 
 暖かいところで迎える人も、極寒の地で迎える人も素敵なひとときが過ごせますように・・・